平成15年度 | |
weknow | |
1. | 受験履歴 |
平成14年度 一次試験不合格 平成15年度 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書 |
平成14年度 建築設備士試験 問題と解説
霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 平成15年度 前年度同 |
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3. | 講習会 |
平成14年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成15年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
一次試験 平成14年度は一次対策講習を受講し講師から指摘されたポイントをチェックしひたすらその部分だけ勉強しました。試験情報も少なかったので勉強方法も良くわからず一番重要だった過去問題には軽く目を通すぐらいで、まったく取り組むことなく結果一度目の受験は一次で玉砕でした。 平成15年度は前年と同じく一次対策講習を受講し講習のポイントは時折、復習する程度として主に過去問題に取り組みました。私の場合は電気専門なので建築構造や給排水の計算問題には手こずりましたが最後は自分の専門の精度を上げることに切り替えました。受験してみて建築一般・建築設備は解答に掛かる時間は与えられた時間の半分くらいで解答することが出来ました。 これに対し建築法規は本を持ち込みできるのだから調べれば簡単と受験前に軽く見ていたため午前中は、ほとんど法規の本を調べる時間に費やされてしまいました。 私は、この点で失敗しましたが過去問題から法規集のどこに記載されているか付箋を付ける等の作業を怠らずにしておけば法規はかなり正解することが可能と思います。 一次対策講習は過去問題をしっかり練習しておけば受講は必ずしも必要ではないと思えます。 二次試験 二次試験対策講習会に参加し、そのテキストをもと必須である基本計画の過去問題の傾向を調べました。これにより毎年、高確率で出題されている問題とその年の設計製図の課題により傾向がかなり予測できました。その傾向をテキストから抜粋し箇条書きにし暗記しました。したがって基本計画に関してはまとめ作成以降はまったくテキストを必要としませんでした。実際の試験でも10問中9問が予想通りの出題で解答用紙を文字でビッシリと埋め尽くすことが出来ました。 製図は専門の電気を選択しました。受変電設備の結線図や照度計算などは業務で行っているので特に勉強も必要とせず苦慮しませんでしたが、本試験では時間が過ぎるのが早くて焦りました。直線は定規やテンプレートを使った方が綺麗だし早いと思いますがシンボルの○・□・△はフリーハンドで書くことをお勧めします。また会場で初めて知りましたがテンプレートには規制があります。いきなり図記号を書けるタイプのテンプレートは使用禁止でした。 15年度の試験から論文が無くなって試験時間も前年度から1時間減り5時間30分になりましたが漠然と過ごす5時間30分とは違い、この時間は決して長くありません。 あっという間に過ぎていきます。自分は昼食としておにぎりを2個用意していましたが時間がもったいなくて1個食べるのがやっとでした。まわりの受験者の方も誰も食べてる気配がありませんでした。 時間の配分は重要です。それも適当に「これぐらいかな〜」と決めるのではなく二次試験直前に本試験並みのシミュレーションをしておいた方が無難です。 また与えられた与条件から製図するべき内容をすぐイメージできるようになるくらい練習しておいた方が良いと思います。ここはどうしよう、あそこはどうしようと悩む時間が多いとタイムオーバーとなってしまいます。 |
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5. | その他 |
飲料としてペットボトルに入ったミネラルウォーターを買い机の上に置いていたのですが冷えていたので一時間後位に表面が結露し机の上をビショビショになりましたが気がつかず答案用紙の端を濡らしてしまいました。解答用紙は、かなり質の良い上質紙でしたのですぐにタオルで拭き事なきを得ましたが受験される方は時期的に冷えた飲み物は注意したほうが良いかも知れません。 解答用紙の大きさはA2版サイズで4枚あります。1枚目が必須の基本計画用で残り3枚がそれぞれ選択の空調・給排水・電気に分かれています。試験は長丁場でしたので途中トイレに2回ほど立ちました。サッと立上り試験官とに目を合わせるだけで、だいたい分かってくれるようです。自分はタバコを吸いませんがトイレの横の喫煙所でタバコを吸っている方もおられました。 |
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ぐんまの水道やさん H20.0719投稿 | |
1. | 受験履歴 |
14年度 1次試験合格 2次試験ペケ 15年度 2次試験合格 |
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2. | 参考図書 |
何とか120講 霞ヶ関出版のもの |
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3. | 講習会 |
講習は14年の2次対策(東京の郵政なんとかでやった覚えがあります) | |
4. | 体験談 |
職業 水道や(穴掘りが得意・てぼり) 得意分野は空調全般です 学科は過去問を中心に勉強した覚えがあります かたくならずに『答えを選べばいいんだからくらい』の気持ちでOKでしょう さすがに2次は難しかった 14年はちょっとなめてました まず時間が足りなかった 余裕こいてたら終わっちゃった感じでした 15年は論文がなかったんでよかったです 15年はタバコを吸いに行く余裕がありました 大問題が終わると吸いに行ってた 今は吸えるんでしょうかね?(中央工学校) 携行品は三スケと三角定規のみでOKでした 系統図をいかに早く描くかが問題になってくると思います まあ頑張りましょう! 今、一級建築士に挑戦してます |
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コージェネ屋さん H25.02.12投稿![]() |
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1. | 受験履歴】(受験地:名古屋) |
平成15年度 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書 |
霞ヶ関出版社 建築設備関係法令集 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策建築編 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策空調・衛生編 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策電気設備編 霞ヶ関出版社 平成15年度版 建築設備士試験 問題と解説 学芸出版社 建築設備士試験 120講 オーム社 空気調和設備の計画・設計の実務の知識 オーム社 給排水衛生設備の計画・設計の実務の知識 オーム社 空気調和衛生設備の知識 オーム社 空気調和施工図の見方・書き方 オーム社 やさしい建設設備図面の見方・書き方 第一次試験受験準備講習会 資料 第二次試験受験準備講習会 資料 そして最終兵器がweknowさんから送って頂いた平成8年から13年までの建築設備・空調・衛生・電気の過去問題 |
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3. | 講習会 |
一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会(大阪) 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会(東京) |
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4. | 体験談 |
かなり、古い時代の体験談です。私は、このサイトの管理人さんと同期で、受験しました。その時は現「燃えろ!建築設備士」ではない別のサイトがありましてそこで、管理人さんと知り合いました。そのサイトが、突然閉鎖になってしまい、困り果てている私たちのために、管理人さんこと、weknowさんが引き継いでくれたのです。まずは、この努力と今までのサイト維持・継続に感謝します。 私は名前のとおり、純粋の設備屋ではなく、建築業の各施行管理士でも実務経験と認められない、コージェネを生業としています。ただ、コージェネは建築・土木・配管・電気とすべてに関係しており、この資格から見て関係が薄いのは衛生ぐらいと思います。 そこで、一度挑戦してみようと思いまして、受験を決意しました。そこで、情報を探しているうちに、前サイトに行き着いたのです。そこで、記事を読むうちに、これはかなり自分には難関だと悟りました。そして、軽く後悔しました。そして受験料の高額さも後悔に輪をかけましたが、何とかしなくては!と思い直しました。 一次試験 一次試験は普通に手に入る問題集を基本に何度も過去問題を解いて、理解する事に努めました。やはり、苦手な部分は衛生設備でして、自分で施工した事はまったくなく、イメージが浮かびません。それで、色々な参考書を見て自分の仕事で行く現場で、衛生設備があれば見学しました。その後、講習会がある事を知り、泊まり掛けですが奮発して受講する事にしました。大阪は靱公園のところで、2日間もあり、内容はそれなりに詳しくて、もっと勉強しなくては!と思いを強くしました。ちなみに今までに一番、付箋を参考書に貼った講習会でした。何しろ範囲が広いので、過去問題の傾向分析は非常に大切で、繰り返すうちに何となく、核になる部分が見えてきたと思います。特に法規は内容が更新される可能性は少なく、どんな試験でも点数を稼ぐ事が出来る分野と思います。仕事柄、かなりの範囲の法規を使用する環境にあったので、この部分はラッキーでした。 二次試験 合格してすぐの前年度一次試験合格者用の、二次試験講習会を受講しました。お茶の水駅から歩いて行った記憶が残っています。 この試験はまったく、私の実務とは遠い世界の事で、この講習会に行かなければ、まず合格できなかったと思います。それ程、この講習会は熱気があり、今までの人生の中でこれだけ真剣な講習会はありませんでした。何しろ、会場の席が前から埋まっていくのです。この理由は多分、法定講習はやらされている感がたっぷり、施工管理士講習などは会社の要請で受けている人も多い、しかし建築設備士は、現状もあまり優遇されている資格ではなく、自ら自分のスキルアップのために受験している人が多い事が、この熱気に無関係ではないと思います。 二次試験の問題は私の頃は、過去問題分析をすると順番に蓄熱とコージェネが出ており、私の年度は得意のコージェネではなく、蓄熱の順番でした。それが、却って勉強しなくては合格出来ないとの思いに繋がったと思います。ここでも、過去問題が非常に有効で、いつも出ている部分が見えてくるのです。基本計画などは予想通りの問題でした。私にとって電気が一番簡単で、この電気の部分は電気主任技術者試験などと違い、実務に近いのでややこしい話が少なく、点数を稼ぎやすいと思います。私の中での難易度は、空調は真ん中ぐらいで、衛生と建築設備が難関です。まずは、出題意図が理解できるように図面を読み取る練習を、参考図書を活用して勉強しました。 選択問題は何が、自分で点数を取れるように解答出来るかは、問題を見るまではわからないと思っていたので、一応は苦手も含めて勉強しました。結局、選択したのは実務で使っている電気でした。図面を書いている途中に、旧記号と新記号がわからなくなってきて、焦りました。実務上は、新旧記号が混在していたりしている期間だったのが、混乱を招きました。それ以外は、内容的にも楽勝でした。でも、選択前に確認した他分野の問題は・・・・・やはり、恐ろしい問題でした。(汗) 実際の施工と試験での基本的考え方は、現実的に合わないところもあり、正論の認識と理解、そして正論を疑わない事が、大切でした。そして、この年から論文がないのもラッキーに働いたかも知れません。 |
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5. | その他 |
食事の持参はしましたが結局、食事も水分も摂取せず、トイレにも行きませんでした。製図板は角度を付けられるタイプの物を持参しました。 準備としては、持ち込み可能な法規関係法令集に検索がしやすいように付箋を沢山付けました。縦横を活用して、なおかつ多色の見出しシールを使って分類して、スピードアップを狙いました。これは効果があったと思います。試験前に過去問題を見ながら、法令集を検索する練習もしたので、手が法令集の場所を覚えてくれました。 一次、 二次試験とも、忘れそうな事、つまり苦手な部分は問題を見る前に余白一杯に書き付けて、自らが安心感を持てるように段取りしました。 今まで、色々な受験をしましたが、かなりの難関でした。その分、合格時には幸福感と満足感が大きく、恍惚に浸りました。今回の受験で、実務上も幅広い知識をまかりなりにも、経験したので、建築設備計画するためのポイントはわかるようになり、また施行調整する各業者さんの気持ちも理解出来るようになり、受験して良かったと思っています。 |
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平成16年度 | |
設備屋のひよこさん | |
1. | 受験履歴 |
平成16年 初受験 合格 | |
2. | 参考図書関係 |
建築設備公式活用ブック 建築設備士 試験120講 平成16年版 建築設備士試験 問題と解説 建築設備関係法令集 平成16年版 |
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3. | 講習会 |
平成16年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
一次試験 2月中旬から試験勉強を開始しました。とは言っても、毎日の通勤電車の中でひたすら過去問(平成16年版 建築設備士試験 問題と解説)を読む毎日でした。 本を5回ほど繰り返した後、間違えやすいところを建築設備公式活用ブックや建築設備士試験120講で確認し、取りこぼしの無いように復習しました。 法律のところは、本を持ち込めるということなので、建築設備関係法令集平成16年版に過去問ででたところを全てマーカーチェックし、インデックスで整理しました。それをしたおかげで、過去問の法律については、傾向が見えてきましたのでよかったです。 二次試験 全く出題の傾向等がわからいので、準備講習会にいきました。私は大阪なのですが、16年度は合格発表の前に講習会の募集がありましたので、合格するはず?!と思いこみ申し込みを行いました。(うわさでは、合格発表後では定員で受け付けできない?!と、聞いていたので・・・)そして、大阪地域では2次試験の1週間前でしたので、受験勉強は、ほとんど、まともにできていません。よって、講習会であった電気設備の内容を重点的にしました。(ちなみに私は設備屋です。HNにあるとおりやでぇ〜) 衛生を選択したのですが、ほとんど、ぶっつけ本番だったような気がします。 まぁ、日頃からしているからできるやろうと、自分を信じていました。と言うか、しゃーないですわぁ! 昼食も自由とあったので、おにぎりとお茶を持って行きましたが、全く、口にできませんでした。時間があっとゆうまに過ぎていきました。テンプレートや定規を持参しましたが、最後の方はフリーハンドになりました。2次試験は『時間』をうまく使うかどうかが合否の別れだとも言えます。2次講習会を受けられたら、過去問も教えてもらえるので何度か時間を計りながら時間配分を決めておいた方が焦らなくていいと思います。 最後に、わからないことがあればこのHPで掲示板がありますので、UPして下さい。わかる範囲でお答えしたいと思います。少々、受験代、講習会代が高い資格ですので一発合格しかないと思ってチャレンジして下さい。合格したら、是非、受験体験をUPできる側になることを願っています!!(^_^)v |
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りんさん | |
1. | 受験履歴 |
平成16年 初受験 合格 | |
2. | 参考図書関係 |
建築設備士 試験120講 平成16年版 建築設備士試験 問題と解説 建築設備関係法令集 平成16年版 |
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3. | 講習会 |
平成16年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成16年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
はじめに 受験を決意したのは平成12年でしたが、当時の受験資格は大学卒業で実務経験が8年必要で、実務経験不足だったので、他の資格を取得しながら勉強しようと思い、平成12年から平成15年にかけて「1級管工事施工管理技士」「空調衛生工学会設備士(衛生)(空調)」の資格を取得しました。 一次試験 家には幼児が2人いて集中できないので、昼休みの時間を利用して勉強することにしました。まず、3月から5月にかけて、「建築設備士試験1200講」を一通り読んでみました。この段階ではあまり理解できていなく、巻末の予想問題を解くと40点しか得点できませんでした。 5月中旬に空調衛生工学会が開催している2日間の講習を受講し、その後は講師が言ったポイントだけを復習しました。そして試験の2週間位前から問題集を解いてみると65点位は取れるようになりました。試験の2日前から試験日までは、妻と子供に妻の実家に帰ってもらい、自宅でひたすら自分の不得意な分野の建築と電気設備について問題集を解き、理解できないところを参考書で確認するといったことを繰り返しました。その結果、一次試験は約74点で合格できました。 振り返ってみると、参考書で勉強することは非常に有益ですが、出題されるポイントが限られているので、過去問題を何度も繰り返して勉強するだけでも一時試験の突破は可能だと思います。 二次試験 二次試験対策の情報を得ようとネットを検索し、たまたま知り合った当HP管理人のweknowさんから平成15年度講習会のテキストを貸していただき、出題傾向をつかむことができました。また二次試験の講習会(東京)は最も早い日が、前年度一次合格者用に設定されていた7月31日でしたが、なるべく勉強期間がほしいので合格発表前に申し込んでおきました。 講習会は、出題傾向や予想問題まで解説してくれ、回答の書き方のコツが分かり、非常に有益でした。講習会受講後は必須の記述問題の回答案を自分なりにアレンジしてノートに書き込んだものを記憶しました。また選択問題は衛生を受験することにし、テキストの過去問を1回解きました。そして試験の2日前から、妻と子供に妻の実家に帰ってもらい、自宅で今年出題されそうな問題に重点を置いて復習しました。 受験当日は製図台を持ち込まずに定規で図面を書きました。自分なりに時間配分をしたつもりでしたが、選択問題の1問1問を完璧に仕上げようとした結果、4問目の総合設備図と機械室配置に30分しか時間が残らなく、フリーハンドで書くことになってしまいました。完成させなければ合格は無いと聞いていたので、かなりあせりました。また、ゆっくりと昼食を取る暇はありませんでしたが、問題文を読む時におにぎりを食べ、なんとか昼食を取ることができました。 二次試験を受ける前に実際に試験をやるつもりで過去問を解くのが一番いいと思いますが、講習会から試験まで時間が無いので、この問題には何分と時間配分を考えて練習をするのが効率的だと思います。そして解答を書く時は、採点者に自分の考えが伝われば多少の間違いがあってもいいので、完成させることが重要だと思います。 この資格は受験料が高くて試験情報が少ないため、受験者数が少ないマイナーな資格だと思いますが、業界内では確かな技術を持った人と認められているので、多くの建築設備関係の仕事をしている方が資格取得し、世間から建築設備士が認知されることを願っています。 |
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サップさん | |
1. | 受験履歴 |
平成15年 一次試験不合格(2点足らず・・・) 平成16年 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
建築設備士試験 問題と解説 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) |
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3. | 講習会 |
平成16年二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
一次試験 平成15年に1度勉強していたが、最初から勉強。特に過去問題集(6年分)を最低3回繰り返し勉強。過去問題を勉強していると、出る問題の傾向が分かってきます。法規問題は常にマーカーと付箋で出る所をチェック!過去問題集の次に自作ノートを創り勉強。自分は夜も寝ないで昼ねして暗記しました。(時に電気設備) 二次試験(自分は衛生を選択) 問題の傾向が分からないので先輩から去年のテキストを借り勉強。講習会に参加して、テキストを真っ赤にしました。講義は1回しか聞けないので、何でも良いからテキストに書き込みました。 講師の方が風呂の話にやけに力を入れていたので、これは!と思い過去問題に風呂があったので勉強しましたら、同じ問題が出ました。ラッキーでした。 二次試験は、ほとんど暗記問題ですので、当日暗記していた答えを全て吐き出したと言う感じでした。 二次試験も自作ノートを作成した方が良いですぞ! |
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5. | 最後に一言 |
(1)過去問題集をとにかくやりましょう! (2)二次試験の講習会には参加しましょう! (3)二次試験の時間配分には注意! (本当に時間が足りん!) (4)来年は体験談に投稿しましょう! (5)最後まであきらめないで頑張れ!! (自分を信じて!) |
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すなめりさん | |
1. | 受験履歴 |
平成16年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 参考図書関係 |
建築設備士試験 問題と解説 昭和63・平成5・15・16年度版 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 建築設備士 試験120講 建築設備関係法令集 平成16年版 |
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3. | 講習会 |
一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
受験準備(一次) 建築設備士受験関係の本を買いに行きましたが、関連本の少なさに驚きました。とりあえず「試験120講」と「問題と解説」を購入し、通勤の電車内で「試験120講」を読むようにしました。が、これでは全く試験には対応できないと思い、HPを検索していると「ナゾラ〜さん」のHPにたどり着くことが出来ました。ここで合格者の皆さんが書かれた体験談を読み、一次試験の突破は過去問をひたすら解くに限ると悟り、過去問の作成に取り掛かりました。どうしても問題の下に書かれている解説が目に入ってしまうので問題と解説とを切り離し、さらに「建築一般」「建築法規」「空調」「衛生」「電気」「昇降機」「設備共通」と科目ごとに問題を整理しました。これで年度別、科目別の自作問題集が完成しました。・・・この作業が一番面倒でした。後は問題集をひたすら解きました。無論、一度目は全然わかりませんでした。が二度、三度と繰り返し問題を解くうちに覚えてくるというか・・・ 覚える気がなくても覚えてしまう(目に焼きついてしまう)と言った感じです。科目ごとに解くと、なおさら覚えやすかったです。まさにナゾラ〜さんの「パブロフの犬」状態です。最終的に5回ほどは解いたと思います。どの年度でも90点は越えるようになっていました。参考書は過去問で把握できない箇所を調べるのに使用したぐらいです。 一次試験 実際の試験では見たことのある過去問が出題されているので、拒絶反応を起こすことなく、5択問題が3択あるいは2択問題のように思えました。選ぶまでもなく、そのまま?というのもありました。結果的に「建築一般」「建築法規」「建築設備」すべて70%の正解を得ることが出来ました。一次試験の突破は過去問の反復学習と法令集の扱いに慣れることではないでしょうか。後から思ったのですが、建築基準法も持ち込みが可のはずなので少々重いですが持ち込んだ方が良かったと思いました。 受験準備(二次) 過去の講習会資料を入手していたので、準備講習会の1週間前くらいからテーマに応じた解答を作成しました。講習会を受講し、自作の解答集の足らない部分を補足し、後はひたすら覚えるだけでした。記述式で答えは一つではなく、各設備の概要を自分なりに説明するという感じなので比較的対応しやすかったように思います。ただ電気で受験したのですが、単線結線図はスペースに収まるよう数回練習を行いました。 二次試験 ペース配分が重要だと思います。余裕を見て共通問題に2.0時間、選択問題に2.0時間、総合図と機械室に1.5時間で充分と考えていたのですが、いざ共通問題を解き始めると、あれもこれもと書きたくなってしまい結果的に共通問題で2.5時間近く費やしてしまったと思います。それでもまだ図面はテンプレートを使って書いてました。終盤に図面の間違いと残り時間の少なさに気づき、テンプレートを諦めフリーハンドで作成しました。最後の機械室に到っては、ラフスケッチようなものでとりあえず書いたって感じです。扉は数字の3かアルファベットのmみたいでした。本当に疲れました・・・ 出来上がったのは終了の30秒前です。便所も行きませんでした、昼食も取りませんでした。お茶を飲んだ程度です。二次試験の突破は全ての問題を終了させること。詳細はあまり必要ではなく、設備概要書を作成するようなものだと思います。それと製図板は特別必要ないと思います。 |
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5. | その他 |
専門は電気設備なのですが、せっかくの機会なので他の試験も受けようと「二級建築士」と「一級管工事」を受験しました。「二級建築士」は「建築設備士」の二週間後に試験があったのですが、かなり出題範囲の重なるものがあり、一週間程の勉強で何とかなりました。 もちろん「パブロフの犬」式です。問題用紙も、法令集持込など試験方式も設備士と全く同じです。結果全ての科目70%の正解を得ることが出来ました。 「一級管工事」は専門的な問題もあったのですが、設備士での蓄えがあったこと、問題を選択できること、4択問題であることでこれも一週間程の勉強で何とかなりました。もちろん「パブロフの犬」式です。不思議なことに、やはり70%強の正解を得ることが出来ました。 |
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ISRAYさん | |
1. | 受験履歴 |
平成15年度 一次試験不合格 平成16年度 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書 |
平成15年度 建築設備士試験 問題と解説(平成15年版) 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 平成16年度 前年度同様 |
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3. | 講習会 |
一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
平成15年度は初めての受験ということで、どういった感じの試験なのかを実感してみようという意識だったため、上記のような参考書を購入したにもかかわらず結局は「建築設備士試験 問題と解説」を漫然と勉強しただけでしたので、結果は悲惨な成績で一次試験不合格となりました。感想としては、専門でない電気関連の問題をいかに正解するかが次回の課題だと思いました。 平成16年度は成り行きで会社の先輩に「建築設備士をとります!」と宣言してしまい、また高額な受験料のこともあり気合いが入りました。最初は電気設備の基礎的な勉強をしておりましたが、さっぱり分からず困ってしまいました。そこで方針を変更し自分の専門である空調・衛生は細かく勉強し、電気については難しいものは理解せず過去問題を暗記するようにしました。基本的には過去問題の「建築設備士試験 問題と解説」をきっちり勉強し、過去問題に関連のある事項を参考書で勉強して解答の裏付けをとるような勉強をしました。空調・衛生については、専門といえども実務で経験していないものが少なくありませんのでその辺の落としがないようにきっちり参考書で勉強しました。後悔しないように午前、午後共時間ぎりぎりまで不安な問題を読み返し、結果として空調・衛生の正解の多さが電気の不正解を補う形で合格となりました。 二次試験 一次試験不合格と思っていたので勉強期間は3週間ちょっとしかありませんでしたが、運良く(運悪く?)二次試験前にはお盆休みが7日間ありましたのでそのうち6日間は朝から真夜中まで勉強しました。それと来年の盆休みは絶対こんなことしたくないという気持ちが大きな励みとなりました。必要参考書は空調衛生工学会主催の二次試験対策講習会のテキストで十分だと思います。 基本計画の問題は毎年似たような問題が出ているため、過去問題全てについて問題を見たら反射的に解答できるようにしました。それと一応氷蓄熱、レジオネラ菌対策等の問題を想定しましたが出題されませんでした。唯一、想定外の問題はナースコール設備で、何でこんな問題が出るんだと思いましたが、これはれっきとした電気設備なのですね。建物用途から考えて勉強しておくべき設備でした。 受変電設備の総容量及び契約電力は、事前に床面積当たりの容量を当たり障りのない値で決めておきました。この当たり障りのない値の決定には過去の模範解答及び「ナゾラ〜さん」のHPの掲示板が参考になりました。 製図は専門の空調を選択しました。計算問題、ダクト平面図、系統図、便所平面図については電気設備の配置に困りましたが、見た目不自然でなくかつ多めに書いておきました。それと可動間仕切がくせ者でした。その他の配管、ダクトは実務でやっているので問題ありませんでした。 機械室配置計画は、事前に模範解答から各室の面積比率を決めておき後は1階の水まわりの位置等に注意しながら部屋割りをしました。配置を決めるに当たっての細かな注意点についても「ナゾラ〜さん」のHPが大変参考になりました。一番最後に回した配管系統図は時間との戦いとなりました。 時間配分については、私は、設計条件を読むのに15分、計画の要点に1時間30分、電気容量に30分、計算問題に30分、ダクト図に30分、機械室間取りに30分、便所等平面図に45分、系統図に1時間を想定し、多少の誤差はありますが実際もおよそこの通りの時間となりました。但し、個人的には系統図は最低でも1時間15分はほしかったですね。 私は図面を描くのが遅いことを自覚しているので、5時間30分という時間については受験する前から全然足らないという確信を持っていました。そこで本番ではできる限り問題を見たら反射的に答えを書きまくり、ほとんどの解答は読み返さず常に前に進むように心がけました。唯一、計算問題は予定30分を20分で解答したため読み返しをしてみると、実際つまらない計算間違いを発見しました。結局ほとんど読み返しをすることができずに時間終了となりました。用意したペットボトルのお茶すら飲む余裕はありませんでした。常に書いて、書いて、書きまくったおかげでぱっと見は全問解答しているので良くできているように見えますが、数々の不具合があったことと思います。帰りがけにヘッダー間バイパス配管を書き忘れたのに気がつきました。結果から判断すると、運良く致命的な不具合や勘違いがなく全ての問題を解答したことが合格につながったと思っています(小さな不具合は許される?)。 |
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レキオさん | |
1. | 受験履歴(試験地:福岡・初受験) |
平成16年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 参考図書関係 |
平成16年度建築設備士試験問題と解説 平成 8年度建築設備士試験問題と解説 新建築設備士120講 建築設備関係法令集(平成16年度) |
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3. | 講習会 |
一次試験の場合は、存在を知りませんでした。 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
一次試験 建築設備士の受験は自分にとって一大行事でした、まず地元での試験がなく、近くの地方都市まで行かなければならず、高い受験料+航空運賃+宿泊代等で多額の出費となるばかりでなく、設備設計と言う仕事柄、一次試験の6月中旬頃が最も忙しい時期と重なる為に今まで受験の決心が付きませんでした。 しかし今回は一念発起し挑戦する事にしました。一次の勉強はまず、新建築設備士試験120講から読み始めました。その中で気になったのは、圧力の単位や熱量の単位が旧の単位で記憶されていて、なかなか覚えるのに苦労しました。そして一通り目を通した時期に”ナゾラー”さんのHPの存在を知り、体験談を読んだおかげで過去問題中心の勉強方法が有利だと判断し、それ以降は過去問中心の勉強方法に切り替えて繰り返し問題を4回程度こなしたと思います。また法規に付いては、面倒ですが、問題と法令集を照 らし合わせマーキングをしました、そのおかげで法令集の見方がなんとなくわかるようになりました。(但し旧法規はてこずるので注意を要する。)そして試験前に問題集を解いて見たところ、9割程度の正解率となりました。しかし、試験3日前に風邪をひいてしまい、苦しい受験となりました、一応午前のテストは気力で最後まで残り問題用紙を持ち帰りましたが、午後は頭が痛くて途中にて退席してしまった為に問題用紙は持ち帰れませんでした、翌日からのHPの回答速報では、建築関連に付いてはボーダー以上の点数でしたが、午後試験の設備の方は結果がわかりませんでした。おかげで、もやもやしながら合格発表を待ち、運良くぎりぎりの合格だったのではないかと思います。皆さんの指摘通り一次試験は、過去問題中心の勉強 でなんとかなるかなと思いました。 ※一次試験は、時間的に余裕があっても最後まで残り問題用紙を持ち帰りましょう。 (回答速報で点数がわかるので、二次試験対応がし易いです。) ※昼食は、近くのスーパーで弁当を買い大学の食堂で食べました。 二次試験(衛生設備) 本格的な勉強は講習会翌日からとなりました。まず講習会資料を基に基本計画は予想問題と回答書を作成し暗記しました。また実際に書いてみて、誤字や脱字のないようにし、完璧に記述出来るまでやる事が大事だと思います。基本設計に付いては、日頃から設計業務で衛生設備は行っているのであまり練習せず、主に電気の照明・自火報・放送設備等の図面練習を行いました。試験の後で思ったのですが、CA Dで書くのと手書きの違いがあるので、衛生設備も絶対に練習した方が良いと思いました。15年前までは、手書きだったので自信があったのですが、試験の時に時間が掛かりました、そこで教訓です。練習は是非行いましょう、出来たらフリーハンドで素早く綺麗に書く練習をしましょう。(但しフリーハンドが早く書ける人限定です。) 試験当日は、9:30頃会場入りし受験番号の場所へ座りました。(机寸法=450*1,600程度で、A2の図面の縦がやっと配置出来る程度の大きさで、1人掛けでした。左側に座り、右側には試験答案用紙入れ袋・定規等を置きました。) 試験開始は、10:00で、まず問題をよく読み必修の基本計画から始めました、10問の中でナースコールの問題は予想外でしたので、最後に記入する事とし、その他は講習会での資料を基に覚えているのをひたすら書くのみでした、終了時間は、11:55頃でした、そこでトイレへ行き一息入れて基本設計へと移りました。(見直しは最後で行う予定でした、更に食事は余裕が出たら食べるつもりでした。) 基本設計は、12:00頃から始め、1問目の計算問題(12:00〜12:40)・系統図は綺麗に仕上げてやろうと色気を出して時間をかなり食いました。(12:40〜13:40)機械室の配置はすぐに決まりましたが、空調機械室を忘れて書き直しとなり、かなりあせりました。(13:40〜14:20)浴室廻りの衛生図面・系統図までは定規にて書きました。(14:20〜13:05)時間が迫っての最終図面はすごくあせりました、便所換気はフリーハンドで5分・便所衛生設備もフリーハンドで10分・最後の照明、ファンコイル+配管、スピーカー、自火報もフリーハンドで10分で仕上げ、ぎりぎりの時間でのタイムアップとなりました。二次試験は、時間との勝負だと思いました。合格率50%程度ですので、不合格者は未完成が原因ではないかとその時に深く思いました。結局、最後での見直しが出来ず、食事も取れず、時間がぜんぜん足りなかったのが終わった時の感想です。試験終了後は、自分としては良くやったと思いましたが、ホテルに戻り問題を見ているうちに間違いが発覚し落ち込みました。(トホホ・・) ※二次試験優先順位は、まず全部仕上げる→内容→綺麗に記入する。 ※必ず見直し時間を設ける事。 |
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5. | 最後に一言 |
今回建築設備士に運良く合格出来たのは、HPでの情報量だと思っています。ナゾラーさんにも感謝します。またweknowさん初め多くの先輩方のご指導にも感謝します。 そして今回weknowさんが立ち上げたHPを見た時には、大変感動しました。情報量の少ない建築設備士試験ですので、多くの方が合格する事を祈っています。私の体験談が今後の受験者に微力ながら参考になれば幸いです、また機会があれば掲示板で書き込みたいと思います。 |
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電助さん | |
1. | 受験履歴(試験地:東京) |
平成16年度:一次試験合格、二次試験合格(電気) | |
2. | 参考図書 |
建築設備士試験 120講(2002:第1版)/学芸出版社 建築設備士試験 問題と解説(平成15年版)/霞ヶ関出版社 建築設備士試験 問題と解説(平成16年版)/霞ヶ関出版社 建築設備関係法令集(平成15年版)/霞ヶ関出版社 |
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3. | 講習会 |
二次試験受験準備講習会/空調衛生工学会(東京@7月31日(土)) | |
4. | 体験談 |
一次試験受験準備 この資格の受験を思い立ったのは平成15年の夏頃で、インターネットで調べてみると、もう既にこの年の一次試験は過ぎてました。そして運良く「ナゾラ〜氏」のHPに辿り着くと、平成15年度の一次試験の状況や二次試験に向けての意見交換がされており、私はそれらを拝見しながら、先ず一次試験の突破には専門外の分野の理解と過去問題の反復学習しかないと思いました。 そして参考書の理解から始めようと思い、上記の参考図書を毎日読みました。「120講」を先ず読み、次いで「問題と解説」を読みました。両方とも3回以上読みましたが、一次試験対策として建築士の問題が参考になると聞き、合わせて学習するようにしました。法規は法令集が持ち込めるので、過去問に出た箇所は全てラインを引きました。もちろんその前後の条文も理解するようにしました。 一次試験当日 長い試験時間なので前日は無理をしませんでした。試験会場へは30〜40分前に着き、途中で昼食を買いました。王子の試験会場は予備校を利用しており、左右に二人掛けの席でそれが3列ほどありました。私は窓側の列の窓側でした。試験開始15分前位から試験問題が配られ、注意事項等説明があり、ここでマークシート式解答用紙や問題集に名前を書きます。午前中は「建築一般知識」と「建築法規」で、問題はNo.1から解いていきましたが、解答は問題集にチェックをしました。マークシートへの記入は最後にしようと思ったからです。No.30までが「建築一般知識」で、No.31からNo.50までが「建築法規」です。「建築法規」は法令集が使用できるので必ずそこに答えがあるのですが、建築一般知識」で時間を使いすぎると案外苦労します。また最後の方で、選択枝の均等性を確認するとアンバランスになっているのに気が付き、修正しました。休憩は1時間あり、昼食を済ませたあと、苦手だった機械系公式を暗記しようとノートに書き殴りました。午後の「建築設備」は50問あり、No.1から順番に解いていきました。最後に選択枝の均等性を確認して、自信のない問題の解答に役立てました。私は問題集を持ち帰りたいので最後まで残っていましたが、退席する人が何人かいましたね。試験中に思ったことですが、やはり問題の範囲が広いと感じました。ですので専門分野は100%を目指してください。 二次試験受験準備 一次試験の同夜から「ナゾラ〜氏」のHPで答え合わせが行われた事もあり、早い段階から合否の確認が出来たので正式発表を待たずに、3日後には講習会の申し込みをしました。申し込んだからにはすぐにでも二次試験に向けて何か始めなくてはならないと思い「問題と解説」の巻末や「ナゾラ〜氏」のHPにあった二次試験の過去問題などを参考にして、自分なりに模範解答を作成しました。講習会を受けてからは、解答例を元に16年度二次試験のテーマに合わせて模範解答を作り直して、毎日解く様にしました。二次試験では実際に文章や製図を仕上げなければならないので、模範解答で も手書きを心がけました。必須問題や電気の機器表・結線図、照明配置や排水・ダクト系統まで、そらで書ける様に何度も練習しました。設備室の配置は各室の大きさを覚え、上階の水廻りに注意することを確認しました。 二次試験当日 前日は一次同様無理をせずに早く寝ました。試験会場は同じ場所で、席は二人掛けを一人に割り当てられました。問題用紙が大きいからか早めに配られて必須1枚、選択3枚とも名前を書きました。その時に必須問題が目に入るのですが、ナースコール設備以外は予想通りでした。試験が始まって先ず、設計条件や建物の間取り等を確認しました。必須問題から順番に解いていきましたが、必須問題の回答欄の行は6行あるので、バランスの良い文字の大きさで書かないと行を余すことになります。ナースコール設備は過去問にありませんでしたが、幸い専門が電気ですので普段の設計を文章にして解答しました。選択問題は機器表から始め、必須問題の受変電設備と相違がない様に気を付けました。この機器表の解答用紙ですが、割と記入スペースが小さいです。次に照明配置ですが、計算で得た台数を配置し、シンボル等は定規で仕上げました。次の結線図に入る前に、10分間ほど昼食にしました。食べ終わるとすぐに結線図をテンプレートを使って綺麗に仕上げました。何度も練習したので上手く書けたのですが、これが最後の時間不足に繋がったかも知れません。次に設備室の配置に取りかかりましたが、これに時間を掛け過ぎてしまいました。上階の水廻りを気にしすぎたのと、廊下を上手く配置できなかったので何度も書き直しました。何とか配置図を仕上げて最後の総合設備図に取りかかりましたが、時間が押し迫ってきたので、大方フリーハンドで仕上げました。この問題の図示記号にある機器は大概全部使われるはずですが、一つだけどうしても使い道が解らないものがあり(試験後に気が付きましたが)、適当な位置に配置してしまいました。試験時間終了まで問題と睨めっこしてました。 |
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5. | まとめ |
この資格を受験する方は既に何らかの専門をお持ちだと思いますが、試験範囲が専門外を含んでいるので受験準備は早めの方が良いと思います。参考図書の「120講」は専門外の建築や機械を知るのに利用しましたが、それ
ほど深く解説されていないので理解できない場合は、他の参考書での学習が必要です。「問題と解説」は過去問題集ですので傾向
を知ることが出来ますが、1冊全部を暗記出来たとしてもそれだけでは恐らく合格ラインギリギリだと思います。と言うのは、過去問
と同じ問題が出ることもありますが、ほとんどが新しい(アレンジ)問題ですので「問題と解説」のパターンに慣れてしまうと、いざ問題用紙をめくった時に
面食らってしまうからです。確かに過去問を解けるようになると大丈夫だという気になるのですが、幅の広い学習が必要だと思います。二次試験対策は、今のところ講習会への参加が有効であるのですが、テーマ
に沿った自分なりの模範解答の繰り返し練習が鍵となります。ワープロやCADに指先が慣れてしまっていると、思うように文章や図面が
書けないこともあります。私もちょっと手書きしただけで疲れてしまいました。また夏場の試験会場はクーラーが良く効いているので長袖の用意と、樹脂製の椅子に座りっぱなしなので尻の冷え防止にタオル等の持参をお勧めします。 |
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Aceさん | |
1. | 受験履歴(試験地:東京) |
平成16年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 参考図書 |
建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 建築設備士受験の総合対策(建築編) 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) *以上3冊は各学会・協会に連絡して取寄せ 建築設備士 試験120講 建築設備士試験 問題と解説 建築設備関係法令集 *以上3冊は書店にて購入 建築設備データブック |
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3. | 講習会 |
平成16年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 職務経歴等 |
空調設備設計部門に10年勤務。 一級建築士免許所持。 |
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5. | 体験談 |
5−1).一次試験 <参考書の利用> 問題集及び参考書のうちで、頻度の高かったものは「問題と解説」です。 「120講」は開いたことすらありません。 「総合対策」に関しては、素人に近い「電気設備編」だけが役に立ちました。 「総合対策」は完成度が低く、「建築」「空調・衛生」は早々にゴミ箱行きとなりました。 「データブック」は実務で使っているものです。普段見ない衛生編が中々役に立ちました。 高価な上にデータの掲載がメインの本なので、仕事に使わない方にはお勧めしません。 <法令集> 基準法及び施行令は、全体構成は分かっているつもりなので法令集付属のシールで済ませました。 設備関連法に関しては、出題頻度の高いものには必要最低限のアンダーラインをつけました。 沢山つけると読みにくいですよ。 <勉強方法> 一次試験 「問題と解説」は1問づつ、表は問題、裏は解説のカード形式にしました。大きな単語帳です。 チェック欄を設け、できないものには×。 裏の解説は自分なりに追記していきます。「問題と解説」の解説は決して十分ではありません。 3回もやると、弱点が明確になります。 できない所をおさらいして70点以上取れるように仕上げていきました。 ところが、試験直前に「過去問題で90点以上取れるようにしておけば大丈夫」との書込みを発見。 そりゃそうですよね。新しい問題だって出ますし。慌てて90点以上を目指すことになりました。 これから勉強を始められるのでしたら、過去問メインで進めたほうがいいと思います。 1度目に分からなくても、調べながら2度3度と繰り返すうちに解けるようになります。 「参考書で十分理解して」という王道路線ですと1年では足りません。 <試験> 試験は毎日見ている問題の数字・言い回し・組合わせが違うくらいで、機械的に解けました。 午後の試験は早々に退席したので試験問題が貰えませんでした。 そのためネットで皆さんが答え合わせをしていても正誤が分かりません。 これは後々、二次試験のやる気に影響しました。 できれば最後まで残って貰ってきたほうがいいと思います。 5−2).二次試験 <講習会の申込み> 一次の結果が出ないうちに二次の講習会申込みが始まります。 定員が設けられているのでさっさと申込みました。 東京は恵まれていますが地方の方は宿泊が絡む等、費用や日程の面で躊躇するようですね。 自信を持って二次講習を申込める人って少ないと思います。 <参考書の利用> 講習会配布のテキスト命でした。 内容は一般論、過去の出題分析、及び今回の試験の傾向と対策程度です。 あとは皆さんの実務経験で何とかしてねってくらいの参考書ですが、無いよりはマシです。 なにせ他に選択肢がありません。 <勉強方法> 講習会では事前に発表される二次課題に沿って、過去の出題から類似問題の解説があります。 選択肢がある程度絞られるので、考えられるものの選択肢は全て潰しておきます。 <試験> 解答用紙を埋めないと選考対象にならないと思いますので、とにかく時間内で何とかしましょう。 予想外の問題も出ますが、自分が見たことがない問題は2/3の人は分からないと思い、適当に回答。 時間切れが怖かったので図面はフリーハンドで書きました。 私は東京受験(専門学校)ですが、机が本当に小さくA2用紙がはみ出します。 横は1席飛びくらいで配置され、奥行きも座面+α程度しかなく大柄な人は座るだけでも窮屈そうでした。 筆記用具も沢山並べられません。荷物は最小限にしましょう。 暑いですし盆前で仕事も忙しくなる時期です。 徹夜などはせず体調は整えて望んだほうがいいと思います。 <携行品> 受験票及び試験関連書類 テキスト 法令集(一次) 筆記用具及び製図用具 昼食・飲み物(途中のコンビニで調達) |
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平成17年度 | |
熱血サラリーンさん | |
1. | 受験履歴 |
平成16年度 一次試験合格
二次試験不合格 平成17年度 二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
平成16年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 |
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3. | 講習会 |
平成16年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成17年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
一次試験 参考書・過去問やりまくり。平成16年度は一次対策講習を受講し講師から指摘されたポイントをチェックしひたすらその部分だけ勉強しました。試験情報はこのサイトみてました。結果一度目の受験は一次合格。 二次試験 とにかく講習会のテキスト見ました。結構勉強したつもりでしたが撃沈でした。理由は、的外れ。問題の題目にあった回答を。そして、問題と条件をとにかく頭に入れること。図面が曲者で、これは、ひたすら、書くしかない。得意不得意もあるが、試験の出題傾向から山を見つけることが重要。 平成17年度は前年合格してたので一次はスルー。(今年落ちたら、又、一次試験からだー)私は空調衛生の現場監督(経験10年)法規持込かでしたが、試験中に熟読する時間がないので、どこに書いてあるかわかるくらいざっとおぼえてました。 過去問題から法規集のどこに記載されているか付箋を付ける等の作業を怠らずにしておけば法規はかなり正解することが可能と思います。 一次対策講習は過去問題をしっかり練習したほうがよく、講習もできれば出たほうがよいと思います。お金は惜しまない。 二次試験 二次試験対策講習会に参加し、そのテキストをもと必須である基本計画の過去問題の傾向を調べました。これにより毎年、高確率で出題されている問題とその年の設計製図の課題により傾向がかなり予測できました。これとても重要です。合否を分ける。傾向をつかみ箇条書きにし丸暗記。ほとんど完璧にできました。試験前は何が出るのかどきどきでしたけど。 製図は専門の衛生を選択しました。仕事で系統図や設計図表記ってあまりしません。また、CADに慣れているので勉強に一苦労でしたが、本試験では、山が当たり、時間配分も十分でした。図面って結構時間かかるんですよ。試験勉強中も結構時間取られました。直線は定規やテンプレートを使った方が綺麗だし早いと思いますがシンボルの○・□・△はフリーハンドで書くことをお勧めします。いずれも練習あるのみ。 5. その他 2次試験に落ちたときは、時間配分に失敗し、余裕でお昼ご飯食べてました。そして、合格すると思っていました。でも、今年は、時間配分すると、お昼時間がないんです。したがって、お昼にパンをかじったのは、3時ころでしたかね。大体かけたなーとおもったときに、試験の作業をとめることなく、食べました。それと、あんなに長い時間でしたが、トイレに1回しか行きませんでした。時間ももったいなくてね。おしっことうんちでは3分くらい違うなーなんて考えてました。(笑)たばこを私は吸いませんが、タバコの時間ももったいないですよね。能力がないので、時間を無駄なく使い勝利にむすびつけました。 |
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sageさん | |
1. | 受験履歴(試験地:東京) |
平成17年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 参考図書関係 |
一次試験用 平成17年度建築設備士試験問題と解説 新建築設備士試験120講 建築設備関係法令集(平成17年度) 図解建築設備の知識 二次試験用 やさしい建築設備図面の見方・かき方 建築設備設計基準平成6年版(会社にあったものを借用) |
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3. | 講習会 |
二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
はじめに 長年、電気工事会社で、電気設備の設計積算業務に携わっている者として、取得したい資格でしたが、出題範囲の広さと受験料の高さに二の足を踏んでいました。このHPと出会い、何とかなるのではと思い、受験する事にしました。(うちの会社では、建築設備士受験費用はすべて自腹(資格手当も無し)) 受験準備(一次) 一次試験の二ヶ月前から勉強をはじめました。基本的には、過去問題を繰り返し解くという方法でした。 はじめの10日間は建築一般知識、次の10日間は建築法規、次の20日間は建築設備とし、残り20日間は、年度別に問題を繰り返し解くという勉強法でした。建築法規に関しては法令集に過去問題で出題された箇所全てにアンダーラインを引き必要と思われる部分にインデックスを貼りました。地道な作業ですが、法令集を引く作業に慣れるという意味で、よい練習となりました。 又、専門誌に掲載されていた過去問題は解説がないので、インターネット等で調べたりして理解しました。 受験に用いた過去問題 平成17年度建築設備士試験問題と解説(H13〜H16) 新建築設備士試験120講(模擬試験(実は過去問題の寄せ集め)) 専門誌に掲載されていた過去問題(H3,H4,H6〜H11) ・・・問題と解答のみ掲載で解説無し(H10,H11は問題のみ掲載) ※古い過去問題は、単位をSI単位に換算しなければならない。 又、法規が現在とは違う場合があるので、注意が必要。 一次試験(6月26日) 久々の試験だったので、はじめは緊張しましたが問題を解くうちに落ち着きました。午前午後とも問題はNo.1から解き解答は問題用紙にチェックを入れマークシートへの記入は最後にしました。 時間が余ったので何度か見直し特に迷った問題は答えを変更しました。(変更してしまいました。) この変更が正解から不正解に5問コンバート(不正解から正解は無し)という結果的を招いてしまいました。とほほ。。。迷った時は意外と直感が大切である事を痛感しました。最後に正解番号の均等性(正解番号平均法則)を確認しました。多少、アンバランスになっている事が気になりましたが、あえて変更しませんでした。 ※毎年1問出題されていた避雷針設備の問題は、新JISによる出題となった。 ※一次試験は最後まで残り問題用紙を持ち帰る事。 (答え合わせができ、早めに二次試験対策が可能) 一次試験結果(8月4日センター正答表による) 結果は建築一般知識で24点、建築法規で18点、建築設備で35点の計77点でした。目標を建築一 般知識・建築法規で40点、建築設備で35点の計75点としていたので、ほぼ予定どおりでした。 受験準備(二次) Weknowさんの一次試験解答予測のおかげで一次試験は合格圏内である事がわかり講習会(東京1・7月30日)は申し込み受付日(6月27日)にすぐ申し込みました。8月は仕事が忙しく勉強時間があまりとれないのがわかっていたので二次試験の勉強は一次試験終了の一週間後から早めにはじめました。講習会前は建築設備設計基準等を参考に基本計画の模範解答を作成し、その暗記とWeknowさんの電気単線結線図例を参考に受電設備結線図の作図練習をしました。講習会前に作成した基本計画の模範解答内訳は下記のとおりです。 コージェネレーションシステム計画、排煙設備(機械)計画、給水設備計画、雨水利用設備計画、排水 通気設備計画、中央式給湯設備計画、スプリンクラー設備計画、プールろ過設備計画、身障者用トイレ計画、屋内プール照明計画、アスレチックジム照明計画、店舗照明計画、照明の省エネ計画、電灯幹線計画、自家用発電設備計画、防災電源配線計画、誘導灯計画、非常照明計画、電話設備計画、放送設備計画、自動火災報知設備計画、中央監視設備計画、テレビ共聴設備計画、車路官制設備計画、監視カメラ設備計画、外部避雷計画、集中検針設備計画 空調方式(屋内プール・アスレチックジム・店舗・大空間店舗)の選定、水蓄熱式空調システム計画、 屋内プール排煙設備(機械)計画、受変電設備容量算定は、講習会後に作成 講習会後は、基本計画(模範解答)の修正及び作成(講習会前に作成できなかったもの)、電気設備機器表(基本設計選択問題)の模範解答作成、電気設備計画(基本設計選択問題)に必要な数値表(照明率等)の作成、設備室配置計画(基本設計共通問題)に必要な設備室面積表の作成を行い、後はそれらをひたすら暗記しました。試験2週間前位に、基本設計共通問題である地階設備室の配置計画図と、空調・換気設備・給排水衛生設備計画図の作図練習を行いました。 10日前位からは試験を想定し、時間を計りながら記述する方法で、各問題を練習しました。 ※講習会の受講はきわめて重要。 (二次試験対策の書籍が市販されていないので、講習会配布のテキストは必要不可欠) 二次試験(8月28日・電気選択) 試験会場に開始40分前に着き試験前に朝食兼昼食のおにぎりを3個食べました。緊張して食欲は有りませんでしたが、お茶で流し込みました。一次試験の時は一番後ろの席だったので気が付きませんでしたが、今回は前から2番目で、前後の机の間隔が非常に狭く感じました。実際、図面を書く上で窮屈でした。試験は多少、想定外の問題も有りましたが、とにかく暗記したものを書きまくるという感じでした。 又、電気設備の容量等は統計値を多少アレンジして想定した範囲内にしました。図面はフリーハンドを基本とし、フリーハンドで書きにくい部分のみ定規を使用しました。テンプレートは使用しませんでした。時間配分は基本計画(計画条件の確認含む)に1時間30分、基本設計(電気選択)に1時間30分、基本設計(共通)に2時間、見直しに30分を想定しましが見直し時間含め基本計画(計画条件の確認含む)に1時間30分弱、基本設計(選択)に1時間弱、基本設計(共通)に 2時間弱でした。1時間程度時間が余りましたが、再度見直し、終了30分前に退席しました。とにかく疲れました。 |
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5. | まとめ |
私は一次試験は多くの過去問題を繰り返し解き二次試験は講習会の受講と模範解答の暗記という勉強方法で合格しました。出題範囲は広いですが個々の問題は基本的なものが殆どです。受験される方、頑張って下さい。より多くの建築設備士が誕生する事を願っています。 | |
nogiさん | |
1. | 受験履歴 |
平成17年 初受験 合格 | |
2. | 参考図書関係 |
建築設備士 試験120講 平成17年版 建築設備士試験 問題と解説 建築設備関係法令集 平成17年版 |
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3. | 講習会 |
行きませんでした。 | |
4. | 体験談 |
一次試験 1次試験は、半年前から勉強を始めました。メインは過去問題を繰り返し行い(電車の中で)、初めは40点しかとれませんでしたが試験前には平均して85点取れるようになりました。ですが実際の試験では64点でした。1次試験勉強は基本的に過去問をやれば問題ないと思いますが勉強する上でのポイントをいくつかあげますので参考にして下さい。 ■過去問は繰り返し行っていると答えを暗記してしまいます。よって答えの文章だけをみつけるのではなく他の文章をよく読み5問全てを覚えるようにする。 ■皆さん仕事をしながらの勉強となりますので忙しい時もあると思います。但し最低何分と時間を決めて(ちなみに私は最低30分自宅で)毎日取り組まないと合格できないと思います。 ■出題範囲が広いので自分の専門でないもの(私は構造と電気でした)分野を諦めると絶対に合格できません。専門外分野で最低40点はとれるように勉強しましょう。毎年出るような問題が必ずあるので、そういう問題は確実に覚えておかないと、合格できません。 ■法規に関しては1問につき5つの内容全て引いて、どこに何があると勉強すると時間がかかってしまい効率が悪いです。法規も問題の文章を5つとも暗記し答えとなるものについて法令集を引いてみて下さい。 二次試験 二次試験は講習会を受けようと思っていたのですが貧乏で捻出できず気が付いたら締切日を過ぎていました。そこで昔の会社の先輩で空調衛生工学会の講習を受けた先輩に(H15受験)テキストを借りて勉強をしました。今思うと、そのテキストを借りられなかったら間違いなく合格していなかったと思います。(先輩に感謝!!)過去のテキストで、どのように出題されて、どのように答えればいいのかが解るので勉強の計画が立てられます。講習会は基本的に受けた方がいいと思いますが身近に過去の講習会テキストを貸して貰える人がいれば受けなくてもいいんじゃないかと思います。(結果論ですが・・・) ちなみに私は衛生を選択しました。勉強する上でのポイントを下記に記します。 ■必須問題は全部で10問で毎年必ず出る問題がありますが(4〜5問くらい)その年の課題によって出たり出なかったりする問題も当然あります。課題となっている建物から、この設備は出るんではないかと思うものを想定し予想問題を20問つくり、その解答を暗記を全て暗記する。(実際の試験では予想していない問題はでませんでした。) ■選択問題は「計算問題」と「系統図」については幾つか予想問題を作る。 ■選択問題の「詳細図」につていは課題から問題を想定して「ボイラー廻り」「ろ過器廻り」の配管図を練習しましたが実際の問題では便所の配管図でした(-_-) ■共通問題については専門外の電気について照明、自火報、スピーカー、非常照明のプロットにおける基本的考え方を覚えました。 ■機械室の間仕切り作成については各部屋の面積は過去問題から床面積に対しての%をおおよそ求め大きさを決定し部屋の配置については搬入経路、上階の水場、各部屋の配列(電気室と自家発電気室は隣にする等)のポイントを整理し暗記しました。 ■図面の作図は、直線部は定規を使用し、あとはフリーハンドにするのがベターだと思います。 最後に、 建築設備士は出題範囲が広く専門外の問題が多く出ます。(1次試験)私は会社が総合事務所なので各専門の人に色々教えて貰える環境でしたので恵まれてましたが設備事務所やサブコンの方は専門外の問題に結構苦労すると思いますが、このサイトを通じて色々と情報が収集出来るので是非活用して合格出来るように頑張って下さい。 またHP管理者のweknowさんや諸先輩方の情報をこのHPで収集出来たことが合格できた1番の要因だと自負しております。本当にありがとうございました。 |
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夜のない設備屋稼業さん | |
1. | 受験履歴 |
平成16年度 一次試験不合格(法規2問足らず撃沈) 平成17年度 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
平成17年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 空気調和設備設計計画の実務の知識 オーム社 給排水衛生設備設計計画の実務の知識 オーム社 建築設備士 120講 |
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3. | 講習会 |
なし(自宅から講習会会場が遠いので受けれない(お金がない)) | |
4. | 体験談 |
一次試験 参考書・過去問やりまくり。参考書を使いながらチェックしていくだけ。 16年受けた経験から、約30%は過去問題の転用、30%は過去問題の改良問題、残りは新作問題と感じたため、過去問題をよく確認する。法規は、必ず付箋をつけ大体どのあたりに何があるかを確認する 建築設備の条文は1度はすべて目を通す用にした設備専門関係は、空調、衛生は専門分野なので復習をし、電気は去問題での対応とわからないことは参考書等で確認しました。 二次試験 とにかく過去の講習会のテキストをお借りして見ました。過去問題を参考に自分なりに参考の解答を作成する。とにかくポイントとなるキーワードを見つけ書くだけ書くようにしました。(2次試験用の自作ノートとしてレポート用紙で20枚程度) このホームページをこれにより毎年、高確率で出題されている問題で傾向が検討でき、それぞれの、予想問題を作成し、上記のように解答を作成する。箇条書きで、3〜4つ位の解答を作成できればよいですね。製図は比較的難しくない衛生を選択しました。系統図は必ず出ると考えていたので、受水槽周りと雨水利用の系統図は一度は書くようにしました。仕事は、施工管理が主なので1/100の図面のサイズシンボルの大きさの感覚が掴めず苦労しました(だから、照明を8個しか書かなかったのです) 計算問題は、単位(高校レベル)をよく理解しておけば難しい公式は不要です。 |
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5. | その他 |
私なりの勉強の仕方ですが、まずは過去問題集を各年度ごとに通して4年分やりました。そうすると、自分なりに大丈夫(理解済み)、少し不安、まったくわからないの3種類に分けられると思います。そこまできたら、少し不安、まったくわからないのところを重点的に進めます。 そしたら、また最初から同じことを繰り返し、まったくわからないところをいかに少なくできるようにしていきます。もうひとつ、ただ覚えるのは大変なので、理由をつけます。たとえば、屋内消火設備の1号消火栓の消火水槽の水量は2.6トン/台ですが、これも130L/分の放水が20分できなければならないから2.6トンだという風に覚えるようにしています。そうすれば、必要なことが1度で覚えられますし3つの数字のうち2つでも思い出せればもう一つを出すことができるはずです。 2次試験対策 必要なもの 蛍光ペン2色は必要 問題用紙チェック用の必需品 三角スケール、30cmと15cm、15センチだけでも大丈夫、無いとお話になりませんな 電卓、ルート計算まででよい。 三角定規 製図はこれだけで描きました。30°、60°のタイプがよいと思います。 分度器は、要らない コンパスも要らない 消しごむは2個以上あるとよい(新品で角があったほうがきれいに消せます) シャープペンシルは、0.3mm下書き用、0.5、0.7mmで製図するようにしました。 平行定規、製図板は東京会場で受けるときは、机が狭いのであった方がとても便利と思います(ほとんど使っていないので、使うのに勇気が要ります)ハンドタオル2枚 飲み物、食事が可能なのですが、飲み物が汗をかくのでもっていくべし、後は体力勝負の試験なので汗拭き用 食事は、各自自由に席でとれますが、弁当は食べにくいので不可かも。自分として巻きすしが一番いいような気がしました。 解答用紙は、A2で4枚あります。紙質はケント紙に近いですので筆圧が強いと消しにくくなります。 タバコは試験中吸えますが時間がないので、数時間は無いと思ってください。試験前に吸って起きましょう。私の受けた教室は、(東京)、時計がないのでもって行きましょう。(なくて正直困りました。) 時間配分は、問題用紙のチェックで15分、基本計画の要点で1時間30分、残りが製図、基本計画計算です。ぎりぎりでした。製図については、直線以外はほとんど手書きで描きました。定規を使うときれいですが私の場合時間がなくて手書きとなりました。今回の試験を受けての製図に対する感想ですが、いかにきれいに書くのかより、いかに主張したいことを伝えるのかがポイントだと思いました。正直に言って人に見せられるほどきれいな図面ではないです。 皆様も、試験ご検討願います。 |
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まい&ひろさん | |
1. | 受験履歴 |
平成17年度初受験、一次試験、二次試験合格 | |
2. | 参考図書関係 |
1次試験 平成15年度 建築設備士試験 問題と解説(霞ヶ関出版社) 建築設備士120講(学芸出版社) 2次試験 平成17年度二次試験受験準備講習会テキスト(空調衛生工学会) |
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3. | 講習会 |
平成17年度 二次試験受験準備講習会(空調衛生工学会 ) | |
4. | 体験談 |
■一次試験→64点 ・試験勉強として本腰を入れ始めたのは出願後でした。当時試験を受けるんだという実感がわかなかったのですが、通勤電車の中でちょっとずつ過去問を読んでいました。 ・本格的に勉強を開始したわけではありませんが、最終的には過去問6年分を全て読み上げ、知らない知識の所は「ドッグイヤー」をし、数回読み直しました。 ・過去問を何回か繰り返して読んでる内、傾向が見えてきました。正解を覚えるだけでなく、「なにが間違えているか、間違えた知識か」をキーワードで覚えるようになりました。 ・構造のことなど一般知識も出題されます。私の場合、専門が電気なので建築一般知識はある意味楽しみながら過去問題を読んでいきました。 ・試験2日前、建築法規に関しての対策として、法規の本に出題されそうな法文の所に付箋を全て貼り、すぐに調べられるように準備しました。 ・試験当日は時間配分に気をつけました。分からないところは「ドッグイヤー」をし、次の問題に取りかかりました。解答用紙はマークシートですので、ズレがないかだけは気をつけました。 ・試験時間はちょうど5分前に書き上げたぐらいでした。 ・1次試験のポイントは過去問(最近のものだけでなく、何年か前のものまで)をして慣れること、また法規は確実に点数を稼ぐことと思います。 ■二次試験 ・このホームページで1次の概算獲得点数を確認後、合格の可能性がぎりぎりでしたが、とりあえずは自分のためと思い、早めの二次試験対策講習会を申し込みました。 ・二次試験対策講習会を受ける前、どのような問題がでるのか、またどのような傾向があるのか調べました。 ・二次試験対策講習会を受講。文章を書かせる問題についてはこのテキストに記載されているキーワードを覚えていきました。 ・実際、出題傾向をみてみると、ほぼ確実に出る問題があります(ホームページでも記載されてます)。 これについては暗記できるぐらいにノートに書き続け、覚えやすくするために言葉の「キーワード」と過去必ず出ている問題の「原単位」を覚えていきました。 ・記述問題で全く知らなかった内容(今年だとプール水の濾過方法など)についてはテキストだけでなくこのホームページでの議論やインターネットで調べ、自分なりの理解、解釈をしていったと思います。 ・作図についての勉強は盆休み(試験2週間前)に開始しました。ダクトや給水配管など書いたことがない僕にとっては書き方を「丸飲み」する状態でした。 ・試験1週間前、過去問(前年度)を一度通して行い、時間配分を確認しました。意外と記載問題で時間が食われることを認識。このため、記述問題の回答例は「理由(○○のため)」と「方針(△△とする)」を書くという簡略化した文章でまとめるように心がけました。 ・試験当日、文章編は簡略化文章でまとめましたが、それでも条件の確認および文章編の記載で2.5時間を使用してしまいました。 このため、図面編は、直線以外フリーハンドで作図しました。結局全てを書き上げたのは終了2分前でした。 ・2次試験のポイントは時間配分と出題条件を「間違いなく」理解し回答に反映させることだと思います。 |
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5. | その他 |
・飲み物として1次試験、2次試験ともにお茶を持っていきました。自分を落ち着かせるため、慌てそうになったとき一口飲むことで緊張をほぐすこともできました。 ・特に2次試験は時間に追われます。私の場合流動食を持っていったのですが、とてもとても食事する状態ではありませんでした。ただ、ばてることが怖かったため試験前に昼御飯と考えていた流動食を口に入れました。 |
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tglglangueさん | |
1. | 普段の実務と受験履歴 |
設備設計事務所(電気と機械のみ)勤務(空調・衛生担当) 平成17年度 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
・一次試験用 平成17年度建築設備士試験問題と解説 霞ヶ関出版 平成16年度建築設備士試験問題と解説 霞ヶ関出版 建築関連法令集(平成15年度) 総合資格出版 建築設備関係法令集(平成17年度) 霞ヶ関出版 建築電気設備工学 オーム社 「実務の知識」シリーズ オーム社 ・二次試験用 二次試験受験準備講習会 テキスト |
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3. | 講習会 |
平成17年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
・一次試験 勉強は申し込みをした頃に開始。まずは過去問4カ年分を解く。 専門外の電気が全くわからず(問題文の選択肢の中でわかるものがほとんどありませんでした)、「実務の知識」の基礎編の電気を読んだり、会社の先輩に解説してもらったりしました。 その後、「建築電気設備工学」という本を購入。 これは機械屋さんにはお薦めです! 写真や絵がいっぱいで楽しんで読めました。 試験の3週間くらい前に過去問をコピーして切り張りして模擬試験風にして、時間を計りながら図書館で時間内に解く練習をしました(2回)。法規の時間配分を身につけるようにしました。 当日の試験会場(東京)の雰囲気はユルくて、試験監督は時間通りに始めないし、暫く携帯電話に関して注意されないし(本来は配られる茶封筒に電源を切って封印しなければならない)、かなりいい加減な感じでした。(数人いたスタッフも学生に見えました) ・二次試験 このHPで答え合わせをして70点ありそうだったので、わりと早い段階で講習会の東京会場に申し込みました。(ただし遅い日程のものです。私用があったので)勉強は講習会を受けた日から始めました。 選択:衛生(会社の先輩達で受かった人はみんな衛生か電気だったので。それ以上の理由はありません。) 使った道具:シャーペン0.5mm、消しゴム2個 マーカー4色(空・衛・電・共通でわけた) 三角定規 大・小一つづつ 三スケ 大・小一つづつ テンプレート(主に円を使用) ブラシ(消しゴムのかすで汚れるので) 時計(必須! だと思います。会場に時計がありませんでした) 記述はほぼ丸暗記(特に電気)。正直、プールもスプリンクラーも実務ではやったことない。 ので、テキストと過去の図面を見ながら系統図を書いてみて理解するようにしました。 空調は普段の実務通りだったので特別なことはやりませんでした。 電気は照明の計算と、非常放送のスピーカーと感知器の設置基準を練習して覚えるようにしました。 A2の方眼紙を用意して、一次の時と同様に図書館で実際に5時間半で作図を練習。問題は過去問をそのまま使いました(講習会のテキストに模範解答が載ってるものを使いました)。計2回。 記述問題は右手が本当に痛くなる。10問書き終わることには右手の中指の側面が堅くなってます。系統図はうまく範囲内に納めるのが難しい。どうしても照明器具を多めに書いてしまう(なぜ?)、衛生配管図の詳細は手書きだと本当に小さい! 縮尺1/100の詳細図なんて詳細じゃない! と問題につっこみを入れながら練習しました。 特に詳細図と記述は、難しくないけど時間がかかり、2回の練習共、終了しませんでした。 当日はお茶とカロリーメイトを持ち込みましたが、食べれませんでした。 直線は定規、水栓類と排水金物のような図面中にたくさん出てくるシンボルはテンプレート、スピーカーや火報、照明器具、吹出口等はフリーハンドで書きました。 紙が4枚(共通+選択3枚)もらえるので、使わない選択の用紙を下書き用にして、まずはフリーハンドで作図しました(第4問は各選択で共通なので便利!) ご飯を食べずにぶっ続けでやったおかげか、30分くらいを残して終了。 見直しながら試験終了時間までを過ごしました。 余談ながら、私の後ろの方は休みでした。どのような事情かはわかりませんがなんだかとっても切なかったです。(仕事だとしたら、本当にご愁傷様です) 合格証書は郵便書留でやってきました。内容はペラの合格証書一枚と(記載されているのは受験番号)、お知らせの紙一枚。簡素です。 ちなみに一級試験の時ははがきで通知が来て、都庁まで証書(一級建築士免許証。建築士登録番号が記載されている)を取りに行きました。なので、ちょっと拍子抜けしました。 |
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あおいそらさん | |
1. | 体験談 |
仕事の合間に。 1次試験は参考書(市販)されている物。 2次試験は講習会(これは、絶対にでないとだめです。)アドバイスとしては、時間をかけて勉強する事。 特に、2次試験は実際に書くこと(製図)、計算する事。丸暗記は駄目(ちょっと問題を捻られると、書けなくなってしおまいますよ。)5時間30分ってわりと短いですよ。 あとは、集中力でやる事です。 |
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でーたらさん | |
1. | 普段の実務と受験履歴 |
建築総合設計事務所勤務(設備全般担当)下っ端です。 設備が二人しかいないため、基本計画と事前協議、実施設計の下書き(フリーハンド)、外注設備事務所さんへの指示、 図面のチェックなどが、主な仕事のため、細かい技術的な内容は、ハッキリ言ってあまり知りません。 電気・機械・空調と全部をやらないといけないので、細かい所まで目が行き届かないのです。 ですので、非常に中途半端な設備設計者です。 平成16年度 受けようと思ったが結局断念 平成17年度 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
・一次試験用 建築設備士 試験120講 平成15年度建築設備士試験問題と解説 霞ヶ関出版 平成17年度建築設備士試験問題と解説 霞ヶ関出版 建築関連法令集(平成17年度) 総合資格出版 建築設備関係法令集(平成17年度) 霞ヶ関出版 「実務の知識」シリーズ オーム社 ・二次試験用 二次試験受験準備講習会 テキスト |
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3. | 講習会 |
平成17年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
・一次試験 →81点 ■去年は、仕事が非常に忙しく受験を断念してしまったので、今年は気合を入れて取り掛かりました。 3月くらいから、建築設備士試験120講を、読み始め5月の連休までに、計3回読みながら、兎に角手を動かして必要な部分を書きまくりました。 建築設計事務所での設備全般の仕事なので、広く浅く基礎的な知識が建築・構造・設備に関してありましたので3回読んで書きまくると、何となく合格ラインに達しているような気がしていました。その為、5月の連休は、思いっきり遊んでしまいました。 連休後に、法令集と17年度の過去問題集を購入し、法令集にマーキングを行い、過去問題を解いてみると、平均40点ほどしか取れませんでした。 『今まで仕事してきた経験と、2ヶ月読んで書きまくってきたのは何だったんだ!』と自分の能力の無さを痛感し嫌になりそうでしたが、気を取り直して過去問題を正解部分だけではなく、残りの文章もキッチリ理解しながら、解いていきました。特に法令集については、告示に関する問題が多いので建築設備関係法令集の告示部分は、すぐに引けるように何回も練習しました。 連休後は、試験120講はほとんど開くことなく、過去問と、法令集の引く練習を行いました。 試験前までに、平成11年〜16年度までの6年分を3回解いて内容を覚えることに終始しました。 ■試験当日は、1時間前に会場に入り、6年分の問題で自分が間違えた所を、もう一度読みました。 いざ試験が始まると、頭から非常に迷う問題が続きかなりあせりました。みた事のない問題がとても多かったです。法規の問題はほぼ満点の自信がありましたがそれ以外は、自信が持てない問題が多くありました。試験直後は落ちたかなと落胆しましたが、最終的には一般22点、法規19点、設備40点と十分満足できる結果となりました。 一次試験に関しては、兎に角多くの問題を、何回も解いて、解答する事になれることが重要です。また、法規は、一級建築士の試験と異なり引っ掛けや、ひねりが殆どないので、法令集に書いてある場所が判れば、必ず正解が導き出せます。ここで確実に点数を取れると、その他の科目で見た事もない問題を間違っても、フォローがきくので、くどいようですが法規は満点を目指して練習することが重要だと思います。 ・二次試験 ■このHPで答え合わせをして80点近くありそうだと判たので、空調衛生工学会の講習会の発表後すぐに申込みをしました。 しかし、一次合格がほぼ確実な事で何となくやる気が起きず、結局講習会後から勉強を始めました。仕事が建築総合設計事務所の設備全般という内容なので、設備基本計画をすることが多いため、何とかなるような気がしていました。 講習会で講師の方が、衛生が一番間違えにくいと話していたので、衛生で受験することに決めました。 講習会後は、基本計画の過去問題から、予想問題を作成し、箇条書きで解答を暗記しました。兎に角書いて書いて書きまくりました。 選択の計算問題は、仕事で行う基本計画でいつも行う作業で十分理解していましたから、基本的な、計算方式だけ頭に入れておきました。 平面図プロットやフロー図はフリーハンドで書くことが多かったため、特に気にしませんでしたが、系統図や平面詳細図は、フリーハンドで書いて感覚を確かめました。特に衛生の場合、試験問題用紙の縮尺が小さいため、配管・カラン等を書くと、ぐちゃぐちゃになる可能性があるので何回も書いて、ある程度見やすい図面になるよう練習しました。 ■試験当日は、時間が無くなることを心配して、昼食ははじめから食べるつもりはありませんでした。基本問題は暗記したおかげで、10問全部 ほぼ完璧に書くことが出来ました。が、暗記していた内容が多すぎたのか、この10問で結構時間がかかってしまい、選択問題の時間が少な くなってしまいました。ひたすら解答し続けて、トイレもいかず、お茶も1・2度口にしただけで、最後の機械室配置が終わったのが、終了1分前でしたので、見直しする余裕なしでした。兎に角必死で解答して疲れきった一日でした。 |
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5. | 最後に |
建築設備士の試験は、しっかり時間を取って勉強すれば、必ず合格できる試験だと思います。特に一級建築士のような、いやらしい引っ掛けなどは、ほとんどありません。ただ試験情報が非常に少なく、なかなかやる気を起こさせるための目標を持ちにくいのも事実です。そういった意味で、このHP管理者のweknowさんには本当に感謝しています。そしてこれからもHPを続けて欲しいと思います。このHPのおかげで合格できたと確信しています。 これからは一級建築士に負けない、対等な立場で仕事が出来る資格になるように、自分自身精進したいと思います。 受験される皆さん、ぜひ頑張って合格できる事を祈っています。 |
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Rakangekiさん | |
1. | 受験年度 |
平成15年度 一次試験合格
二次試験不合格 平成16年度 二次試験不合格 平成17年度 一次試験合格 二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
平成15〜17年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 平成15〜17年度 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 |
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3. | 講習会 |
平成15〜17年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
はじめに(受験動機その他) 3年前(平成15年),建築設備士の必要経験年数が短くなった事を知り,蓄えをかき集めて急遽受験を申し込んだのが始まりでした. 最初の年は,同じ年に受験可能となった一級管工事と空衛学会設備士を優先で考えており,建築設備士試験はこれら2つの予行演習扱いという,実に志の低い受験者でした(^^;). この年の一次試験を奇跡的に合格して,欲心が出たか気合いは一気に高まったのですが,いざ二次試験の教材を探そうと,休日に北海道内最大級の書店を数軒回るも見つからず,HPの検索結果もパッとせず.職場のほうは10年近く前に1人合格して以降受験者なしで,実際ホトホト困り果てました.(ちなみに私は官公庁で設計・積算業務に従事してます) 一次試験 平成15年度・17年度とも過去問演習と解答のおさらいに終始しました.過去問は解答の解説が丁寧に作られていると思いますので,これを確実に復習するだけでもそれなりの点数には届くと思います. 建築設備技術者協会の本は過去問の補完用として,主に過去問の解説で取り上げられていない内容の辞書代わりに使いました.辞書代わりという意味では,過去に施工管理技術者や空衛学会設備士の試験で使った参考書も役に立つと思います. あと私の場合,過去問4年分のうち1回を除いて,持込法令集を使いませんでした.点数は落ちるのですが,本当にどこまで自分の身になっているかを確認するには良いと思います.(ただ,「試験場で法令集を引く練習」として,最低1回は法令集を使って過去問を解いた方が良いと思います.)あと私の場合,法令集を一回全て目を通しました.これのお陰で法律の構成がつかめ,本番での検索速度が上がったと思います.法令の構成という意味では,時間があれば(抄)になっている法令も一度全文を読んでおくのをお勧めします. 二次試験 講習会のテキスト以外の勉強は特にしませんでした.(というよりそれだけで手一杯)テキストはページ数が多く,しかも講習会から二次試験までの時間がないので,要点を絞らないと全くの無駄になりかねません.必須問題対策は,まず最初に問題の施設に必要な機能を整理しました.これをやっておくと,テキストに掲載されている各設備の詳細説明も,自分の中で要点を絞って見られるようになり,勉強の効率も上がりました.加えて,予想問題が空振っても多少は対応できそうな自信が持てました. 選択問題は,選択した空調設備の体験になりますが,ただひたすら過去問演習でした.私の場合,業務が官公庁の設計・積算屋さんで,しかも機械工学系学科の出身で建築図・建築設備図とも自分の手で描く経験がありませんでした.そのため二次試験対策は,鬼門となる空調系統図をいかに短時間で仕上げるかと,他の設問で空調系統図に充てる時間をいかに稼ぐかを最大の課題としました.その意味では,過去問演習は内容理解よりも時間配分の訓練を重視しました. 本番では,とにかく全設問解答することを心がけてください.細かいディティールはその後の残り時間ででもできます.私の場合,平成15年度と16年度はいずれも系統図を完成させられず,判定Dの不合格.合格した平成17年度は汚いながら全て描き切りましたが,それでも空調系統図のポンプを一部描き忘れるという大失態をやってます(^^;).時間配分が課題という方は大変多いと思いますので,過去問演習の際には開始前に自分なりの時間割を決められるのがいいと思います. おわりに 受験者の構成を見ると,施工会社・設計会社・官公庁など様々ですが,この試験に関してはそれぞれ得意分野と苦手分野があると思います.例えば私などは,官公庁勤めなので基礎知識を問う一次試験は有利ですが,逆に自分の手を動かす機会が少ないため二次試験は不利といった具合です.こういった自分の得手不得手をしっかり把握したうえで試験対策をすれば,限られた時間で効率よく勉強できると思います. 最後になりますが,この試験の勉強をした3年間に,悔しいながら建築設備士という資格の知名度の低さを痛感させられることが多々ありました.建築士に「建築設備士とは何?」と問われた時にはたまらなく悲しくなりましたし,1年ほど前に出た既存建築設備等の点検強化のお触れ(通達?)では,点検資格者の中に建築設備士が入っていないなど,当時受験生の身でありながら本気で悔しく思ったものです. ですが,建築設備って建物の運用エネルギーや社会的寿命への寄与度では,建築設計と同等かそれ以上に重要な役割だと私は信じてます.だから,その重要さを世の中に伝えるためにも,1人でも多くの建築設備士が誕生するのを心から願っております. 微力ではありますが,私の体験談が多少なりとも参考になれば,この上ない幸いです.健闘を祈ります! |
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大阪の平行定規さん | |
1. | 受験履歴(試験地:大阪、選択:空調) |
H15年1次試験不合格 (H15年2級建築士1次試験合格、2次試験不合格) H16年1次試験合格、2次試験不合格 (H16年2級建築士2次試験合格) H17年2次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
2級建築士試験 標準問題集 霞ヶ関出版社 H15年版 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 H15年版 基本建築関係法令集 (法令編)、(告示編) 霞ヶ関出版社 平成16年度 ニ次試験受験準備講習会 空調衛生工学会の資料 平成17年度 ニ次試験受験準備講習会 空調衛生工学会の資料 |
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3. | 講習会 |
平成16年度 ニ次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成17年度 ニ次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 受験の動機 |
私は、冷凍空調機器関連メーカーの設計で 新営工事においては、現場で建築さん、設備さん、監理さんにご迷惑をお掛けするパターンでした。 一応、1級管工事、学会設備士(空調)、一種冷凍空調、1冷等は合格していました。 監理技術者資格者証も持っています。ちなみに最終卒業学科は化学工学科です。 いつも現場でもめて 迷惑をかけるので 仕方がないので建築でも勉強するかとH14年秋から2級建築士受験の学校に通いました。 建築設備士は、以前にH8年の「問題と解説」を購入していましたが、建築一般知識、建築法規が全くわからず、ダメの状態のまま、放棄していました。 この資格に合格することはできないと考えていました。 2級建築士の勉強を進める中で、建築設備士のH8年の「問題と解説」の問題を見直すと以外と2級建築士の1次試験の問題と似通っていることに気づき、受験手続を実施しました。 |
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5. | 体験談 |
「1次試験」 H15年1次試験は、建築士の勉強を優先し、建築設備士の勉強は全くせずに試験にのぞみました。 H15年1次試験の結果は、建築一般知識、建築法規は、基準点に達しましたが、本業の建築設備がNGという恥ずかしい結果に終わりました。 H16年1次試験は、3月から約4ヶ月間H15年版「問題と解説」のみを繰り返し勉強して何とか合格に至りました。 「2次試験」 しかし、2次試験が何をしたら良いかさっぱりわからず、とりあえず、「ニ次試験受験準備講習会 空調衛生工学会」を申し込んだだけで講習会まで何もしませんでした。 講習会に出てわかったのですが、この試験の2次試験は、講習会に出ない(講習会の資料を入手しないと)と絶対合格はありえないと実感しました。 また、H16年の大阪の講習会は、盆休み初め頃にあり、試験まで1週間あるかないかの状態で、一応、試験まで毎日勉強しましたが、記憶の能力の限界を超え、玉砕しました。 2次試験の評価がCというのもショックでした。 3年目のH17年2次試験は、昨年のニ次試験受験準備講習会資料を元に6月から2ヶ月間、必修問題回答例の暗記と計算問題、機械室の割り方を繰り返し練習しました。 「H17年ニ次試験受験準備講習会 空調衛生工学会」大阪会場に参加し、本年度のパターンの情報を仕入れ、講習会以後は、空調の系統図を暗記し、空調・衛生設備の作図の練習、照明設備の書き方の練習を繰り返しました。 平行定規は、2級建築士の2次試験の時に購入したものです。 2次試験の時に2回とも持っていきました。回答用紙がA2サイズでちょうど平行定規の上に納まるので便利でした。 1年目は、平行定規を持っていきながら、時間が無く、すべてフリーハンドでした。 2年目は、問1系統図以外は、とりあえず、定規を当てて書きました。 やはり、定規を当てて書いたほうが、綺麗に見えます。 持っておられる方は、持って行った方が良いのではと思いますが、あえて、買ってまで持って行くものでもないように思います。 試験の時間配分は下記のように計画しました。 (0)問題読み込み:0.5h (1)必修問題:1h (2)問1系統図:1h (3)問2計算:0.5h (4)問3ダクト:0.5h (5)問4配置:0.5h (6)問4ダクト:0.5h (7)問4給排水:0.5h (8)問4照明:0.5h 計5.5h 問題着手順序は、問題読込→問3→問4→問2→共通→問1と進めましたが、少しずつ時間が押して系統図は、0.5hしかなく、フリーハンドとなりました。 変則的な回答順にしたのは、問題読込が1回で完璧に実施する自信がなかったので、外堀から埋めるつもりで最後に必修問題、問1を実施してまとめると考えたからです。 (1)必修問題:憶えたものと設計条件をミックスし、丁寧に書きました。 (2)問1系統図:「膨張タンクは密閉式とする」が想定外でした。 (3)問2計算:計算まで丸暗記していたのでちょっと捻られて困りました。ほぼ、全滅。 (4)ダクト:可動間仕切りを考慮してダクト接続。 (5)問4配置:通路が単純にならない、変な部屋割りになりましたが、掟破りは犯しませんでした。 (6)問4ダクト:もう記憶が無くなりました。条件通り、記載したつもりです。 (7)問4給排水:雨水は雑用水として便器洗浄水のみに使用する。 「大便器を温水洗浄便座付とする。」の意味が理解できず、上水の接続は実施しませんでした。 (8)問4照明:照明器具4×4配置 天井カセットは、3×2の配置で作図しました。 |
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6. | まとめ |
1次試験は、設備関係者から見れば、いかに建築関係の知識を身に付けるかが重要なポイントとなると思いました。私の場合は、建築士の資格を取ると決心してクリアーしました。 2次試験は、いかにニ次試験受験準備講習会(空調衛生工学会、他)の資料を入手するか、いかに早く勉強を着手できるかです。 これから受験される皆さん!一夜漬けで合格できる試験ではないことは明らかなので、先手必勝で頑張ってください。 |
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blueさん | |
1. | 受験履歴 |
平成17年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 参考図書 |
建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 |
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3. | 講習会 |
二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
一次試験 建築設備士という資格の存在を知ったのが去年(平成16年)でした。 年が明けてすぐにこちらのサイトにたどり着き、本格的な対策を2月位から始めました。 weknowさんをはじめ、皆様方のアドバイスを参考に準備を進めました。 学科に関しては運良く8年分の過去問を入手できたため、ひたすら繰り返す事に決めました。 選択肢は正解以外は全て正しい記述である訳ですから、それらを理解し覚える様に努め、わからないところを「総合対策」で調べるという方法をとりましたが、繰り返すことを重視し、あまり細部にはこだわらず、忘れることを恐れず、ページを進めることを優先しました。 ですから、考えるというよりも読む感覚で進めたのです。先を急ぐとやった事をスグに忘れますが、また戻ってくるからいいや位の感覚でした。 法規についてですが、できるだけ細かく見出しをつけました。 沢山見出しを付けると混雑しますが、繰り返し練習すれば素早く探せるようになります。 専門分野以外での失点は覚悟し、法規で補うという方針でしたが、うまくいったと思います。 学科に関しては、最後まで不安でしたが本試験では8割取ることができ方法は間違っていなかったと確信しました。 一次試験は過去問だけで対応できると考えます。 二次試験 講習会に迷わず参加しました。 基本計画に関しては、模範解答の丸暗記は避けてできるだけ自分の言葉で記述できるよう努めました。記憶する負担が随分と減ったと思います。 私が心配していたのは、基本計画と機械室配置です。 専門分野外で想定外の出題を基本計画でされると、対応できる自信がありませんでしたし、時間が厳しい中で、ゼロから配置を考える機械室配置には相当迷うのが予想されたからです。 それ以外は練習しだいでどうにでもなると思います。 二次試験だけは講習会を受けるべきです。 |
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5. | その他 |
二次試験本番では想像以上に緊張しました。手に力がうまく入らず、基本計画で書いた文字はまるで別人の筆跡でした。 その後は落ち着きましたが、一時はどうなることかと思いました。 プレッシャーが大きかったのです。お金も掛かってますし。 図面は全てフリーハンドで描きました。結構見苦しい出来でしたが内容は十分に伝わるし、完成させることを重視したので迷いませんでした。 結果的には30分程度余裕がありましたが、見直しをする気力が無かったです。 解答欄を全部埋めることが出来ただけで満足でした。 私は電気設備施工業者ですので、どうしても必要な資格ではありません。 給料アップを狙って取得を決意した訳でもありません。 実際、会社に合格の報告をしてもあっさりとした対応です(予想はしていましたが)。 しかし、私にとっては高嶺の花の資格であり、2005年のテーマは建築設備士でした。 その目的を達成できたことが今、大きな自信となって今後に繋がっていくと確信しています。 色々と野心があるものですから(笑。 最後になりますが、管理人のweknow様をはじめ、こちらのサイトを訪れている皆様には 本当に感謝しています。ありがとうございました。 今後もこちらのサイトを応援させていただきたいと思います。 |
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電設士さん | |
1. | 受験履歴(受験地:福岡) |
平成15年 第一次試験不合格 平成16年 第一次試験不合格(受験日:6/20) 平成17年 第一次試験合格(受験日:6/26)、第二次試験合格(受験日:8/28) |
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2. | 参考図書 |
平成15年版 建築設備士試験 問題と解説(発行:霞ヶ関出版社) 平成17年版 建築設備士試験 問題と解説(発行:霞ヶ関出版社) 建築設備士試験 120講(学芸出版社)、建築設備関係法令集 平成15年版(霞ヶ関出版社) 図解建築現場用語辞典(発行:ナツメ社) 第二次試験受験準備講習会 資料((社)空調・衛生工学会他) [課題:屋内プール、アスレチックジム等の運動施設を併設した商業施設] |
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3. | 受講講習会:第二次試験対策(受講地:福岡、講習日:8/5) |
平成17年 建築設備士試験 第二次試験受験準備講習会(主催:(社)空調・衛生工学会他) |
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4. | 体験談 |
受験のきっかけ 電気新聞の記事で平成15年から建築設備士の受験資格の緩和が記載していたのを読んで存在を知り、電気を専門とする私ですが、なぜか少し建築士へのあこがれがあり建築の問題も出題されることから受験してみようかなと思いました。 第一次試験 ・平成15年成績結果(総得点:49)建:14、法:12、設:23 私は電気が専門で建築・空調・衛生はまったくの素人で、また受験申請をしてから参考図書を探して勉強を始めたから勉強期間が短かったので、お高いお試し受験程度な気分で受けました。成績は思ったより上乗?だったので次年頑張ろうと思い直しました。 ・平成16年成績結果(総得点:52)建:13、法:12、設:27 転勤で3〜5月は、とても忙しく引継などや新しい職場での職務で混乱しながらの受験だったので撃沈。でも前年より総得点が若干アップしたからよしとした。 ・平成17年採点結果(総得点:62)建:17、法:16、設:29 建築一般及び建築設備は6割弱の正解だったが、建築法規が8割正解できたので、なんとか合格基準点に達しました。やはり建築法規で得点を稼ぐことが肝心です。前年の受験で過去問を追いかけていけば合格するものと確信したが、この年の受験で思い直しました。やはり講習会の受講の必要性や私が参考にした図書では十分な得点は得られないものと感じました。今回の受験はたまたま運よく合格基準点に達し合格しましたが、うぬぼれることなく第二次試験に望みたいと思いました。 勉強方法(平成15年〜平成17年) 建築一般の勉強で分からない用語は「図解建築現場用語辞典」をひいて、ある程度調べまくりました。それでも載っていない用語もあれば分かったような分からないような用語がだいぶあり困難を極めましたので過去問を重点に勉強するしかありませんでした。 法令集は平成15年のまま2年経ちましたが、そのまま受験。建築法規は5肢問題もすべてどのページに記述されているが、すべて一回以上目を通し確認しました。平成12年を境に建築基準法の建築設備関係がかなり動いていたので平成12年以前の問題は条例をさがすのに苦労しました。また一応法令集を見なくてもある程度解答できるような実力は身につけておいたほうがよいかと思います。 数年に渡って受験される時は、だいぶ法令がかわったようだったら思い切って法令集は買え替えた方がよいです。(平成15年の受験のとき私の周辺の席の受験者で使い古された数年前の法令集を使って受験されていた方がいましたが、いくら使い慣れていても法令がかわっていれば意味がないと思います。) 建築設備は電気設備はだいだいわかりましたし、わからなくても調べる方法が容易にわかりましたので苦労しませんでした。やはり空調・衛生設備がわかりにくく、これも過去問を重点に丸暗記するしかありませんでした。 参考図書で、建築設備士試験120講がありますが、結局ほとんどこれは開くことはありませんでした。実際時間があれば、これも結構参考になるものでしたので勉強してみたかったです。 講習会(平成15年〜平成17年) 基本から勉強をしたく、また、講習資料を参考にしたいことからも受講したかったですが、いずれの受講年も仕事が忙しく時間がとれなかったので断念しました。 時間とお金にある程度余裕がある方は必ず受講した方がよいと思います。たぶん 試験当日(平成15年〜平成17年) どの年も3時間試験2セット、計6時間みっちり時間を余すことなくトイレにも行かず受験しました。問題用紙を持って帰りたかったわけではありませんでしたが、さすがにその日は疲れました。でも単純に1問当たりの回答時間を計算してみれば、約3分半ですね。意外に短いような長いような。 試験後(平成17年) 自己採点をしましたが、私の参考図書では全問中35問程度しか解答がわからず、こちらのHPに頼らざるえませんでした。(weknow様、みなさま感謝しております。) 第二次試験 勉強方法 こちらのHPの採点で合格基準点に到達していることを知り(最終的に2問正規解答と違いましたが点数は変わらず)、第二次試験の勉強を始めたかったのですが勉強方法がわからず。 とりあえず平成16年建築設備士試験「第二次試験」の合格基準等を丸暗記し第二次試験対策講習受講後から本格的に勉強を始めても十分間に合うというみなさまの助言から受講してから講習資料を参考に勉強しました。 私はちょっと無謀にも試験一週間前ぐらいにも第二種電気主任技術者一次試験の受験にもかかわっておりました(結局結果は2科目部分合格でした)。 基本計画は独自で予想をたて講習資料の模範解答を参考に計画要点を覚えた方がよいと思います(私は30通り以上予想をたて覚えました)。また一応回答は箇条書きにしてもいいと思いますが、なるべく文章にして回答欄を埋めつくし、核心をつくようにしたほうがなお、いいのではないでしょうか。並びに回答欄が埋まらなかったらどんな些細なことでもいいから回答したほうがよいです。たぶん 基本設計製図は選択問題で電気設備を選びました。私は普段JwCADで製図してばかりでしたので実際に紙に書いて練習してみました。記号をいくら正確に覚えていてもやはり実際に紙に書いてみると少し勝手が違いますので、そのような方はフリーバンドで素早くかけるよう往復して練習されたほうがよいです。 講習会 (社)空調・衛生工学会他主催の講習案内は第一次試験終了後しばらくしてから公表されたと思います。 申込みについて第一次試験に合格したものと確信ができなかったですが締切が合格発表日。悩みに悩んで発表3日前に申込みを出しました(もし不合格だったら勉強感覚で受講するつもりでした)が、いざ行ってみると当日も受講申込みを受け付けており、ちょっとショック。しかも定員100名に対し30名程度しかいなかったと思います。 この第二次試験対策講習は、やはり第一次試験合格者はいずれの方々も受講した方がよいかと思います。(課題建築物によってその建築設備特性・特質が多少異なりますから) 余談ですが実は講習会翌日にある電気管理士の試験を受験しようかと思っていましたが受験申請をするのを忘れてしまってました。(結局ケガの功名だったかも?) 眠くなるような講習でしたが、あめをなめながら受講したら、なぜかすっきりした気分で受講できました。 第二次試験受験準備講習会 資料は過去4年分の模範解答が載っていましたが、肝心の問題である建築条件があまり載ってませんでしたが、なんとか平成15・17年の建築設備士試験問題と解説で平成14・16年の建築条件がわかりました。ついでに必要ありませんが、平成14年以前の論文の模範も載っているのかなと期待しましたが、あらず、ちょっと残念。 私は平成17年が不合格になったら次年は一から自分を鍛え直すためにもNVE教育システム主催の講習を受けるつもりでした。(高額な受講料で近いところで大阪での受講になりますが) 試験当日 第一次試験と同じ受験会場でしたが、なぜか道に迷ってしまい、早めに会場に着きたかったのですが、開始ぎりぎりに到着、ちょっと焦りました。試験は3人掛けの机を1人で使えましたので、余計な荷物が結構あっても妨げにはならず、のびのびと受験できました。 試験時間5時間30分ですが、やはりこの試験も時間を余すことなく受験しました。 時間配分を決めて望みましたが、そのとおりにいかず。基本計画は、予想どおりの問題でしたが文章がまとまらず、繰り返し予想問題を覚えたつもりでしたが、書き直しの繰り返しで、思ったより時間を消費してしまいました。 設計製図は定規やテンプレートできれいに書こうとすると時間が足りなくなるので、とにかく採点者が採点できるようなフリーハンドの設計図を書くことか肝要だと感じました。(個人的なこだわりで反射的にきれいに書いてしまいましたが、結局自分の首を絞めることになりました。) 私が実際試験で使用した道具以下のとおり、製図板(平行定規付き)、テンプレート(丸・四角)、直定規、蛍光ペン、製図用テープ、電卓、三角スケール、字消し板、シャープペン、消しゴムだけでした。他にもわざわざ購入しましたが、使わず(使えず?)、ちょっとがっくり。 試験中はお茶などの飲み物を少し飲みながら進め、昼ご飯は、予想どおり食べる暇なし、流動食で書きながら済ませました。トイレは2回ほどしか行かず、てっきり試験官がついてくるものと思いましたが、単身で行ってもよかったです。 最終的に見直し時間もなく、終了1時間前になると間に合わないと思い、超特急でとにかく混乱しながら書きまくり、なんとか運よく終了1分前に完成させました。恐らく生涯で一番慌てたと思います。 回答用紙回収中に試験官から自分が選択しなかった選択問題用紙(空調・換気設備と給排水衛生設備)に受験番号が記入されていないことを指摘され、これも慌てて記入しました(みなさまもお忘れなく)。 試験後 昼食抜きで連続5時間半。やはり、この試験も疲れ果てました。帰宅途中でゆっくり数ヶ月ぶりに一杯飲みながら(試験勉強中、断酒してました)中途半端な夕食をとりました。 ホッと一息して後日自分が書いた解答を思い出してみたら、あちこち間違いが発覚。ちょっとがっくりしました。(みなさまも私みたいに超特急に回答すると、後悔しますので、お気をつけて余裕をもって回答できるように頑張ってください。) 間違いとは以下のとおり ・基本計画 排煙設備の計画についての要点で、「建築計画上の制約をなくすため〜」から書き始めず自然排煙なのか、機械排煙なのか区別をつけず、いきなり機械排煙計画を書き始めた。 ・基本設計計画(選択問題:電気設備) 第3問単線結線図で避雷器の手前に「DS」の書き忘れと避雷器の仕様を「LA」としか示せなかった。 第4問(1)各設備室の配置計画図で給湯設備室に2か所以上出入り口を書かなかった。 第4問(2)ドアガラリの書き忘れとFHF32W2灯用の図示記号を設問の記号を使わず、蛍光灯40W2灯用の図示記号で記載した。 第二次試験が終わって2ヶ月後、ようやく発表日。建築技術教育普及センターのHPを職場のパソコンから閲覧。そのときはまだ発表されておらず、自分のメールチェックをしながら時を待ち、更新ボタンを数秒ごとに押して、9時30分に受験番号発表。てっきり名前が載るかと思っていたので、ちょっとがっくり、それでも自分の受験番号を見つけたときは疑いながらもよく見て読んで、とてもうれしかったです。 翌日、簡易書留で合格証書が届いたときに本当に疑いなく、合格したものだと実感しました。 |
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5. | その他 |
私にとってこの試験は第一次・第二次ともほとんど終日時間を費やして疲弊し、難易度も決して低くはない試験でしたで、なるべく肉体的にも精神的にも盛時時期に受験し、若いうちから早期に合格したほうがいいと思います。(年寄り?にはちょっときついかも) でも、この試験はたいへん勉強になりました。電気事業法や電気工事士法ぐらいしか知らなかった私でしたが、この試験を通して、建築基準法を知り、昇降機のことや学校の階段や教室天井高まで些細なことが法令で定められていたことに感嘆し驚きました。この試験を合格し受験勉強をしただけでもたいへん有意義なことでした。(だれに向かって礼すればいいかわかりませんが、ありがとうございました。) 3回受験してようやく合格しましたが単純に3回分の受験料だけでも10万を越えるので経済的にちょっと厳しかったですが5年毎の更新講習も廃止になった今、更新もなく一生涯になりました。 みなさまも建築設備士は受験料が高く知名度が低いなど社会における貢献度に危惧していると思われますが評価とか価値とかに捕らわれずに自らの職務の向上と思い、あきらめず頑張ってください、こんな私でも合格できたのですから。そして合格したら、建築士にも負けない設備屋を目指してください。 きっといつかは法令が改正されて建築設備士にもいいことがあると信じていきましょう。 (くるしまぎれのいいわけ?) |
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53でも一発で合格できますさん | |
1. | 受験履歴 |
平成17年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 参考図書 |
平成16年版 建築設備士試験 問題と解説
霞ヶ関出版社 平成17年版 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 平成16年版 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 平成16年版 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 平成16年版 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 平成16年版 建築設備士試験120講 学芸出版社 平成17年版 建築設備関係法令集 霞ヶ関出版社 * 平成16年版の参考書は、平成16年の一次試験受験準備講習会のテキストとして購入したもので、平成17年版は受験年に新たに購入したものである。 * その他、二次試験の参考書は、本ホームページで紹介されているもの全て。 |
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3. | 講習会 |
平成16年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成17年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
はじめに 私は、現在53歳ですが、32歳から45歳まで職場の昇任試験にどっぷりつかり、こちらが一段落したので、資格試験にチャレンジすることになりました。 まず、自分の専門はいつでもとれると思い込み、(これが失敗のもとになりました)不動産屋の資格である、宅地建物取引主任者にチャレンジすることにしました。しかし、これまで昇任試験で自分のやりたいことや家族サービスを犠牲にしていましたので、46歳の一年間は、自分や家庭の目一杯の充電期間としました。 47歳から宅建の試験勉強を始めることになったわけですが、宅建は日本で一番メジャーな資格試験でおばちゃんでも受かると聞いていたので?、神田の三省堂に行き一番薄い教科書と問題集を買い、教科書にある勉強のやり方に書いてあったことや、自分でも問題集の過去問だけをやれば受かるだろうと思い込み(第2の失敗のもとになる)、試験勉強をはじめました。勿論、過去問はほとんどマスターしましたので、過去問に関しては合格ラインを軽く超えるまでになりました。ところが、現実の試験となると、宅建はメジャーな試験だけあって、熟成しきった問題ばかりで玉砕しました。翌年も同じ問題集ベースの勉強でしたので応用がきかず再度玉砕しました。あとで良く考えると、おばちゃん達が合格しているのは、宅建の専門学校に30万円前後の金額を掛けて勉強しているので2〜3千円の問題集だけではかないません。(昔の資格試験はこの程度でよかった、管工事・冷凍機・ボイラーなど) ゴルフと同じでスリーパットしそうなのと、人事異動で建築畑から土木畑に異動したこともあり、2年間冷却期間をとりました。 51歳になり、再度宅建にチャレンジし今度は、自力勉強ですが、教科書と参考書は一番厚いものを選び、教科書から勉強の基本にもどり勉強しました。その甲斐があり3度目の正直(合計5年 )で合格することができました。 やっと本題の建築設備士についてですが、翌年の52歳の時は、宅建登録のための実務経験取得の講習会や、簡単な試験があり、建築設備士と重なるため、建築設備士は翌年の53歳で受けることにし、52歳の昨年は、平成16年度一次試験受験準備講習会だけを受講することにしました。 一次試験 前書きが長くて申し訳ありませんでした。しかしながら、この前書きにほとんど「53でも一発で合格できます」のヒントが隠されているのでごめんなさい。 昨年の16年受講した受験準備講習会では全ての教科書や問題集を注文し、受講に望みました(受講料と教科書台の金は惜しまないこと)。受講の要点は、ラインマーカーで絶対でる問題は赤、出るかもしれないものは黄色、自分で出ると思ったものは水色のアンダーラインを引きました。講習会は5月なので今年受験勉強をするまで忘れないように、教科書や参考書にできるだけ、講師のアドバイスの書きこみをしました。その後、宅建の実務経験を取得の勉強などと今後始まる建築設備士の勉強時間をさくための下準備(自分の趣味を充分やること)のため、建築設備士の教科書や参考書は本棚の奥に封印いたしました。 いよいよおまたせしました本題ですよ。平成17年1月4日仕事始めと同時に、建築設備士の試験勉強を開始しました。これまで、仕事の余暇時間は遊んでばかりいたので、勉強に慣れるため一日30分の勉強時間から始めました、建築設備士は宅建と違いメジャーでなく歴史も浅い試験なので、試験のガイダンスやこのホームページでも教科書重視ではなく問題集重視で書かれているようですが、前書きにも書いて分かるように、53歳でも一発で合格するには、受験勉強の王道である教科書をじゅっくり勉強してから、問題集を勉強すべきです。若くて頭の回転が良く(ペンティアム4)記憶力もよければ、教科書をさらっとやつて問題集でもいけるかもしれませんが、頭がさびついて(ペンティアム2)暗記したものはぼろぼろ忘れるようでは、絶対に教科書からやり基本をしっかり頭の中に叩き込み、問題集でその記憶を実戦に使えるものにすべきです。この反復勉強が重要なのです。我々中高年受験者は、ギリギリの合格ラインまでしか行かないと思います。プラスアルファーの応用問題を解く点がどうしても必要です。勉強の近道はないのです。(結局はこれが一発で合格できる最短の近道で2年やるよりはるかにお得なのです)。一発で合格するには、時間と金(受講料と教科書代)は惜しんでは合格できません。 建築設備士試験問題と解説や建築設備関係法令集は、昨年の講習で購入したものとは別に17年版を新たに買い求めました。また、たまたま三省堂に寄ったところ、建築設備士試験120講がありましたので、即座に買いました。この本は、解説をコンパクトにまとめてあり問題も基本的なものなので、外出先や電車の中での勉強の仕上げに有効でした。 勉強は計画的にやり、自分なりに行程表を作成し実施しました。勉強の順番は先ず自分の分野で得意の空調・衛生をやり、次に建築で最後に電気にしました。おおよその行程は一科目1ヶ月ペースでやり、1月から始めましたので、3月にはひととおり終わる予定でしたが半月程度遅れました。勉強の最初の頃は30分程度しかやらなかったのでこれが響いたようです。しかし、3月ぐらいから勉強が習慣となり一日2時間を勉強の目安としましたが、仕事などの都合で時間がこのとおりいかないことが多いので、休みの土日は、集中的に少なくても3〜4時間程度は勉強するようにしました。 4月中頃からは、問題集を中心の勉強にシフトし、教科書と問題集の反復勉強のパターンにしました。また、120講を毎日かばんの中に入れて持ち歩き、通勤電車の中で乗ってから降りるまで必ず一項目は勉強するようにしました。往復で2項目は少なくても消化でき、その他昼休みなどを活用して勉強しました。 5月まではこのパーターンで勉強し、法令集は最後の6月に講習会でアドバイスのあったところや、教科書で出そうなところだけを中心に読みどこに書いてあるか程度の読み込みをし、最後に重要なところは赤のインデックス、その他は青色のインデックスに色分けして整理しました。しかし、今思えば、教科書で勉強した都度法令集を当たる勉強の方が手間はかかりますが、苦労した分頭の中に残るとともに、検索も早くなったと思います。また、120講の模擬試験を実際の試験時間と同じで行い採点し、試験途中のラップタイムをとり、ペース配分を考えました。年をとると頭の回転が悪いので、若い人より余計な時間がかかるようです。問題にもよりますが2回読むこともあります。なお、計算問題は必ず後回しで行いました。結果としては、一様、合格圏には入っていますが、問題の内容が過去問が主体でしたので楽観はできないと思います。本番では過去問と同じの問題は出ると思わないことです。 試験の2週間前から有給休暇を上手に使い計画的に休み、近所の図書館で缶詰状態で集中的に勉強しました。試験の前の金曜日から休み暗記の効率の一番良い時期に最後の集中勉強をしました。また、重要な公式は教科書から抜き出しで、レポート用紙にまとめ集中暗記しました。SI単位についても、我々おじさん族は、感覚的になじみがないので、換算値などもまとめました。 いよいよ試験当日です、前日は、正月からの苦労の総決算と思ったことが間違いで、気持ちが高ぶり(年寄りはこれだからこまる)、眠りが浅い状態でしたが朝6時に起き、まとめた公式や出るところをさらった復習し、8時30分に家を出て、自転車で9時に着きました。しかし、途中、普段行かない道なので迷い、着いた時は大汗をかきました。一様予備のTシャツを持参したので着替えることができました。さらに、当日は特に暑い日でしたので短パンで自転車をこぎ、試験会場で長ズボン(ジッパーで短パンから長ズボンにできるタイプです)にしました。なお、試験会場にはペットボトルの飲料の自動販売機があるので、100金ショップで買った保温ケースだけを持参するとベターです(私は小型ステンレスのポットに氷とお茶を持参しました。終わった時これを飲むと格別です)。それと、試験が始まると冷房が効きすぎますので、カーディガン程度は忘れずに持参すべきです。 それから、一次試験は途中でトイレにいけないので、当日はなるべく水分は控えめにすべきです。特に中高年の受験生は絶対に守るべきです。本来、水分補給は大切ですが、試験時間が3時間ですので、この場合健康に逆らってもしかたがありません。 試験の内容ですが、計算問題は最後にし、法令集を見て検索しなくてはならないものも、計算問題の次に後回しにしました。その甲斐あって、模擬試験ほど時間は余りませんでしたがなんとか、計算問題のあぶなそうなやつの検算や、法令集関係の詳細な検索もでき、まあまあのペース配分でした。なお、解答の番号が一箇所に集中していないかなども確認できました。 最後に、繰り返しになりますが、中高年の受験勉強は教科書をベースに問題集との反復勉強が一発合格の極意です。決して、頭が柔軟で応用のきく若い受験生が、過去問をちょこちょことやればできるような記述に、惑わせられないことです。 二次試験 先ず、二次試験の始まりは、一次試験の終わった時、となりの若い受験生に二次試験対策講習会を受講するかどうかの判断材料となる、一次試験の自己採点をどうやってやるかと聞いたところ、インターネットで検索すると模範解答がでていることを知ったことから始まりました。なお、一次試験の帰り道でも学会以外の受験準備講習会のパンフレットを配布しており、資料要求のはがきを出すと模範解答をもらえます。 早速、家に帰り冷たい冷たいビールをグイット飲み、これまでの疲れを癒したあと、インターネットを見たところ、あるではないですか本ホームページが。その後、自分の解答番号を入力するとともに、自己採点いたしました。なんとなんと合格しているではないですか。宅建以来、惨敗続きでしたので、喜びも倍増です。しかも、50歳代の合格者の少ないこともあり、二次試験のへのファイトが沸いてきました。 次に、空調衛生工学会の二次試験受験準備講習会受講のため、学会に電話して受講の申し込みをいたしました。しかし、7月30日の講習は満員で、31日の講習会に滑りこみで受講申し込みができました。二次試験の合格は絶対にこの講習を受講できないと合格できないと言って過言ではありません。また、なるべく勉強時間を多くとるため、自己採点を早くし、早期の講習会に参加すべきです。 講習会の受講申し込みを済ませて、早速二次試験の勉強を始めました。このホームページで、講習会のテキストだけでの勉強で充分とありましたが、絶対一発で合格したいという一心で、このホームページにある参考書を神田の本屋を回り全て取り揃えました。 中にはほとんど不要のものもありましたが、自己啓発にもなり試験以外の勉強にもなると思い買い求めました。しかし、本ホームページ上で購入した方が効率的だと思います。 少しばかりの宣伝でした。勉強だけには金を惜しまない主義でいきましょう。 購入した本は参考までに、「建築設備図面の見方書き方」「見方・かき方 屋内配線図」「考え方・まとめ方 屋内配線設計」「空気調和設備の実務の知識」「給排水衛生設備の実務の知識」及び高等学校の設備学科の教科書(参考書の中で一番安い、三省堂購入)です。 この中の参考書を使い、本ホームページの予想問題の解答を専用のノートに作成いたしました。講習会でも同様のことが想定されますが、幅広い知識が必要と思い,あえて2度手間でも講習会までのツナギでやりました。この場合、先に購入してあった、空気調和設備の実務の知識や、給排水衛生設備の実務の知識の計画の項目などの章を参考としました。そのほか、実際に自分で設計に携わった温水プールの図面や、プールろ過機メーカーや熱源機器メーカーのカタログなどが参考になりました。 そのうちに、二次試験受験準備講習会の受講日となり、早めに会場に着き前の方の良い席を取りました。因みに、後ろの方だと、OHPなどは殆ど見えません。また、合格の可否がこの講習会にかかっているのでICレコーダーで録音もしました。特に、苦手の電気は説明が早口だったので後で聞きなおすのに役に立ちました。 早速、次の日から、講習会のテキストを使い想定問題の解答のノート作りにとりかかりました。講習会の前から一通りの予想問題の解答を専用のノートに作成してありましたが、自分で作成した解答との違いに驚きましたが、素直に講習会の解答を基本としてノートづくりにとりかかりました。 後は、ひたすらノートのみの暗記に専念しました。講習会前に作成した解答例は、プラスアルファーのオプションの解答例として、一通りやりましたが、講習会後に作成した解答例は、完全暗記して空でも言える程度までやりました。自分としては、これで落ちればやりようがないくらい、二次試験の勉強は短期間なので頑張りました。 また、二次試験は時間との戦いとこのホームページにもありましたので、自分なりに模擬問題をつくり作成時間を計測して時間配分表を作成しました。 いよいよ、二次試験当日となりました。選択は、講習会でもアドバイスしていた、一番点数の取りやすいとされる「衛生」です。一次試験の時のように大汗をかくと大変なので余裕を持って家を出て、一時間前に着いてしまい暑い外で少し待つことになりま、した。昼食は、ほとんど食べられないと聞いていましたので、マラソンのサービスステージの感覚で、バナナや保温ケースに入れたウイダーゼリー(家で冷凍したので融けて丁度よかった)及びペットボトルのスポーツ飲料、それにいらいらした時ようにミンティアのドライハード(アサヒ)を持参しました。これらは全て、食べたり飲んだりでき有効でした。試験途中で弁当を食べるのは時間的にも雰囲気的にも止めたほうが良いようです。 試験の内容的には、建築設備基本計画があれほど暗記したものが、なかなか出てこないので時間がかかつてしまいました。また、受変電容量で面積などの数値が当然想定質問と違い応用が利かずてこずりました。コジェネについてもこの分を含ませるか迷いました。 計算問題は衛生を選択しましたが以外と簡単で時間を節約できました。系統図も予想より上水と中水だけでプールがなかったので以外と楽に書けました。地階設備室平面図は、いろいろ考え過ぎで手間取りました。エイヤの気持ちも大切でと思います。製図用具はテンプレートしか使用しませんでした。このためにウン千円の平行定規を銀座イトーヤで買い求めましたが、試験前の説明で斜めの線が引けるものは不可と言われましたので使用しませんでした。つまり、平行定規で使えるものはないと思います。なお、製図版とT定規は不要です。我々、中高年に受験者にとって、CADに毒されておらず?、手書きの図面になれていることは、若い受験生より有利な唯一の点です。 また、試験の始めの建築設備基本計画が文書の作成なので、指が疲れ製図の問題の時には、指がツッテしまいました。日頃パソコンばかりで書く訓練をしていない人は、事前に5時間30分、書きつづけられる訓練も必要と考えます。筆記用具としては、記述問題はシャープペンシルでかまいませんが、製図は先を丸めた鉛筆のほうが良いようです。 建築設備基本計画は、解答用紙にも問題が書いてあるが、問題集の問題は詳細にかいてあり必ず問題集のほうの問題を良く読み解答すること。契約電力の常時供給分を見逃してしまい、非常用も書いてしまった。また、シャワー室の計画図に配管口径まで書いてしまいました。 試験中の現実のラップタイムは、以下のとおりです。やる順番は自分なりに入れ替えてあります。設計条件の読み込み11:00〜11:15、基本計画の要点〜12:45、機器表の計算問題〜1:30、便所などの配管平面図〜2:15、地階設備室平面図〜3:00、シャワー室等の空調・衛生・電気の計画図〜3:35、系統図〜4:20、見直し〜4:30で10分の余裕がありました。 終わりに 大変長くなりましたが、二次試験の勉強中にこのホームページが大変参考になりましたので、もし合格できればお礼として、仕事がどんなに忙しくても、必ず体験談を書きたいと思っていましたので、今回の投稿となりました。また、これから受験される中高年の受験者、及び若い一般の方の受験のための参考や、自己啓発の一助になれば幸いです。 さらに、このホームページを管理している方に、感謝を申し上げます。 現在、建築設備士の登録料22,050円も払い込み、試験のことを全て忘れた正月を迎えられそうです。 |
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サラリーマン15年目さん | |
1. | 受験履歴(受験地:東京) |
平成15年 第一次試験不受験、不合格 平成17年 第一次試験合格、第二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
平成15年版 建築設備士試験
問題と解説(発行:霞ヶ関出版社)? (分厚い解説付きの問題集だった記憶が・・・) 平成17年版 建築設備士試験 問題と解説(発行:霞ヶ関出版社) 第二次試験受験準備講習会 資料((社)空調・衛生工学会他) [課題:屋内プール、アスレチックジム等の運動施設を併設した商業施設] |
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3. | 講習会 |
平成17年建築設備士試験 第二次試験受験準備講習会(主催:(社)空調・衛生工学会他) | |
4. | 体験談 |
受験のきっかけ 規制緩和?で実務経験8年→平成15年から建築設備士の受験資格の緩和が記載していたのを知っていたので、1級建築士よりはとり易いかなと思いチャレンジすることにしました。 第一次試験 ・平成15年成績結果:不受験・不合格 受けなかったので当たり前ですが、試験の1週間前に子供が溶連菌とやらで熱を出し、試験当日は旦那がその病気をもらって40℃近い熱を出し、とりあえず朝まで徹夜で勉強しましたが、機嫌の悪い旦那とママ行っちゃうのという子供を置いていけず、申込金を捨てました(笑)。 ・平成17年成績結果:多分60点 試験の間近まで以前使った参考書を探しましたが、一向に見つからず、3日前にようやく新しいのを買えば良いのねと気がつき、試験の週の木曜日に会社の帰りがけに買い、電車で読んで、前日(土曜日)の子供の昼寝の間に読んで、当日早起きして家から受験場所まで読み続け、午前の試験が終わってからは、机でおにぎりをくわえながら、また続きを読んで・・・とあまり手を動かさず試験となりました。午後の試験は勉強不足のためかあっとゆーまに終わってしまい、子供のことも気になったのでさっさと帰りました。おかげで自己採点が午前の分は大体正確に出来ましたが、午後の分は不明となり、自己採点では58−59点かな・・・多分だめねと2次試験発表まで勉強はしませんでした。あと、法規の勉強は一切しませんでしたが、1級建築士を5年ばかり受けて結局受からなかったもののそのときの経験のおかげでなんとかなったみたいです。また、15年も仕事をしているとなんとなくわかる部分もあるのかもしれません。 第二次試験 ・前年受けた後輩が講習会を受けないと受からないっつーのでとりあえず合格発表の翌日申し込みました。でも、結局講習会まで勉強もせず、講習会の資料から一通りの予想問題&予想回答を作り、それを暗記するのみでした。系統図、詳細図等もフリーハンドで講習会資料を写して、要所だけ覚え試験当日となりました。私はゼネコンの設備設計を15年ほどしてますが、図面を書くのが好きだったのでCADで図面をこそこそ書いていたのが幸いしたようです。結局講習会1日+お盆の丸2日程度と試験前日の数時間を当てただけでしたがラッキーで受かったようです。 当日は三角定規(15cm程度)とテンプレート(三角、四角、丸がかける程度)を持っていったのみです。照明・空調機・水栓を書くのにテンプレートは役に立ちました。おにぎり&おちゃは昼頃図面を見ながら食べました。2時ごろには図面も書き、文章も一通り書いたものを5回ぐらい見直して、トイレに一度行きましたが、これ以上は出来ない&寒さに耐え切れずと退席出来るようになってすぐぐらいに早々に退席しました。クーラーききすぎで、上着を持っていかなかったことを後悔しました。 どんな感じの試験なの?&携行品等々このホームページはとても参考になりました。2回目で結構あっさり受かったので苦労した気分はあまりないのですが、今年はちょっぴり頑張った・・それが報われたいい年でした。皆さんの体験談すべて読んで参考にさせて頂きました。ありがとうございました。 |
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riverdogさん | |
1. | 受験履歴 |
平成16年 一次試験合格 平成17年 二次試験合格 |
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2. | 参考図書関係 |
建築設備士 試験120講 平成5年版 建築設備士試験 問題と解説 平成16年版 建築設備士試験 問題と解説 総合資格学院一級建築士テキスト(法規、計画) 建築設備関係法令集 平成16年版 |
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3. | 講習会 |
平成16,17年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
勉強法については、ほぼ皆さんと同じなので自分なりに工夫した点を述べさせていただきます。 一次試験 ・設備対策 過去問題を中心に勉強しました。平成16年度版の過去問集を書店で購入した他、知人から平成5年度版を入手し勉強しました。(平成5年度版からも若干出題がありました) 120講に関しては何度か通しで勉強しましたが、勉強に時間がかかる構成だと感じました。(実際あまり試験の役には立たなかったと思います。) 法規に関しては過去問題をやった際に法令集にインデックスとアンダーラインを引き試験時の時短になるよう心掛けました。 ・建築対策 一級建築士受験時の資格学校のテキストを使用して勉強しました。資格学校のテキストは構成がシンプルで要点が頭に入り易くオススメです。中古なら安価で入手が可能です。 二次試験 給排水衛生を選択 親切な方に過去のテキストを貸していただき、勉強は早期に開始できました。順調でしたが 一年目・・・・・・落ちました。 丁寧に図面を書こうとしすぎたのと、試験中気が緩んで時間不足になりました。 問題3、4に入った時余裕があった(と勘違いしました)ここで一度気が抜け、じっくり構えてしまいました。が、意外にボリュームがあり、気の緩みが戻らぬまま時間を消費しました。 業務上図面をCADで作成するため、作図中考えてしまい、手が止まる事が多く(コピー&貼付の多用のツケでしょうか)多大な時間を費やしました。 また、後で考えようと解らない問題を後回しにしたのも時間不足に拍車をかけました。 問題自体の難易度は高くなく、完全に気の緩みと作戦ミスだっただけに非常に悔いが残りました。 二年目 試験勉強として、とにかく図面を手書きで書きまくりました。(特に機器の周りのバルブや、立上、立下、分岐等)体が暗記するぐらい繰り返しました。 おかげで、書漏等のケアレスミスは激減しました。 問題1対策としても文章をノートに繰返し書き、暗記しました。勉強中も常に時短を意識し集中して行いました。 万全で試験に臨んだつもりでしたが、実際は時間ギリギリとなりました。 この試験の構成は基本的な問題を集めたものなもですが、量が非常に多く肉体的にも精神的にもタフな試験になると思います。 事前に通しで過去問題を解き、自分の能力と試験のボリュームにどのくらいの差があるか認識した上で勉強を始めると、能率が上がるのではないでしょうか。 |
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平成18年度 | |
赤いスラローマーさん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年度 | |
2. | 受験体験談 |
2006年10月26日…長い戦いが終わりました。 昨年電験3種、1級電気工事施工管理技士を取得し、昨年11月から勉強をスタートしました。 今までのテストと異なり参考書が極めて少なく、また試験範囲が広いというとっつきにくさを感じながら…が、設備士は3,4年前から取得したいと考えていたこと、この業界ではそれなりに(?)ステータスがあること、ゼネコンの設備担当者が取得するには(設備全般の知識が多少なりともあるため)有利と聞いていたので、是非ともと思い、暑い夏もあまり遊ばず、日々仕事と家族サービス、勉強に努めた。 結果的に試験に合格したが、業務におけるスキルもアップしたこと間違い無い。 1. 勉強の仕方 ・ weknowさんはじめインタネット上に過去合格者の勉強方法が記載されているので、自分のスタイルに合いそうなものを参考に方針を決める。 2.1次テスト ・ 過去問を中心に勉強し、わからないところを参照書でひたすら確認して憶えていく(弱点を減らしていく) 3.2次テスト ・ 講習会に行く(必修事項です)。その時に配布される資料がものすご〜く役立つ。 ・ 図面をいっぺん書いて、シンボルの大きさ、機器配置等の感覚を身につける。 以上が私のこの資格取得に対するまとめです。参考にしていただければ幸いです。 |
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波乗り設備さん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年度 1次試験合格 2次試験合格(選択衛生) 職種は設備全般(空調衛生昇降機ほか)の設計積算施工監理です |
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2. | 使用図書 |
建築設備士試験 問題と解説 建築設備士試験の総合対策(建築、電気、空調衛生) その他設備関係用語集や百科事典などを補足的に(オーム社) |
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3. | 講習会 |
1次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 2次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
1次試験 とにかく過去問を5年分繰り返し解きました。理解不足が明らかに解ったので総合対策を購入し講習会に参加しました。結果として過去問で解らないところは総合対策で理解を深めて記憶を確かにするといった勉強法となり5回目の演習ではほぼ9割以上を理解し正答することが出来ました。法規の問題は法令集を早く引くことが出来るようマークや付箋を付けて、直前期には法令集を使って過去問を回答しました。1次試験は過去問演習を中心に総合対策で理解をアシストし、法令集を該当場所が早く見つかるように工夫し若干の訓練をすると良いのかもしれません。ちなみに1次試験は自己採点で75点でした。とにかく過去問を5年分以上用意して3回以上繰り返す!が王道のように思えます。1次対策講習会は経験の多くない方や過去問への確実な理解に自信のない方には有効かと思います。 2次試験 早めの対策が必要と感じ、当HP回答予測での自己採点で合格圏内に達していると確信したので一番早い日程の2次対策講習会を申し込み講習会までの間は入手できた昨年講習資料を読み込んでいました。 対策講習会当日は前列を確保し配布されたテキストに講義メモを書き込みました。前列にいると説明は聞きやすいし板書も見やすく質問もし易いためにメリットは多かったです。講習会終了後は兎に角書いて覚えることに努めました。計画の説明文、選択の計算問題、系統図、平面図、部屋の割り振りなど全て過去問集から解答用紙を拡大コピーしたいわば仮想解答用紙に書きまくって勉強しました。講習会は受かるためにどんな勉強をしていけば良いのか大まかな方針なり受験テクニックを教えてくれる場であり、試験に合格する詳細な知識の詰め込みは自分で行う必要があると思います。2次試験の選択問題で空調か衛生か大いに悩みましたが講師曰く「衛生の方が受かりやすい」とのことでしたので迷わず講習会直後から衛生の対策に特化しました。試験前日まで講習会のテキストのみを頼りに追い込みをかけましたが、1問あたりの分量が多いので今日は計画の空調と選択の系統図といったように日々共通問題と選択問題を小分けにして組み合わせ勉強していきました。試験当日はとにかく噂通り時間がとても重要な要因になりました。食事は問題の解答が一区切りしたときにゼリー飲料やおにぎりを食べましたが正解でした。脳がかなり糖分を消費していて筆記作業で腕も疲労しているのでスタミナ維持に役立ちました。ちなみに弁当を食べられる雰囲気ではなかったですし余裕も有りませんでした。結果として時間内に全問回答することが出来て15分程度の見直し時間も確保できました。回答内容ではとにかく講習会でアドバイスのあったキーワードとキーになる図示は忘れないように心掛けました。 2次試験終了後中小規模のミスが数ヶ所判明し不安になりましたが過去の受験者からは致命的なミスが無く全問バランス良く回答できていれば可能性はあるとのコメントがあったので希望を持ち続けて発表を待ちました。結果は合格でしたのでおそらく判定基準はあまり細かいポイントまで追跡してこないのかな・・と感じました。やはり2次試験の優先順位は 「まずは全問回答→見直し確認検算→綺麗に仕上げる」 なのでしょうね。 結果が合格で何よりだったのですが、合格までの1次・2次対策勉強がもう既に実務でも役に立っており合格という結果よりも、その過程で得てきた知識や規則法則が大いなる財産であることを実感しています。試験でもなければこんなに必死に覚えようとしないですからね!人間は。合格不合格だけが試験勉強の結果ではなくその過程で得たもので「おっ俺は伸びたな!」って思える瞬間が増えることも重要なことなのでしょうね。 試験勉強中から私にはそんな瞬間が増え始めてましたよ。 |
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ketokanさん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年度 1次試験合格 2次試験合格(選択空調) | |
2. | 使用図書 |
建築設備士試験 問題と解説 平成18年版、平成14年版 | |
3. | 講習会 |
2次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
〇一次試験 過去問をひたすら繰り返すことです。 幸いなことに先輩から平成14年版も入手できたので私は8年分を3回ほど繰り返しました。 業務に役立つこともありましたが本音は「高い受験料捨ててたまるか」でした。そのおかげで試験は80点以上を取得。 早く終わりましたが帰ってこちらのサイトで答え合わせをするために最後まで退席しないで残りました。 〇二次試験 建築士で二次試験を落ちたこともありあのイヤな感覚は絶対に味わいたくないと思い一次試験の次の日から対策を始めました 。まずは図面の手書きのスピードアップから。そうこうしているうちに対策講習会突入。 この講習をしっかりマスターすることです。マイノートを作ってひたすら暗記でした。 〇試験当日 まずは基本計画は勉強した内容そのものだったのでひたすら書きなぐり続けました。製図ですが空調選択は当初から決めていましたが空調系統図が過去問とちょっと違った傾向だったので迷ったこともあり途中で衛生に変えようかなとも・・・ あとは機械室も微妙に悩ましい与条件で参りました。 結局は時間との戦いでした。 どれだけ基本計画を早く終わらせられるかでしょう。 〇ポイント ・一次試験は過去問を繰り返す。 ・二次試験はその年の講習会テキストを丸暗記。あとは時間配分対策。 ・孤独との戦い。わからないことはここのページで質問。 ・高い受験料をモチベーションにする。 以上少しでも参考になればと思い書きました。 みなさんがんばってください。 そしてここのサイトに感謝です。 |
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3k業種さん | |
1. | 受験履歴 |
H16.17.18 | |
2. | 体験談 |
3度目の正直で合格しました。 このHPには1次回答合わせ等随分助けられました。 私の様に複数受験する人が少しでも減ればと体験記を載せさて頂きます。 1年目:1次合格・2次敗退 2年目:1次免除・2次敗退・B判定(2次試験講習受講) 3年目:1次合格・2次合格(2次試験講習受講) 全て選択は衛生にて受験 正直3度の2次試験の中で,1番出来の悪いと思われる物が合格となりました。 1次試験はこの試験を受けようとする人であれば過去問を4年分やれば合格する事は間違いないと思います。 問題は情報と時間の無い2次試験と考えます。 3度の2次試験で感じた事は,基本計画がこの試験の大きな比重を持っている事。そして求められているのは,どの様に高品質の設備を配置するかではなく,計画建築物に対し,受験者がどの様な考えを持って設備を配置したかを問う試験であったと思います。 (基本計画)一般的設備知識を持って自分の考えを明確に説明し,設備配置を説明する。事実過去2年は講習に1回行ったにも関わらず,品質上の注意事項を記入し落ちていたと思います。講習を受けなかった1年目は完璧にその傾向で受験しました。講習の模範解答を丸記述しても微妙に違う所で減点となっている様です。 (2年目の体験より) (計算)衛生は,変な所に引っ掛けがあります。それをクリアすれば得点できると思います。 (図面)汚くても書いてあれば問題なし。事実今年度は、ひいき目にみても落ちたと思う位汚い物でした。 只系統図は,計画建物に即したルート記入が必要と思われます。事実系統図以外は線引きも使わず書いて時間が多少余り,見直しの時間もとれました。選択平面・共通平面共必要物が全て記入されていれば汚くても問題がないのだと思います。 少しでも皆さんの参考になればと思います。 |
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Mハゲさん | |
1. | 受験履歴 |
@平成10年度 1次不合格 A平成16年、17年度 受験申込も業務多忙で受験きず B平成18年度 1次、2次合格 |
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2. | 使用図書 |
・建築設備120講(平成10,16,17,18年度版) ・過去問題と解説(平成10,12,16,18年度版) ・3団体2次講習テキスト(平成18年度版) |
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3. | 講習会 |
・3団体2次講習(平成18年 福岡) | |
4. | 体験談 |
@1次試験 平成10年度は、勉強を始めたのが1ヶ月前位で、しかも十分に集中することができず敗退したような記憶があります。今年はその反省で、3ヶ月前から過去10年分の問題を4回程度こなしました。毎日少しずつでしたが、かなり頭にインプットできました。継続は力なりでしょうか。120講は1回程度、さぁーっと流した程度です。重要なのは過去問、しかも過去4年程度ではなく、最低でも6〜8年程度をこなしたほうが安心だと思います。試験結果は自己採点で71点でした。 A2次試験 1次は多分大丈夫だろうと考えて、7月始めには早々と3団体2次講習を申込みました。金額を投資することで、絶対に今年で決める決意も高まりました。しかし、2次の対策はこの講習が全てと考えていたので、8/8の講習日までは一切勉強しませんでした。その分、受講以降は集中して勉強しました。とにかく講習会の内容に基づいたノート作りとその暗記、過去問の反復が全てでしょう。ノートは3日程度で40ページ作成しあとはひたすら暗記。過去問題は5年分を4回程度繰り返しました。これはひたすら雑紙に書きまくりでした。ただし、家族とキャンプにも行きましたし、プールにも行きましたし、酒も普通に飲んでました。短時間集中で取り組みました。まあ、最後の2日間は一日中勉強してましたけど。当日のできは85点位でしょうか。とにかく覚えたことを全て吐き出しました。全て仕上げる事、ポイントを押さえて解答する事、見直し時間を確保する事が重要だと思います。時間がもったいないので、オールフリーハンドで仕上げました。おかげで1時間の見直し時間も確保できま したし途中でおにぎりもお茶も飲食しましたし、トイレにも行けました。 |
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5. | 終わりに |
これほど集中して勉強したのは久しぶりでした。ただ、昨今の設備業界を取り巻く残念な状況。。。この逆境をばねに、機械系の自分ですが年明けはまだ未取得の消防設備士甲4、来年は1級電気施工、そして一度トライして失敗している一級建築士に再チャレンジする闘志が湧いてきています。もう40歳を直前に控えてますが。。 | |
UVERさん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年度 一次試験合格 二次試験合格(選択 衛生) | |
2. | 使用図書 |
建築設備士試験問題と解説(平成18年度版) 建築設備士120講 建築設備関係法令集(平成18年度版) 二次試験受験準備講習会テキスト |
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3. | 講習会 |
3団体主催二次試験受験準備講習会 | |
4. | 体験談 |
@一次試験 このサイトの体験談などを参考にし、「過去問を繰り返し勉強しておけば十分合格できる」という事を信じて、過去4年分を7回位繰り返しました。過去4年分では足りないというような情報もありましたが、私の場合は選択肢全てについてどこが正解でどこが誤りかも把握し、わからない用語などは120講を補助的に見たり、インターネットで情報を収集しサブノートを作り、過去4年分の内容を完璧に理解するまで勉強しました。ここまでやれば4年分でも十分足りると思います。自己採点では79点でした。 A二次試験 問題は二次試験です。情報量が少ない上、普段設計業務ではない私は何をどうすれば良いかさっぱりわかりませんでした。そこでこのサイトに書き込みをし、「二次試験講習会に参加すれば何とかなる」という回答を信じ、とりあえず7/31の講習会に申し込み、それまでは一切勉強しませんでした。確かに講習会を受けてみて勉強方法、試験の傾向が見えてきました。以後基本計画はテキストを参考に20問予想問題を作成し、完璧に憶えました。本番では予想外の問題は一問も出ませんでした。 基本設計製図は過去の問題用紙をコピーし系統図及び平面図をおのおの5回位練習しました。 最近の二次試験は試験傾向がローテーションで繰り返し出ているような気がします。今回は平成15年の試験と非常に類似というかそのまんま同じでした。私も試験勉強中、平成15年の系統図、厨房平面図を中心に勉強しており、ほぼ完璧に解答する事が出来ました。運もあったと思います。 |
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5. | 受験を終えて |
普段の業務は電気主任技術者としてビルの設備管理を行っております。設計業務の素人の私でもしっかりとした対策と少しの運があれば一発合格も可能です。私の体験談が少しでもお役に立てれば幸いです。 あと余談ですが受験前には湯島天神にお参りに行く事をお勧めします。私は今まで電験を始め、いくつか試験の前にお参りに行っておりますが、一度も落ちた事がありません。精一杯努力したら後は神頼みしかないですね。 |
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サルタンさん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年度一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 使用図書 |
平成18年度建築設備士試験問題と解説 霞ヶ関出版 建築設備関係法令集 平成18年版 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編)電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編)建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編)建築設備技術者協会 |
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3. | 講習会 |
一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会(平成18年4月
\25,000) 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会(平成18年7月 \25,000) |
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4. | 皆様に御礼 |
先ず、このサイトの管理人様と投稿者の皆様に心から御礼申し上げます。 皆様のコメントがサルタンにとりまして大変有難かったからであります。 |
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5. | ここから本音 |
サルタンは現在59歳、建築設備士を受験した時は58歳でした。兎も角59歳一発合格です。当然です。こんな簡単な試験。 以前、投稿欄に「53歳一発合格」という体験談がありました。別に記録に挑戦する気は無かったのですが事情があって受験する事になりました。 簡単な試験ですから59歳一発合格あたりまえなのです。 |
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6. | もっと本音 |
建築設備士は昭和58年の建築士法改訂第20条第4項によりその資格が定められました。 昭和59年、60年、61年の3年間は制度化のための猶予期間、即ち救済期間で昭和62年から現在の筆記試験制度となった筈です。 当初は所定の学歴等があれば誰でも講習会に出て眠っていれば貰えた簡単な資格でありました。 しかし当時、南東アジアの建設現場の最前線で働いていたサルタンは、2年に一度しか帰国できない環境にありました。まして非居住者、日本に住民登録のないサルタンにとっては講習会を受ける事もできずただひたすら現場で働いていたのでありました。 サルタンは現地国政府の試験を受け合格した唯1人の日本人電気技術者でありました。 我が国の外貨獲得の最前線に立っているという強い自負と現地政府発行の技術者登録証をかざせば空港の税関もフリーなサルタンは日夜現地、近隣諸国の労働者と苦楽を共に建設工事に携わっていたのです。 16年間の海外遊牧生活を終え帰国してからも「無試験で貰える建築設備士なんていらねーや」とずっと毛嫌いしておりました。 まして、救済講習会で眠っていて有資格者となった奴らが自らの履歴書の資格欄に「建築設備士」と書き込み、名刺に[建築設備士]の肩書きを刷り込んでいるのを見るとますます「建築設備士」なる資格を軽蔑していたのです。 しかし、事情が変りました。本年1月上司との年次面接の折「サルタンは来年定年を迎えるけど定年延長を希望する?」「建築設備士の資格なんか持っていると、定年延長を社長に推薦しやすいんだけど・・・」と言われたのです。 「え! え゛・・・! 何でサルタンが建築設備士なんか受けなければならないの?」 「博士号を取れ! というならちょっと時間が掛かるけど・・・」 それから已む無く建築設備士受験体制に入っていったのです。 |
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7. | 更なる本音 |
かねてから受験は1回限りと気位の高いサルタンでありますから、どうしても本年1発で合格する必要に迫られました。 眠っていても貰える資格であった筈なのですから、サルタンが不合格になる事は考えられません。 しかし、現在の建築設備士の試験状況、難易、受験者数等々全く知る由も無かった事もあり受験申込みをしたものの一発合格にはあまりに無防備でありました。 インターネットをいじくっている時「燃えろ建築設備士」なるサイトが目に飛び込び込んで来ました。 それから、投稿者の皆様の受験体験談なる記事を全てプリントアウトし通勤電車の中で3回読みました。 受験講習会にもしっかり出て受講生80%が眠っていてもサルタンは眠りませんでした。 しかし、高額な講習会にしては、テキストの間違い、出鱈目が多く驚きました。 殊に2次試験の講習会用テキストは受講生が間違って覚えるのではないかと気になるほどひどかったです。 サルタンは電気を選択しましたので他の部分は見ておりませんが、電気のテキストはひどい。講習会中に講師による訂正も少なかった。 下記が間違い事項です(平成18年第二次試験受験準備講習会資料:電気) 1.P160 16行目 幹線を耐熱B種配線(誤)→C種(840℃30分)が正しい。 2.同、分岐を耐熱C種配線(誤)→B種(230℃30分)が正しい。 3.P164 機器表 進相用コンデンサ79.5kvar(誤)→79.8kvarが正しい。 4.P165 同、燃料槽150g(誤)→100gが正しい。 5.P165 同、電話設備 交換機 局線数100回線(誤)→60回線が正しい。 6.P165 同、電話設備 交換機 内線数200回戦(誤)→80回線が正しい。 7.P165 同、火災報知器 複合盤 自動火災報知機50回線(誤)→80回線が正し い。 8.P165 同、火災報知器 複合盤 防排煙制御50回線(誤)→80回線が正しい。 9.P166 非常放送L級→M級で良い。 10.P166 火災感知器 差動式スポット型感知器1種→2種で良い。 11.P166 U(照明率)0.53(誤)→0.63が正しい。 12.P166 M(保守率)0.66(誤)→0.7が正しい。 13.P166 A(室面積)6mx9m=54u(誤)→6mx10m=60uが正しい。 14.P166 器具台数 13.6台→15台(誤)→10.78台→12台が正しい。 15.P170 単線結線図 コ・ジェネレーション用母線側VCBの開閉方向(誤) 16.P172 非常用発電機室間口6m(誤)→8mが正しい。 17.P230 照度計算そのものは正しいがHf45wの光束は記載の3,200lmではなく4,730lmであり23.06台で良いことになる。設問がHF32wなら記載通り34.09台。設問と解答が不整合である。 18.P263 高圧進相用コンデンサ 容量を4分割した(誤)→3分割したが正しい。 19.P266 単線結線図 進相用コンデンサの高圧開閉器 VCBの表記(誤)→VSが正しい。 20.P302 単線結線図 進相用コンデンサの高圧開閉器 VCBの表記(誤)→VSが正しい。 21.P310 想定した受変電設備の総容量1,050kVA(誤)→1,200kVAが正しい。 変圧器容量が300kVAx2+200kVAx3=1,200kVAでどうして総容量1,050kVAなのか? 22.P310 想定した契約電力が1,050kVAx0.5=525→530kWになるのか?この計算そのものは正しい。しかし1,200kVAx0.5=600kWが正しいのでは? 一方、P274での想定した契約電力1.050x0.5=502.5kw→500kWとなるのは何故か?(誤りである) 誤字、誤記を指摘すればもっとあると思います。 講習会のテキストは間違いがあってはならないのです。テキストの記載事項を受講生は一生懸命覚えるのです。 講習会主催者である「建築設備士試験受験準備委員会」なる組織が講習会開催前にもっと真剣に内容をチェックすべきであります。また、講師は事前にテキストに十分目を通しスタディしておくべきであります。 サルタンが講師をすべきでしたが、サルタンは残念乍ら受講生でした。 悪態ばかりついているサルタンですが、実は若い人達を鼓舞したいからなのです。 このサイトを見ているより多くの若い技術者に建築設備士になって頂きたいのです。 そして、「建築設備士」という資格の社会的評価を高めて欲しいのです。 その為には、試験を受けて有資格者となった皆様がもっと活躍しなければなりません。 試験を受けて合格した皆様は、眠っていて講習会で救済された人達とは違うのです。 ところで本題の受験体験談 「サルタンでも取れるんだから皆も少し頑張ってベンキョーすれば取れます。」 サルタン59歳。「建築設備士」になりました。嬉しいです。もうこの資格をバカにしません。 60歳になる来年、また海外遊牧の旅に発ちます。 本サイトの管理者weknowさんどうも有難うございました。 |
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少佐さん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年度 1次試験合格 2次試験合格(衛生選択) | |
2. | 使用図書 |
建築設備士試験問題と解説(平成16・18年度版) 建築設備士試験の総合対策 建築編 建築設備士試験の総合対策 電気編 設備士試験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備士120講 建築設備関係法令集(平成18年度版) 一次試験受験準備講習会テキスト 二次試験受験準備講習会テキスト |
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3. | 講習会 |
一次試験受験準備講習会 二次試験受験準備講習会 |
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4. | 体験談 |
私は地方公務員として、東京23区で機械職として勤務しております。仕事内容は、公共施設の機械設備工事における設計と現場監理業務です。設計については、委託することはほとんどなく自主設計ですので、実務的なことは他の官公庁職員に比べると多い方だと思います。中堅職員という立場になり、実績もそれなりに積んだつもりですが、まだまだ年功序列が根強く残っている職場ですし、自分の実力がどの程度なのか客観的な裏づけのようなものが欲しいと思い、資格試験を取得し始めました。 1級管工事施工管理技士、消防設備士甲1類と現場関係の仕事に関連する資格を取ったので、次に設計業務に関連する資格を目指そうということで、建築設備士を受験することになりました。 ◎一次試験 勉強を始めたのは、1月頃からです。本屋には「建築設備士120講」くらいしか参考図書がなかったので、その1冊を購入し1日2講程度を目標に、スローペースでまずは始めました。 最初はあまりの範囲の広さに戸惑ってしまい、合格への道のりはかなり険しいものだと愕然としたものです。最初の3ヶ月は20講をひたすらこなす毎日でした。 4月になり、一次講習会の案内が職場に届いたので、真っ先に申し込みました。職場で休暇を取って高い受講料を払うことにより、モチベーションを上げるのも1つの狙いでした。ここで参考図書がどさっと増えて、一次試験突破のためのノウハウを学ぶことができました。実は過去問を解くのがとても重要なのでは、と気づいたのもこの時で、weknowさんのサイトの存在を知ったのもこの時期だったと思います。 勉強方法をがらっと変え、各総合対策の読破と過去問をひたすら解くやり方にしました。120講の勉強も止めてしまうのもくやしかったので、こっちはこっちで続けることにしました。過去問・総合対策・120講の三本立ての勉強というのは、今振り返るとやり過ぎだったかもしれません。過去問は、4年分では心もとないので、インターネット通販で運良く16年度版」をゲットできまして、6年分やることができました。試験を終わってみての結果論ですが、6年前の「12年度」と同内容の問題も結構出題されたので、多めにやっておいてよかったと思います。過去問集はもちろん、総合対策に載っている問題も侮れません。特に電気編には11年度以前の問題も豊富に載っているので、専門外の自分にとってはかなり助かりました。法規については、最初から過去問を解きながら、すべての設問について法規集にアンダーラインを引いてインデックスをジャンルごとに付けまくって、速引きするトレーニングをしました。法規については全く無知だった自分でも、6年分問題を解いてみ るとノウハウもつかむことができました。法規の問題についてはテクニック的な要素が強く、1級建築士の問題のようなひねりも少ないので、訓練すれば誰でも満点近くは取れるのではと思います。結局、6年分の過去問と120講を4回くらいは繰り返すことができ、最終的に全ての年度で満点近くは取れるようになったと思います。 試験の結果は、87点という思わぬ高得点でした。自信を持って答えられたのは7割程度だったと思いますが、ヤマが結構当たったのはラッキーだったと思います。ただ、過去問を繰り返し解くことによって、ヤマを当てるコツみたいなものが自然と身についたような気もします。繰り返しの勉強というのはやっぱり大切なことだと思いました。結果的に総合対策や120 講の勉強で稼いだ点数はわずかだったと思われるので、合格基準の6割を単に目指すのであれば、自分のように完全主義に走らず、過去問だけで充分なのかもしれません。自分は必要以上に勉強してしまいましたが、試験勉強の過程そのものが意義あることだと思ってますので、長い目で見れば無駄ではなかったと思います。 ◎二次試験 このHPの回答予測で、一次突破を確信したので、二次試験の講習会は最初の会を迷わず申し込みました。1日も早く勉強を始めたかったんですけど、講習会テキストが手に入らないことには始めようがないことも、このサイトの体験談で分かっていたので、過去問に目を通す以外は何もしませんでした。講習会当日は、9時間に及ぶハードな内容でしたが、受かりやすいと言われる衛生の講師の先生に恵まれ、ポイントを押さえた分かりやすい講義内容でしたので、衛生選択を迷わず決めました。 この時点でちょうど試験3週間前でした。講習会で得たことと、このサイトの体験談を参考に、自分なりの勉強スケジュールを立てました。共通問題はとにかく丸暗記するのが鉄則ですので、予想問題を20通りほど考え1日あたり4つ程度こなすことを目標に、試験前日まで続けました。計算問題は講習会テキストの過去問を必ず1日3問程度解くことにし、3回程度繰り返しました。一次試験にも言えることですが、1日に複数の教科を少量ずつこなしていくやり方が最も効率的なように思えます。 作図については、系統図と平面図のどちらかを毎日必ず1つは描く練習を行いました。系統図は給水→給湯→排水の順に、平面図は厨房・便所を交互に練習し、スピードアップを図りました。1つの図面を仕上げるのに1時間以上かかっていたのですが、最終的には45〜50分まで縮めることができました。共通問題4については、機械室レイアウト・便所・教室・事務所と過去問を参考に1日最低1図面を目標に作図練習をしました。時間の節約のために定規を使わない人も多いようですが、自分はフリーハンドでまっすぐ線を引くのがとにかく苦手でしたので、ほとんど定規を使って作図しました。さらなるモチベーションのアップと、定規を使用することによる時間のロスを少なくするため、奮発して平行定規も購入しました。平行定規は特に長い直線を何本か引くことになる系統図の作図には重宝します。ただ、平行定規は試験会場の机に比べてサイズが大きく、前の席の人にかなり影響を与えてしまうので、一番前の席以外はセッティングが大変なので要注意です。 さて、試験当日です。自分の席は一番後ろでした。ラッキーなことに、さらに後ろの席が空席だったので、そちらに移動して平行定規のセッティングはうまくいきました。2次試験はとにかく時間配分が重要なので、うまく割り振って30分以上の見直し時間を作るのを目標にしました。共通問題は、丸暗記したものを吐き出すのみ。予想に反する問題もなく予定通り1時間半で終わらせることに成功。続いて計算問題は30分を目標に20分で終わらせることに成功。ここで5分程度カロリーメイトによる補給とトイレ休憩をしてひと呼吸置くことができました。 後半戦は作図です。系統図は排水設備、平面図は厨房設備が出題されました。出題科目は予想通りでして、しかも15年度の問題とほとんど同内容だったので、勉強した内容をそのまま答えればいいというかなりラッキーな状況でした。それぞれ45分、40分で終わらせることができて、かなり丁寧に仕上げることができました。この時点で予定より15分ほどゆとりを持って最後の選択問題4(共通)に取り掛かりました。機械室の配置の問題で、中央監視室も配置するという今までにない出題があったので、これを最後に回すことにして残りの2題を先に取り掛かることにしました。この2題については、過去と同じようなパターンの出題だったので、それぞれ30分ずつでクリア。そして最後の機械室配置は、案の定苦戦しました。今回は面積の指定などもあり、上階の水回りを避ける配置がなかなかできず、2〜3回やり直したでしょうか。20分で終わらせる予定が40分もかかってしまいました。結局見直し時間は25分となり、図面と計算問題の見直ししかできず、共通問題は見直 せませんでした。水槽の容量計算で間違いを発見した時はあせりましたね。見直し時間はやはり大切だと思いました。 結局、共通問題の受変電設備の計算で、かなり致命的と思われるミスをしたのと、消火設備の楊程計算で初歩的なミスをしてしまいかなり不安ではありましたが、なんとか合格することができました。1次試験のように採点基準はハッキリしませんが、全問解答して6割以上出来ていれば合格できるような気がします。とにかく時間配分を自分なりに考えてそれを実行して全問埋め尽くすのが、合格への第一歩だと思います。 勉強方法も何もわからない状況からのスタートでしたが、このサイトでの情報を存分に生かすことができて、合格することができました。本当にweknowさんはじめ、協力してくださったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。合格から数ヶ月後に「学会設備士」の受験しましたが、建築設備士での勉強がかなり生かされ、短期間の勉強で済みました。おそらくいい結果が期待できると思います。この2つの資格を同時に受験というのもオススメのコースです。 官公庁職員にとっては、資格の取得はキャリアアップには何も結びつきませんが、公務員でもここまでできるというのをアピールできたことは嬉しいです。今後、官公庁職員の合格率がもう少し上がっていくといいなと思います。 |
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イーテフさん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | テキスト |
建築設備士試験問題と解説(平成18年度版) 建築設備士試験の総合対策 建築編 建築設備士試験の総合対策 電気編 設備士試験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備士120講 建築設備関係法令集(平成18年度版) 一次試験受験準備講習会テキスト 二次試験受験準備講習会テキスト 他(以前より持っていた設備関係の本や図書館で借りた本) |
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3. | 講習会 |
1次試験受験準備講習会 3団体 2次試験受験準備講習会 3団体 |
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4. | 体験談 |
はじめに 平成18年度試験の合格発表日に受験体験談を書こうと思って以来、約10ヶ月が過ぎてしまいましたが、このサイトの体験談が受験対策を練る上でかなり参考になった経験から、19年度の二次試験日まで1週間をきった方や、来年度以降に受験される方に少しでも参考にして頂けるような体験談が書ければこのサイトへの恩返しが出来るかなと考え体験談を書きました。 一次試験 以前より建築設備工事に携わる者(主に施工管理)として何時かは受験しようと思ってました。平成18年正月、挑戦しようと決心しましたが、何から初めて良いか分からずにいました。未だこのサイトも知りませんでした。大きい本屋さんに行ってもテキストと言えば「建築設備士試験問題と解説(過去問集」と「建築設備士120講」しか置いてなく、仕事が忙しくなったこともあり結局、3月上旬まで何もしないまま過ぎてしまいました。今から始めても間に合わないかなと思ったので、受験を諦めかけてましたが、やれるところまでやってみようと再決心しました。とにかく何でもいいからと思い「建築設備士120講」を買い、1日2講以上のペースで約2ヶ月かけて勉強し、5月上旬に行われる受験準備講習会で教わったポイントを勉強した後は、ひたすら過去問を勉強するプランでした。ところが、その120講も1日2講(ページにして4ページ程度)以上勉強できず、かなりペースが落ちてしまいました。何故なら、120講は内容として要点を上手く纏めてはいますが、掘り下げて 納得いくまで勉強するには他のテキスト(例えば、建築士試験のテキストや管工事施工管理技士試験のテキストなど)を参考にしなければならないことが多く、時間をかけ過ぎてしまったからです。(受験申し込みを終えるまではイマイチ気合が入らなかったのも事実です。)それでも性格的に、自分が理解出来たと思うまではやらずにいられないところがあり、結果的に土日の殆どとゴールデンウィークの休みの殆どの時間勉強することで、何とか2ヶ月チョットで120講の勉強を終えました。実務でも役に立つ知識が身に付いたと思いましたが、これでは試験に合格できないことは過去の経験から分かっていました。問題慣れしなければどんな試験でも合格できないと言うことです。このサイトに出会って受験体験談を拝見させて貰ったのは、120講を勉強し始めたころですが、やはり、諸先輩方も過去問の勉強の大事さはほぼ皆さん一致した意見として述べておられることであり試験直前は過去問の勉強に尽きると思いました。受験準備講習会では、出題の傾向や合格基準を教えてもらえた ことはとても役に立ちましたが、2日間という時間では限界があると感じました。受講と同時に購入したテキスト(建築、空衛、電気の総合対策)は実務でも役に立つものですが、手にした時既にこれで勉強するにはボリューム的に時間があまりにも無過ぎるので、織り込まれている過去問の勉強をするのみとしました。さて、5月も半ばに差しかかり過去問の勉強に入ろうという大事な時期に仕事が忙しさを極め、土曜日も休めなくなった上、勉強を1週間以上出来なくなりました。またここで半分諦めかけてしまいましたが、それまでの勉強が無駄になると思い踏みとどまりました。試験まで約1ヶ月しか無く、何年分も過去問の勉強が出来ないので、120講の巻末にある模擬問題が過去問の寄せ集めであるとこのサイトで知ったので、先ず、その模擬問題から始め、怪しそうな問題は何度も繰り返し、必要に応じてノートに解答の解説や公式などを書きながら勉強しました。法規の問題では実際に法令集の何処にどんなことが載っているか程度は分かるようにしましたが、全部の問題について いちいち法令集で調べると時間が無くなると分かったので、用語の定義などで頻出されるものは暗記するようにしました。次に、講習会で昨年の問題は出ないと言っていたので、2年前の平成16年の過去問を実際の試験に見立てて時間配分を考えながら解き、答え合わせを行いました。この時、7割以上正解出来たので、このまま諦めずに勉強すれば何とかなるかもと思いました。それからは、ひたすら模擬問題と平成16年過去問の解答を丸暗記することに徹しました。試験前日の土曜日は職場の人の協力で午後から勉強できたので、講習会テキスト中の過去問と平成14年の建築一般知識の過去問を解いて、怪しい問題の正解のみを暗記しました。もう数年分勉強したかったのですが、時間が無い中で混乱しては元も子もないのでやめました。 一次試験当日は休憩時間に少しでもおさらいが出来るようにと思い、カミさんに作って貰った弁当と試験会場に向かう途中で買ったペットボトルのお茶を持ち込みました。「建築一般」は思ったとおりに解答出来ましたが、「建築法規」は少しでも多く点をとりたい(間違えたくない)一心から暗記のみに頼らず法令集でいちいち確認して解答するうちに時間が無くなってしまい、最後の1問はヤマ勘で解答してしまいました。このとき「今回はダメだったかな」と少し落胆してしまいましたが、午後の試験に向け、気を取り直し弁当を詰め込み残った休憩時間で過去問のおさらいをしました。「建築設備」は問題との相性が良かったと思います。特に最初の空調の12問はパーフェクトかなと思いました。しかし実際は排煙設備の問題で自然排煙と機械排煙を併用する解答をしてしまい1問間違えていました。頭では分かっているつもりでも緊張していたあまりの解答です。他の問題も分かる問題と最初からこれはムリという問題がはっきりしていました。 一次試験の問題は、@業界実務者の常識に照らして考えれば答えられる問題が3割 A過去問でこの試験向けの勉強をすれば答えられる問題が4割 B難問、新しい問題が3割くらいで、@とAで7割、少し落としても6割強は点が取れるのではないかと思います。 2次試験 一次試験の日、自宅で本サイトの答え合わせを行い70点だったのですが、「建築法規」が12点(6割)だったので少し不安が残りました。しかし、試験が終わった開放感からその日の夜は久しぶりに大酒を飲みぐっすり寝ました。その後も10日位は何も勉強をせずに毎晩飲みましたが、二試験へ向け何かやらなければと思い、建築設備図面の見方・かき方のテキストの系統図丸写しと躯体や機器をトレースした平面図に配管を書き込む(空調・衛生)という図面の手書きに慣れることをひたすらやりました。本サイトを見ると、二次試験準備講習会の申し込みを一次試験の結果発表日まで待ってると、早い(7月末)時期の講習会が定員オーバーとなるとの話があったので、思い切って一次の結果発表1週間位前に申し込みました。講習会までは何をやれば良いか分からず手書きの練習ばかりしていました。講習会当日、この講習会受講なくして二次の合格は無いと思いました。同時に二次試験の問題の多さに戸惑いました。選択問題は衛生設備で受験しようと考えてましたので、最後の電気設 備の選択問題の解説が始まった時点で中座しました。講習会後は試験まで約20日程度しか無いので、先ず必須問題の出そうなやつをひたすら暗記しました。講習会資料や本サイトのデータを見ると、空調、衛生、電気それぞれここ数年(4〜5年)出題傾向がパターン化されているので出そうな問題は容易に予測出来たと思いますが、結局、盆休みの前半まで必須問題の暗記(テキスト全て一度読んだ後はひたすら解答をノートに書き込む)に費やしてしまい、残りの4日間で選択問題の勉強をしました。(試験日の前の日曜日から一週間の盆休み全て勉強に当てました。カミさんと子供はカミさんの実家に行って貰いました。)機器表作成の練習から始めましたが、選択問題もここ数年パターン化されているように思えたので「絶対に出ない(例えば中央式給湯設備)」と思われるもの以外は2回ずつノートに書き込み計算をしました。出題文中の余裕の見方等に注意し、とにかく問題をよく読んで解答すればそれほど難しいものではないと思います。系統図と第4問(2)の平面図はここ数年出た もの全て2回以上書きました。第3問の平面図は厨房の平面図しか考えられなかったので、過去に出たものを2回以上書きました。設備室平面図は「延べ面積に対する割合」「扉の位置」「機器メンテや入替え」「上階の水廻り」等に気をつけて練習しました。図面の練習では最初に定規(平行定規使用)やテンプレートで綺麗に書き、後は見本を見ないでフリーハンドで数回という具合でした。 二次試験当日は、試験会場に向かう途中コンビニでおにぎりとペットボトルのお茶、緊張からか若干寝不足だったので缶のブラックコーヒーを買い、前日に買っておいたウィダーインゼリーと共に会場に持ち込んで試験に臨みました。会場の印象は、机の奥行きが無くせっかく持ち込んだ平行定規が使えないと思いました。置けないことはないが前の受験者の背中に当たってしまうので使いませんでした。使っている人もいましたが、使ってない人の方が多かったように思います。試験内容は、「必須問題」では途中から手が痛くなりましたが、ひたすら書きまくりました。予想外の問題は「動力幹線計画」でしたが「電灯幹線計画」を暗記してましたので、それを少し変えて書きました。「選択問題(衛生)」では御多分に漏れず必須問題に時間を使い過ぎ、時間との戦いとなりました。系統図は予想通りの出題で、直線を30p定規で綺麗に書きました。機器表は30分程度で終わりました。直後に一回見直した際、桁を間違えて計算したものがあり訂正しました。持ち込んだ電卓(小さいほうが 良いと試験用に買ったルートのある数百円のもの)が小さくゼロを押したつもりで押してなかったのが原因です。普段使用しているものにすれば良かったと感じました。(ルートのある普通の電卓)第3問の平面図では「配管口径を記入せよ」という前例の無い?(講習会では口径を記載することは無いと言ってました。)条件以外は予想通りでしたが、ここからは時間の無い事に焦り始めてましたのでフリーハンドで書きました。配管口径の記載では当然、流速等から口径を計算して求める時間など無く、経験則から口径を決めました。設備室平面図は後回しにして一番最後に書きましたが(その他は出題順)、予想外の中央監視室の配置に驚いている暇も無いくらい終了時間が迫っていたので、震えた手で書いた汚い図面でもいいから採点者に意図を伝えることだけを考えました。弟4問(2)の平面図は予想通りの出題で落ち着いて書きましたが、綺麗とは言い難い図面となりました。全て終えたのは終了5分前を切ってたと思います。見直す時間はありませんでした。缶コーヒー以外は口に出 来ませんでした。必須問題が終わった時にトイレに行った以外は息をつく暇がありませんでした。二次試験は時間配分に尽きると思います。退室する時、試験官と目が合い何故か笑ってしまいました。いっきに緊張がほぐれた瞬間です。とにかく完走(全問解答)出来ただけで満足でした。試験会場を後にする前におにぎりを食べました。(他にも同じような人がいました。)それまでずっと冷房の効いたところに閉じこもっていたので、会場から駅まで帰り道、非常に暑かったです。自宅に着いたらすぐに一杯やりたくなりました。その後数日は、試験のことを何も考えませんでしたが、だんだんアレコレ不安になったのを覚えています。 合格者発表はネットで確認しました。合否の確率は半々かなと思ってましたので、自分の番号があった時は素直に嬉しかったです。しかし、その時はケガをしていたので祝杯はずっと後になりました。「合格証書」が発表当日に届いていました。(東京23内在住) おわりに 今となっては今回の受験はいい思い出です。登録も済ませ、次なる目標に向けて準備中ですが、昨晩、一年前のこと(二次試験)を思い出しながら、本体験談を書き始めました。本年度の二次試験を受験される方、暑い中での試験で大変でしょうが頑張って合格して下さい。来年度以降の方、早めの勉強が良いと思います。本サイトの管理人様及び情報を寄せた方、これからも本サイトを応援したいと思います。有難う御座いました。 以 上 |
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001さん | |
1. | 受験履歴 |
平成19年度 一次試験合格
二次試験合格 (東京) |
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2. | 参考図書関係 |
1次試験用 H19年度 H8年 H7年 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 新版建築設備士試験120構 学芸出版社 2次試験用 実践電気設備 森北出版株式会社 天然ガスコージェネレーションシステム 排熱利用マニュアル 日本工業出版 |
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3. | 講習会 |
平成19年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
1次試験→62点 建18、法16、設28 ■設備設計事務所機械設備担当として入社から丁度9年経ったので受けることにしました。 動機は給料が月2万円増えるのと、名刺に資格を書き込みたかったというところからです。 勉強を始めたのは試験開始から3ヶ月前位から、勉強といっても過去問題を何度も解いただけです、平日は通勤と打合せの移動時間のみ、休日は平日に比べて多少問題を解く量を増やした程度です。 最初は分野である機械設備部分すら満足に解けずかなり凹みましたが、一度全ての問題を解らないながらも続けていくと次第に覚えていき、最終的に全ての年度で8割5分程度は解けるようになりました。 ここでのポイントは何度もやっているうちに問題を覚えてしまうのである程度覚えてきたらページの最後からとか途中からとかランダムで問題を解くようにすると良いと思います。 法規に関しては試験3週間前位から過去問題に良く出題される部分にマーカーと付箋をし4年分くらいの過去問題を実際にやりました。 マーカーは塗りすぎると訳が解らなくなるので必要最低限とし「・・・は除く」や「・・・は含む」などを強調すると間違いが少なくなると思います。 ■試験当日は王子駅前のマックで朝マックを食べつつ過去問題をパラパラめくり30分位前に会場入り、今更何をやっても無駄だと思ったので煙草を吸ったり廊下に飾ってあったプランとかを眺めてました。 午前中の建築一般の1問目から見たことがない問題だったので面くらいましたがあとは無難にこなし終了時間10分前に終了、法規でかなり時間を食ったので見直す時間が殆どありませんでした。午後の設備は逆に時間がかなり余り1時間30分程ボーっとして過ごしました。 ■1次試験は過去問題を何度も繰り返すこと、法規は法令集に答えが出ているので法令集を引く練習を何度も行い満点を取る勢いが必要だとおもいます。 問題を貰って帰れるので最後まで残り、自己採点できる状態にしておくこと、これで2次試験の講習会の予定を組むことができます。 2次試験「衛生」 ■このHPで答え合わせをしてかなりぎりぎりだったので心配でしたが、落ちてたらしようが無いか位の気持ちで空調衛生工学会の講習会に申し込みしました。 講習会前までは何をどうすればいいかすらわからず勉強はまったくしませんでした。 講習会は今年の課題についての擬似問題をベースに進められ、結果ほぼ誤差無しの問題が本番で出ました。 (階数はまったく同じ、延べ面積は200u程度の誤差)但し設備内容については各分野の講師によって異なり空調の講師の方は出題に対しかなり予想を絞っていましたが衛生・電気の講師は全般について薄く広くといったところであとは自分で頑張りなさい程度でした。 基本計画は講習会でもらったテキストを自分なりにアレンジし試験3日前から丸暗記(コジェネ・空調・排煙・給水・給湯・排水・消火・ろ過・受変電・非常照明・自家発・火報・非常放送・照明・電灯幹線)、 作図についてはグリッドが入ったレポート用紙に書き込み3回程(雨水利用・給水・給湯・排水)繰り返し覚えました。 その他はろ過廻り程度で厨房・便所・大浴場などは今までの経験で何とかなるだろうとまったく練習無し、各計算についても実務で行っていることなので見直し程度に留めました。 作図については定規を使うと確かに綺麗ですがこちらの体験談などを見ると時間が足りないとの書き込みが多かったのでフリーハンドで書きました。 ■試験当日は2時間前に到着し駅前のドトールで朝食を食べつつ講習会のテキストをぱらぱらと見て30分前に会場入り、席の間隔が狭く息苦しい感覚を覚えました。 昼食は食べる予定はありませんでしたが会場入りする前にコンビニへ寄りジュース・カロリーメイト・ガムを準備していきました。 食べ物はいつ食べても自由なので食べる時間が無いという人は飴とかガムはいいかも知れません。 基本計画は丸暗記した問題を吐き出すような感じで予想外の問題も無く1.5時間 系統図に1.5時間、大浴場の詳細に0.5時間、共通問題で1時間、地下機械室0.5時間、見直し0.5時間でした。 作図は全てフリーハンド、講習会テキストには継手を入れなさいとありましたが、時間も無いので入れませんでした。時間に余裕がある方は入れたほうがいいとおもいます。 見直しで計算間違いがあったりしていたので、見直しの時間はあればある程いいと思います、時間に制限があり結構焦るので意外なところで意外な間違いを発見します。とりあえず全部書く、そのあと見直しが重要だと思います。 明らかに間違えた点 @動力幹線計画を電灯幹線計画で書いた。(後日、会社の電気担当に聞いたら講習会テキストには電灯幹線しか出ていなかったようです、違いすらわかりませんでした。) A共通問題の非常照明の数を1個しか記入しなかった。(少なかったようです) B給湯系統図膨張水槽が開放式と図示してあったにも関わらず、密閉式で記入した。 C給水系統図で消防用補給水槽は図示されていなかったにも関わらず記入した。 ACについてはまだ何とかなるかなと思ってましたが@Bについては致命的ともいえるミスで間違い無く落ちたと思ってました。 HPに番号があったのを見て何で受かっているんだろと首をかしげるくらいの出来でしたが受かれば勝ちと自分で納得し素直に喜びました。 ■おわりに 今回試験を受けるにあたり過去問題や資料を手に取り勉強した事が実務でも役にたつ機会があったり多少は力がついたかな?と思うことも増えてきました。 来年以降受験される方、仕事との両立となり又、暑い時期の受験となりますが是非頑張って頂き合格してください。 最後に本サイトの管理人様及び情報を寄せた方、これからも本サイトを応援したいと思います。有難う御座いました。 |
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三四郎さん | |
1. | 受験履歴 |
平成18年・19年 | |
2. | 体験談 |
管理人さんにお世話になったので閲覧している皆さんのために書き込みします。 あまり長いと読むのに疲れてしまうので手短に記入しますm(_ _)m 平成18年に初受験しました。 排水処理が専門なんで、衛生が近いですが直接工事をしていた訳ではないので、一次の受験から講習を受けました。 知らない事が多くてとても興味深く受講できた事を覚えています。 その後受験勉強してテストに臨んだのですが、ぎりぎりセーフで通過出来ました。 当然、二次試験は実力では何一つ解答出来ないので講習を受けて受験したのでですが、結果”D”で惨敗でした。翌19年は二次試験からの受験でしたが、またまた東京まで講習を受けに行きました。 一連の「模範解答」を教授頂いてひたすら暗記していたのですが、前年同じ事をして駄目だったので解答の内容を理解するように努めました。 なぜその方式を採用するのか、その機器はどのような特徴があるのか、他の機器ではどうして駄目なのか(何が向いていないのか)まで掘り下げて覚えるようにしました。 作図問題では、ひたすら過去の作図をトレースしました。 講習会のテキストには過去数年の解答しか無いので問題を見ただけで頭の中で図面が書ける様になりましたが、応用力はほぼ皆無だと思っています。 その中で模範解答に手を加える様になりました。明らかにおかしい(些細な表記ミス等)と思った所を自分なりに修正してトレースし、方眼紙等に記入する練習をしました。 通知が来た今でも合格出来た事が信じられない位の超低空飛行だと思いますが、全ての欄を自分なりの意志を持って解答しました。 作図も文章題も「私ならこうする」という考えが出ていた方が点数が良いと思いますよ。 同じ様な答案を採点する側にたてば何かを示す表記は悪い印象は与えないと思います。 もっとも、知識に裏付けられた確信が無いと駄目でしょうが。 今回の合格はある意味開き直っての解答が功を奏したと思っています。 今後受験される方の参考になれば幸いです。 |
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くまくまさん | |
1. | 受験履歴 |
平成19年度 一次試験・二次試験合格 | |
2. | 参考図書 |
建築設備士試験 問題と解説 (H18・H9年度版:霞ヶ関出版社) 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) (電気設備学会) 建築設備士受験の総合対策(建築編) (建築設備技術者協会) 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) (建築設備技術者協会) 建築設備士試験120講 (学芸出版社) |
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3. | 講習会 |
平成19年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
受験のきっかけ 私は、政令指令都市の設備屋さん(機械職)です。営繕部署で設計・監督を経験しましたが、業務経験だけでは、偏った分野しか経験できず、専門分野の更なるスキルアップのため、一念発起して受験しました。 一次試験 といっても、ごくわずかの限られた分野での実務経験しかなく、過去問は、ちんぷんかんぷん…受験料も高く(自腹)、受験をためらいました。「何とかなるか?」を確認するために、全般的な分野をコンパクトにまとめた、「建築設備士試験120講」をまず始めに勉強しました。2年前に管工事施工管理義士を取得しており、共通項もある程度あったので、「一次は、がんばって勉強すれば何とかなるかな…?」、「二次は…一次終わって考えれば何とかなるさ!」という感触をつかめたので、受験申し込みを行いました。 しかしながら、受験を決定したときは、すでに3月下旬。急ぎ情報収集をこのホームページでさせて頂きました。一次は過去問中心で大丈夫との話もありましたが、私のレベルでは、それでは不完全なので、総合対策をまず勉強しました。 総合対策については、全範囲を一通り学ぶことができます。試験の大枠を理解するうえでも、知識を補足するうえでも、有意義だと思います。過去問以外も出題されますので、その対策としても有効です。 しかし、やはり、試験対策としては、過去問でしょう。総合対策を無理やり5月中旬までに一通りなぞり、次は、過去問を解き始めました。この段階で気付きましたが、電気の総合対策は、過去問が充実していますが、建築、空調・衛生は過去問が少なく、正答率に差が出ました。機械屋さんの私としては、電気が一番苦手だったので、電気の総合対策には助けられました。逆に、専門の空調・衛生は、過去問対策が不十分であり、後述しますが、不本意な結果でした。 6月上旬からは、総合対策と過去問の繰り返し…最初に使用した120講はこの時期に再度勉強するつもりでしたが、選択と集中で捨てました。このころ、あわてて、書店で入手できる4年分の過去問だけではなく、さらに前の過去問入手を試みましたが、1年分前の過去問しか入手できませんでした。 午前中の試験は、本当に時間ぎりぎりでした。最初から傾向が異なる問題に面くらいました。真の実力のなさを感じながら、何とかあがきまくり、法規を確実に取れるよう、時間をかけました。結果としては、法規は1問間違いで切り抜けました。 午後の試験は、最初の空調は自信がないながらも何とか回答、衛生はまあまあの出来、電気は、初出題の問題は開き直り…午後も時間一杯使いました。結果として、一番自信のあった衛生がぼろぼろ、空調はまずまず、電気は専門外ながらまずまずという結果でした。 一次の結果としては、合計70点でした。専門はいまいちの出来でしたが、法規・電気という専門外の出来に救われました。この2分野は、専門外でも、勉強すれば十分点数が取れると思うので、機械専門の方は、あきらめずに勉強することをお勧めします(ここで明暗が分かれるかも?)。また、過去問だけの勉強では、浅いかな?と感じます。個々に拠りますが、せめて、総合対策は手をつけるべきでしょう。 二次試験 このホームページで自己採点したところ、何とか合格しているようだったので、1週間後には講習会申し込みを行いました。 講習会は、8月5日でした。それまでは、ホテル・温浴施設に関する法規チェック、必要となる設備の整理、過去問分析、記述問題の回答作成(仮)等を行いましたが、本格的な勉強は、講習会までしませんでした(何をすればよいかわからなかった)。 専門は、衛生を選択しました。空調は自信がなかったので、衛生しか選択の余地がありませんでしたが、問題の傾向がさほど変わらず、また、図示量が空調より少ないので、時間上、楽だと思います。 講習会後、記述問題の回答作成、計算問題、系統図・平面図、共通問題と、一つ一つ潰していきました。記述問題は、ある程度は理解して、記憶を確かにし、他の問題は、講習会テキストのみで勉強しました。 当日は、何しろ時間が足りない!本当に5分前に何とか書き終わって、見直すと単純な抜けが見つかり、1分前には諦めました。試験中は、お茶と飴玉くらいで、食事なんてまったくできず、トイレに一回行っただけです。他の人も同様だったと思います。 それでも、何とか全問回答しました。記述問題は予想通りで完璧だったと思うし、計算・平面図・共通問題も、細かい記述漏れや図面の汚さがありましたが、何とか回答。系統図は、振り返ると、機械室周りにこだわりすぎて、高架水槽以降の二次側の記載が不十分で後悔していますが、本質的な問題ではなかったでしょう。 結果としては、講習会テキストのみの勉強で十分でした。できたら、講習会前に、講習会での理解を助けるために、過去問の分析や記述問題の当たりくらいはつけておく方がよいですね。当日は、時間配分をしっかり行い、全問しっかり回答することです。主たる部分ができていれば、合格ラインには到達できると思いますので、細かい図示は後回しにしましょう。あと、問題をしっかり読み込み、単純なミスがないようにすることも重要です。 さいごに 合格通知が届きました!嬉しかったですね〜「人に認めてもらえる資格を取った!」と実感しました。 今後受験される皆様には、建築設備分野での最高のステータスであり、広い分野の理解ができるこの資格の受験をお勧めします。また、せっかくなので、若いうちの取得をお勧めします(私は32歳)。資格の効力を発揮できる期間が長くなるし、これを励みに、次のステップへ進めると思います。 最後に、このサイト開設者のweknow様、その他、このサイト関係者にお礼を申し上げるとともに、今後ますますの建築設備分野の発展・地位向上をお祈りしております。 |
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熊シオラーさん | |
1. | 受験履歴 |
平成13年度 1次試験不合格 平成18年度 1次試験合格、2次試験不合格(B判定) 平成19年度 2次試験合格 |
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2. | 参考図書 |
建築設備士試験 問題と解説(H13年版、平成18年版) 建築設備士試験の総合対策(建築編) 建築設備士試験の総合対策(電気設備編) 設備士試験の総合対策(空調・衛生編) |
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3. | 講習会 |
平成18年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成18年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
1次試験 初受験の時は、建築設備士の問題と対策のみしかしませんでした、専門は、空調、衛生なので問題は電気がネックになったが、やはり準備不足と合格する意識が低かったと思います。当然のことながら不合格でした。特に電気関係はほとんど不正解でした。 H18年に2回目を受験したのですが、内容的に自分自身、合格は難しいと思っていたのでしばらく受験しませんでした。同じ職場で勉強会をすて全員合格を目標に挑む環境になり、計画的に取り組みました。まず年間の大工程を作成し、自分は1月から始めたのですが1次試験日に向かいペースを調整しました。とにかく過去問題をこなして、幸いにH13年度版を持っていたので今回のH18年度版とあわせ計8年分の過去問題をひたすら解き、わからない所は、ノートに細かく区分わけして最終的に効率良く覚えなおしできるようにしました。このノートは、かなり自分的には、もともと覚えが悪く、39歳なのでよけい悪い自分でも反復して覚えれました。ちょうど大学ノート1冊になり内容も販売できそうなくらい充実しました。 法令集は、中に書き込みが不可とのことでしたので、インデックスを付属のものだけではなく細かくつけてなおかつ色分けインデックスで索引できやすく工夫しました。さらに中は、過去問題で出題されていた所に蛍光ペンでマーキングして目につきやすくしました。法規は満点目指したのですがここまでしても正解は、7割程度だったですが・・・。時間配分は、かなり見直しができたと思います。どうしても最後の2択で迷っている問題があって最後まで考えました。あと最後までいると問題がもらえるので見直しに使うため途中退席はしませんでした。 2.2次試験 空調・衛生工学会の2次試験の準備講習会にいきました。みなさまもご存知のとおりこの資料が重要です。 課題にあわせて必須の問題は、やはりノートを作成し空調、衛生、電気それぞれのパターンに対応できるよう丸暗記しました。自分は文章方式で書いたのですが箇条書きしてる人もいました。こちらの方が覚えやすいかも? 機械室配置は、実際に現場していたので上階の水辺りに電気関係もってこないとか、受水槽もってこないとかもともと理解していたので面積比のみ覚えました。 系統図は、何回も反復して書いて手を慣れさせました。もともと手書きで設計図、施工図をかいていたのでしたが、近年はCADに頼り切っていたのでかなりなまってました。 衛生、空調の平面図は難なくできましたが、衛生の問題は妙に引っ掛けがあります。柱間の梁が排水配管の干渉になるところがあり配管の立ち上げ位置、器具の位置は要注意です。空調は、室内、屋外に設置する器具のショートサーキットを考慮した配置と、VAVを各室に配置を注意くらいですかね。 照明、火報配置は公式を丸暗記で台数さえ間違わなければいいと思います。 計算問題は、過去問題がありますので空気線図をもとに、冷房、冷房+再熱、暖房、暖房+加湿の4パターンを反復すればいいと思います。 あとは、重要なのが時間配分をきっちり練習する必要があります。とにかく必須問題は暗記でカバーできますのでいかに早く終わらすか、一番時間がかかるのは、系統図と、機械室配置が悩み作図がかるのでしっかり時間を確保、また書くスピードも繰り返し反復しておく必要があります。自分もそうでしたが2次試験は時間との戦いですので速記と体力が勝負です。道具は特に、丸、四角、三角のテンプレート程度しかもっていきませんでした。進捗状況によっては、フリーハンドもいいと思います。来年受験される方は、自分も資格試験は苦手でしたけど努力は実るものです、苦しい夏でしょうけどがんばって乗り越えて合格の美酒を飲みましょう。自分も微力ながら質問には答えたいと思います。みなさま頑張って、ご安全に。 |
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こまさん | |
1. | 受験年度 |
平成19年度 | |
2. | 体験談 |
参考書は他の方々が購入したものと同じですが、私は建築、空調、衛生の素人なので、1次試験対策として、追加で高校の教科書を購入しました。 意外と役に立ちました。 2次試験対策としては、学会の講習会および建築設備製図に関する参考書、建築士試験の参考書として売っている建築設備の本、建築設備設計の本を購入しました。 建築設備士を受験しようと決心したのが平成18年3月でした。 その年は1級電気工施工管理技師の受験でしたので、その試験終了後11月に勉強を開始しました。 建築設備士120講は1次試験直前に模擬問題を1回解いたのみでした。とにかくひたすら過去問題を繰り返して解きました。 最後は過去問題で95点程度を取れるようになりました。 1次試験は本サイトの答え合わせで72点だったのですぐ2次試験講習会の申込を行いました。 講習会まで1ヶ月近くあったので、設備設計の本や設備図面の書き方の本を購入し勉強しました。 講習会終了後は講習会テキストの模範解答や図面がすばやく書けるように何度も書いて覚えました。 試験当日はおかげで、記述問題は完璧でした。製図問題はいくつかミスがありましたが合格しました。 皆さんの体験談から、2次試験は時間が足りないと思っていたところ、私は30分くらいあまりました。しかし、残り3分くらいで図面の未記入箇所に気付き急いで記入してなんとか間に合いました。 この試験勉強のコツは皆さんが記入しているとおり、 1.とにかく過去問題を繰り返しおこなうこと 2.2次試験も同じですが、記述問題は自分で調べて解答するほうが覚えると思います。 とにかくこのサイトに大変助けられました。ありがとうございました。 私の質問に答えてくれた方々に感謝します。 これから受験される方々の健闘を祈ります! |
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yamaさん | |
1. | 受験年度 |
H19 | |
2. | 受験体験談 |
設備設計事務所にて機械設備を担当、建築設備士の位置付けが微妙だったが、役所の監理委託の要件に建築設備士があり、社内での取得機運の高まりと、金銭的バックアップが期待できたので受験を決める。 感触を確かめるため過去問題を購入[1月末] ◎建築設備士試験問題と解説(平成19年度版)(3,095円) 2月末から過去問題に取り掛かる。寝る前に読むもすぐ熟睡。 時間の取れる週末は、地域の図書館で勉強することにした。 ●受験申込関係書類を購入(2,100円) 証明写真はデジカメにより作成 ●受験手数料を振込み(34,650円) ●振込手数料(330円) ●受験申込関係書類を簡易書留で郵送(470円)[3月末] 1次講習会に申し込み[4月] ◎1次試験受験準備講習会(25,000円)に申込み ◎設備士試験の総合対策(空調・衛生編)(4,725円) 建築設備士試験の総合対策 建築編 建築設備士試験の総合対策 電気編 空調衛生編のみ購入、他は先輩の過去受験時のものを使用 ◎講習会申し込み振込手数料(420円) ◎建築設備関係法令集(平成19年度版)(4,100円)を購入 過去問題と平行して法令集のインデックスの整理をする 1次試験受験準備講習会 東京(1)に参加 一次試験受験準備講習会テキスト ○交通費(20,440円) ○前泊(2,850円) 4月終わり頃から、平日の半分位は会社から帰宅する9時前後から11時くらいまで、過去問題と講習会テキスト・過去問題を順番に進める。ひたすら問題を解く、書くを繰り返す。 年齢のせいか数値・計算式が覚えられず。何十年ぶりに単語帳を作る。 1次試験受験に出撃 会場までの上り坂にバテル。法規は時間いっぱいいっぱい。 ○交通費(19,920円) ○前泊(2,850円) 自己採点72点。家に帰るとはがきが到着していた。 しばらくの息抜きのあと、2次へ向けて勉強を開始 過去問題とこのHPの問題・以前の2次講習会テキストを見て必須問題からあたりをつけ始める。 課題とHPやり取りからコージェネとの想定して、各問題の回答を箇条書きにTXTファイルにて整理を始めた。 ◎2次試験受験準備講習会(25,000円)に申込み ◎講習会申し込み振込手数料(420円) 2次試験受験準備講習会 東京(1)に参加 二次試験受験準備講習会テキスト ○交通費(20,440円) ○前泊(2,850円) 講習会前に整理したTXTファイルを修正と追加。 受電容量と契約電力について10,000uでの単位負荷と総容量を想定。 衛生受験とし計算問題の暗記問題を整理。 機械室配置計画の各設備室の比率を想定。 主要室の設備図作図のポイントを整理。 系統図は問題を予測しフリーハンドにて何回も書き込む 2次試験受験に出撃 ○交通費(20,440円) ○前泊(2,850円) 必須問題の記入に問題の諸条件を盛り込みすぎ、かなり時間を食う。条件を気にせず覚えたものをどんどん書き込むべきだった。 系統図は大まかに位置を決め、長い配管意外はすべてフリーハンドにて記入。 全体をほぼ記入し終わったのが終了20分前。見直しで間違いや落しがかなりあり、中途半端にならないように修正しながら終了時間。 系統図と設備図で凡例が違うので要注意。便所で中水を忘れるなど、自分でわかるマイナスが結構あったが何とか合格。 登録 ◎建築設備士登録手数料 (22,050円) ◎振込手数料(120円) ◎戸籍抄本(450円) ◎登録されていないことの証明書(400円) ◎証明写真(700円) ◎申請書送料簡易書留(470円) おわりに 本当にこのホームページの情報と経験談など大変参考にさせていただきました。本当にお世話になりました。おかげさまで、平成19年度1次試験・2次試験ストレートで合格出来ました。 南千住のビジネスホテル 福千さんには2,850円 (税・サービス料込み)で快適な前泊を感謝でした。(線路脇ですので超デリケートな人は注意) 金銭的な集計を(あくまでおおよそ) 資格取得に最低限必要と思われるもの ●印の計 37,550円 資格取得への安心料と登録の費用など ◎印の計 86,950円 地域的条件でかかったもの ○印の計 92,640円 建築設備士登録までに必要だった費用の総計 217,140円 勉強のときに使ったインデックスや2次用解答欄のCADデーター・2次予想問題と回答のTXTデーターがhttp://www.ceres.dti.ne.jp/~yamauchi/index でダウンロードできます。 よろしければ見てみてください。[手作り日記]==>[その他]と入ってください。 以 上 |
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れおっちくん | |
1. | 受験年度 |
H19年度 | |
2. | 受験体験談 |
○職種・・・設備設計事務所(電気担当) ○参考書・問題集等・・・建築設備士試験 問題と解説(平成14・17・19年度) ※先輩方、ご提供、ありがとうございます! ○参考サイト・・・モチロン 「燃えろ!建築設備士」 ○一次試験 一次試験は、とにかく過去問題集(過去9年分)を反復しました。 勉強し始めた頃(願書提出後位から)は、電気設備が専門の私にとっては、聞き覚えのない用語の意味が理解できず、結構凹んだ記憶があります(恐らく多くの電気設備屋さんがそうでは?)。さらに、専門(電気)の問題も解けなくて、さらに凹むハメに・・・でも、ここで終わっちゃぁダメなんです! 過去問題集を解いていく(読んでいく?)だけでは頭に入らない私は、オリジナルノートを作り、不明な用語等はネットで調べて理解するようにしました(多少時間はかかりましたが)。 法規に関しては、皆さんと同様、過去問題に出ている部分をマーカー&インデックスでまとめました(私はインデックスを貼りすぎたようで、かえって見難くなってしまいました・・・まぁ、自分が解ればいいかと)。 そうして反復していくうちに、不思議と試験前までには90〜95点程度は採れるようになっていました(自分でもビックリ)。 一次試験当日は、やはり法規に時間を費やしましたので、法令集を引く練習は必要かと思われます。 ○二次試験 二次試験はとにかく「講習会」受講あるのみです!しかし、これの資料が結構分厚いんです(笑) 私事ですが、九州のド田舎より福岡までの交通費・宿泊費・受講費等を考えると、講習会に来たからには何としてでも合格しないとと思い、一番前列で受講しました。 試験対策は、講習会の資料を何枚かコピーして、時間配分等も含めて何度もシュミレーションして、練習・練習・練習の日々でした(お盆休みは潰れましたが)。 実際の試験では、必須事項はスラスラと書けましたし、単結図、鬼門の衛生配管図等も定規を使って描け、見直しが出来る時間もありました。 おかげで、細かいミス等も修正できたので、時間配分についてもシュミレーションしておいて良かったと思いました。 ○その他 受験を決めた時、何気なく開いたこのサイトに出会っていなければ、どうなっていたか非常に怖くなります (特に体験談は非常に参考になりました)。 なにせ、情報・テキスト等の少ない資格ですので、自分にあった勉強方法で毎日少しでもいいから、継続あるのみです(私の場合、少しでもサボると「THE END」な性格なので)。 最後に・・・ weknow様、サイトの仲間の皆様、ありがとうございました。そして、これから受験される皆様、来年は体験談に投稿しましょう(笑)。 継続は力なりです!! |
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リックドムさん | |
1. | 受験履歴 |
平成19年 | |
2. | 体験談 |
現場で設備の仕事をしていても、建築と設備の両方を知っている人は、あまり多くいません。 それならと思って受験してみることに。 まず驚いたことは、願書にお金がいる、受験料が高い、参考書が高い、問題集にいたっては、2次試験の答えすら無い。 どうしていいのか、全くわかりませんでした。 ただひたすら過去問を解いていく。 目標の正解率90%になるまでくりかえしました。 2次試験は学会の講習を受けたうえで臨みました。 作図はフリーハンドで、書きました。 回答欄を間違えて15分位のロスがありましたが、最終的には1時間ほど、時間があまりました。 2次試験は出題傾向が予想でき、繰り返し問題を解くことで精度とスピードは上がります。 ひとつ言えるのは、はじめての受験の方は1次、2次試験とも、その年に取ってしまわないと、受験料と講習代、遠方の方は交通費や宿泊費も次の年もかかってしまう、そう思うとテンションも下がります。 頑張ってください。 |
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働きマンさん | |
1. | 受験履歴 |
平成19年度 | |
2. | 使用テキスト |
一次試験 建築設備士試験 問題と解説−平成19年版−(株)霞ヶ関出版社 建築設備関係法令集−平成19年版−(株)霞ヶ関出版社 |
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3. | 講習会 |
2次試験受験準備講習会 | |
4. | 体験談 |
初めにweknowさん、情報を載せていただいた皆さん大変お世話になりました。 ありがとうございます。 簡単ではありますが体験談を書きたいと思います。 一次試験は問題集をひたすら解きました。 ポイントとしては繰り返すのが一番ですが、効率よくやるためには間違えた問題のみ再度挑戦。 そうしていくうちに間違える問題が減って最終的には大半が身に付きます。 それと専門でない分野もあると思いますが、インターネットで調べたりして用語の意味がなんとなく分かるくらいにはしておくと頭に入りやすいと思います。 あとは一級建築士をお持ちの方は時間を空けずに受験をした方が良いです。 似たような問題が出ます。 二次試験は講習会に参加してその内容を網羅する。それに尽きます。 私は初めてで不安になり、過去問題など探しましたが全く売っていません。 しかし、前述のとおり講習会を受けて試験日まで突っ走ればだいじょ〜ぶ。(お盆休みは勉強しましょう。) これから受験する皆さん、頑張ってください!! |
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maxさん | |
1. | 受験履歴 |
平成19年度 一次試験合格 平成19年度 二次試験合格 |
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2. | 参考図書 |
平成14年度・17年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 日建学園 1級建築士用テキスト(計画編) イラストでわかる1級建築士用語集 |
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3. | 講習会 |
平成19年度 二次試験受験準備講習会 空衛工学会 | |
4. | 体験談 |
一次試験 先ずは私のキャリアですが、官民の電気設備設計を8年ほどやっており、意匠・構造・空衛設備の知識としては、ぼんやりって感じでした。 受験動機ですが、設備設計・コンサルの業界で建築設備士は堂々と名刺に書ける資格ですし、廻りに十分評価してもらえる資格だと思っていましたし、又、資格手当てという面では最上位であったので、思い切って受験に踏み切りました。 実際勉強を始めたのは3月ぐらいからで、電車移動の時に過去門を解からないなりにひたすら流して解いていってた程度です。過去門を眺めること20日間くらいで、自分の実力、建築設備士試験の出題範囲の広さ、出題傾向がうっすらと見えてきました。それでも、眺めているだけでは無理だと実感し、4月に入ってからは設問種別ごとのノート作成に入りました。かなり大変ですが、ノート作成は効果覿面です!書くことと、自分なりにまとめることでより頭にインプットされます。逆にこれをやらないと合格は出来ないでしょう。私の場合3歳の活発な娘がおり家では勉強できない環境なので、いつも仕事を早く終えて、自宅近くの喫茶店やファミレスで19時〜23時位までやってました。(日曜はリフレッシュする為にに家族サービスにあてましたけど。)5月中旬でようやくノートもまとまり、理解も深まりました。それから法規問題に集中しました。法規は一番点数が稼げるとこなんで、皆さん抜かりないように!私は建築設備関係法令集に、過去門4年分の設問全ての関わる箇所にア ンダーラインを引き、インデックスを張ったぐらいです。(アンダーラインを引いた箇所はページをクシャクシャにするといざという時に開きやすいです)しかし、それだけでも10日は要しました。法規は4年分だけでも十分学習できるし、アンダーラインを引いてるだけで何処のインデックスに何が載ってるか素早く引けるようになります。結果法規は2問間違いで済みました。試験1週間前に後回しにしていた電気・空調・衛生の計算問題に一切手を付けてないということに気付き、過去門8年分の計算問題だけをコピーして、もう丸暗記でした(笑) 実際試験を終えてみて、まったくお手上げという問題は無かったです。新規の問題も2択まで絞れました。結果は78点でした。 1次試験はとにかくモチベーションを維持し、勉強時間をどれだけ割けるかに掛かっていると思います。 二次試験 自己採点後直ぐに二次試験突破講習会に申し込みしました。講習会は受講しないと二次試験合格は極めて困難だと思います。講習終了後も理解できなかった処は、講師の方に質問し、その後もしつこくメールでの質問をしました。講師の方も親切丁寧に回答してくださいました。記述試験の勉強法は、A4の半分位のノートに予想問題と回答を写し、丸暗記です。製図はひたすら描きまくって覚えました。(受変電単線結線図は問題用紙とまったく同じ寸法、升目の用紙に何度も練習しました)一次試験と比べ、二次試験は出題範囲も狭まりますので、集中して勉強したのは25日程度でした。 皆さん口をそろえて言うように、「この燃えろ建築設備士のHPに出会わなかったら・・・」私も当然その一人です。それも、この受験体験談は大いに役立ちました。このサイトをご覧になった方々から多くの合格者が出ることを願っております。 受験者の方々 自分に負けず頑張ってください!! |
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平成20年度 | |
HISAさん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年度 合格 | |
2. | 参考図書 |
平成18年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 平成19年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 平成20年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 |
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3. | 講習会 |
平成20年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成20年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
(一次試験) 電気設備を専門としている私にとっては、建築一般と建築法規が一番ネックになったため、3月から過去問繰り返し演習しました。 特に建築法規に関しては、過去6年分の問題解答に記載されている条文すべて、平成19年度の建築設備法令集に年度別に蛍光ペンで色を変えて記入していきました。この記録を持ち込み可能となる平成20年度の建築設備法令集に赤線でマーキングしました。この作業は時間と根気(+根性)を必要としますが、これをやれば必ず建築法規は得点源になりますし、記憶も定着します。 建築設備に関しては、空調・衛生設備は、まったく手がつかないということはありませんでしたが、設計にかかわるような計算問題は繰り返し演習しました。 5月上旬大阪に行われたで一次試験受験準備講習会では試験の傾向やポイントは大変参考になりました。実際に説明受けてからは、計算問題がスムーズにできるようになりました。 講習会後は、過去問題の解けない問題の集中演習と、時間設定しての繰り返し演習を行いました。 (二次試験) 一次試験後、受験予備校の解答速報で自己採点に結果を確認し、二次試験対策講習会に申し込みました。講習会が8月上旬までの一ヶ月間は、図書館で調べたり、このホームページを参考にしながら、過去問題を活用して、解答作成しました。特に選択問題の受変電設備の単線結線図や第4問の設備室配置計画や設備設計計画は、実際に書いてみました。衛生図面から読み取ることはできても、書くことはできないため、勝手違いに大変苦労しました。また、図面の大きさになれるため、過去問題解答用紙を縮尺に応じたコピーに書く練習もしました。 (非常用照明、非常用スピーカー、自動火災報知機の配置位置の直感が身につきました。) また、参考資料として、国会図書館の文献複写サービスを利用し、持っていない過去の製図問題を取り寄せました。 二次試験対策講習会参加後、そのテキストを本に必須である基本計画の過去問題の傾向から、出題されている問題に対する解答をテキストから抜粋し箇条書きにて暗記しました。(何度も書きながら、唱えながら覚えました。) 製図は電気設備を選択し、実際に受変電設備の結線図や照度計算をテキストの解答例を参考に実際に書きました。試験1週間前に、2次試験問題(蓄熱層ありのケース)を使って実際に模擬試験をやりました。ここで実際の時間の感覚を確認しました。 試験時間5時間30分は、全く余裕のない時間であることを確認しました。 (試験当日) 試験時間内では食事など取れる時間がないと考えて、朝食はしっかりとりました。 解答用紙の大きさはA2版サイズで4枚あります。1枚目が必須の基本計画用で残り3枚がそれぞれ選択の空調・給排水・電気に分かれてりました。 試験室は普通教室なので、机から解答用紙がはみ出ました。受験者の配置が考慮されているので邪魔になるようなことはありませんでした。 直線は30センチ定規、採寸は15センチの三角スケール、トランスや衛生設備の給水栓や排水口などの丸記入はテンプレートを使いました。それ以外は基本的にフリーハンドで記入しました。 あっという間に過ぎていきます。試験は長丁場でしたので途中トイレに1回ほど立ちました。ペットボトルの飲み物とチョコレートを持参しましたが、飲み物を一口飲んただけで、食べている余裕はやはりありませんでした。 |
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5. | その他 |
かなり資金的な負担を強いられましたが、自分自身にとっては得るものがあったと思っています。4年後まで気力と根性が残っていればがあれは1級建築士も挑戦したいです。 | |
YAMABOさん | |
1. | 受験目的 |
1級建築士の資格はあるが、建築設備の知識をもっと深めたかったことで受験を決意。 (元施工管理、現在設計、監理、監修) |
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2. | 受験履歴 |
平成20年度 一次試験合格、二次試験合格 (大阪) |
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3. | 参考図書 |
H20年度 建築設備士試験 問題と解説 (霞ヶ関出版社) 建築設備士試験の総合対策(建築編) 建築設備士試験の総合対策(電気設備編) 設備士試験の総合対策(空調・衛生編) (建築及び空調・衛生編はあまり参考にならず、電気編は過去問が充実している) |
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4. | 講習会 |
平成20年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
5. | 体験談 |
1次試験結果→81点 建27、法19、設35 (1次試験勉強方法) 3月からスタート、建築の方は問題無いが、設備の方はなかなか思うようにいかず、苦しんだ。がしかし、問題を繰り返していくうちに内容を少しずつ理解した。試験日までの日数を割り出し、1日のノルマを設定し、日々それを達成するように勉強した。結果、過去問を8回繰り返し、一肢ずつ意味を理解することに努めた。要は計画力と根気と実行力のみ、やればやっただけ確実に力になると思う。 (2次試験勉強方法) 8月の講習会まで何もせず、講習会を受けてから勉強の計画を立てる。設備が専門外で初受験のため、講習会が無ければ絶対落ちていた。25,000円の価値は十分に感じた。まず、必須問題(10問)に出そうな項目と内容をノートにまとめ、ひたすら書いて覚えた。キーワードを覚えて文章を思い出すやり方を選択。そして電気、空調、衛生のうち、衛生を選択(一番とっつきやすい)し、予想問題を3回繰り返した。図面は時間が無いため、1回トレースして、線の意味を頭に入れた。これでよく試験に臨んだなと思う。必須の暗記に時間をとられ、図面の方が少々おろそかになった点が悔やまれた。まあ、3週間ではいたし方ないと思う。2次は必須問題の暗記をいかに早く覚えるかが鍵だと思う。試験日の前3日間(水木金)は有給を取りました。 |
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ポニョさん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年 | |
2. | 参考図書 |
市販されている過去問題集 120講とかいう参考書 |
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3. | 体験談 |
1次試験勉強 1月位からぼちぼち始めました。 一週間に2〜3日と決め1回2時間としました。 仕事をしているので、毎日行うとかのスケジュールよりも早めに初めて気楽にやっていこうという作戦にしました。とにかくイヤにならないようにこころがけました。4月からは今までの勉強時間にプラス、朝30分早く出社し始業じかんまで・・昼休みは30分勉強してから昼食、それから帰宅時間の30分前には仕事をやめて勉強しました。家に帰れば、子供の世話や酒を飲んだりテレビを見たりしてました。もちろん日曜日もしっかりと遊んでいました。 ラスト一ヶ月になれば週に4日に変更しました。 ラスト半月で5日に変更、ラスト一週間でも6日とし必ず休みの日を作りました。 要するにリフレッシュしながら持続したかんじです。 二次試験については、以前に設計をしていたのでちょっと自身があったため、講習会まで一度も勉強をしませんでした。講習会の時は思いっきり集中し残りの盆休みはしっかりと遊び、ラスト2週間は、死にものぐるいで一次試験とは全く違い毎日がむしゃらにやりました。でも盆明けは仕事が忙しかったので、夜中もやりましたよ! 今回の試験で思った事は、あんまり根を詰めないで持続有るのみ! |
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yoshioさん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年度 初受験 | |
2. | 参考資料 |
平成20年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 資料 | |
3. | 経歴 |
ゼネコンにて施工管理8年、設備設計10年 専門は電気です。 | |
4. | 体験談 |
<1次試験> 知人から過去問をもらっていたのですが、仕事の関係でほとんど勉強する時間が取れませんでした。実施に受験勉強を始めたのは試験前日の朝でした。 まず1時間は持込用法令集の付箋貼りを行い、次の2時間は法令集の中のマーキングに費やしました。実質的な勉強をしたのはその後2〜3時間だったと思います。 法令集に時間を裂いた理由は、何よりも持ち込んだ法令集のどこかに答えが書いている訳で、これを瞬時に開くことができれば確実に点数を稼げると考えたからです。実際この作戦は成功し、自己採点で法規は満点でした。 これ以外はほとんど勉強していませんでしたが、設備設計業務が長いこともあり、専門の電気関連もまずまずの点数が取れました。 対して一般建築は半分程度、空調衛生に関してはさっぱりでした。 自己採点では66点という結果でした。 2次試験対策講習はすぐ定員になるという話を聞いていましたので、一次試験の合格通知を待たずして二次対策講習の申し込みを行いました。 <2次試験> 空調衛生工学会の講習を受講して2次試験に挑んだのですが、今から思うとこの講習を受けずして合格はなかったように思います。 電気の講師の方の説明や回答例に疑問点もいくつかありましたが、空調衛生の回答例や解答記載方法などとても参考になりました。 また、採点する側からの視点でも説明いただいたので、それを考慮した解答の記載の仕方も理解できたと思います。 試験当日は時間ぎりぎりまで書くのに時間がかかり、最後の答えを書き終えたのは終了15分前だったと思います。 要領よく記載していかないと時間が足りなくなったかもしれません。 講習とこのHPのお陰により、二次試験はかなり手応えがありました。正解例がありませんので何とも言えませんが、自己分析では8〜9割正解だったと思います。 |
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5. | その他 |
私の場合は毎日の仕事が試験問題のようなことをやっていますので、ある意味恵まれていたかもしれません。 1次試験は上記のようにほとんど勉強できませんでしたが、なんとか一発合格することができました。 また、これから受験される方は2次試験の講習は必須だと思います。 同じ知識を持っていても、解答の記入方法によって採点が違ってくるかもしれません。 最後に、このHPの管理人様、投稿されているみなさま、どうもありがとうございました。 |
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小僧さん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年度 一次、二次試験合格 | |
2. | 参考図書関係 |
1次試験用 建築設備士試験 問題と解説 −平成20年版− 建築設備士受験の総合対策改訂7版 −電気設備編− 2次試験用 講習会テキスト |
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3. | 講習会 |
利用しました | |
4. | 体験談 |
■設計事務所、機械設備設計担当、一級建築士 去年(H19)一級建築士試験の勉強をしていたので建築一般については殆ど勉強せず、過去門を4年分2週したのみです。 法規は法令集に過去4年分マーキングし、苦手の電気関係の法規問題は文章を丸覚えしました(笑) 基準法、消防法は一級建築士の勉強が役に立って法令集のマーキング程度の勉強でした。 設備の問題は4年分の過去門を勉強しましたが、電気の計算問題は理解できないのは捨てました。お恥ずかしい限りです。 結果80点程度取れました。 過去門ばかりでした。 2次試験「空調」 ■講習会で言われたことを勉強しました。 殆どその通り出題されました(笑) ■おわりに 感想ですが、1次は過去門4年分・2次は講習会の対策で突破できると思います。 法規は満点取れるので建築一般が不得意な人は点数稼げます。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 管理人様、ご意見を下さった方々、本当にありがとうございました。 |
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genesisさん | |
1. | 受験履歴(試験地:東京) |
平成20年度 一次試験合格 二次試験合格 | |
2. | 使用参考書 |
(毎年購入) @設備手帳 (H19.12月購入) A建築設備士試験 120講(2005:第1版)/学芸出版社 (H20.4月 一次試験受験準備講習会にて購入) B建築設備士受験の総合対策(電気設備編) C設備士試験の総合対策(空調・衛生編) D建築設備士受験の総合対策(建築編) E建築設備士試験問題と解説(平成20年度版) F建築設備関係法令集(平成20年度版) |
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3. | 講習会 |
(H20.4.27) 平成20年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 受講料\25,000 テキスト代\21,055 (H20.8.9) 平成20年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 受講料\25,000 |
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4. | 職歴等 |
電気工事現場監督→設備(電気)設計 | |
5. | 受験(一次試験) |
5−1)気構え 受験料が高い事から、一年で絶対受かるぞって決心しました。 5−2)一次試験準備講習会まで @設備手帳 いつも携帯していますが、設備の部分は一回も見たことが 無かったので、設備の部分を暇なときに眺める感じでみていました。 A建築設備士試験 120講(一番使った) 仕事柄、一泊出張とか多かったので、飛行機や電車の中で 4月の講習会まで繰り返しやりました。勉強回数と理解度が 記入できる様になっていたので、1周目は出題範囲の多さから、 全然判らずやばい気がしていましたが、一度みた問題はそれ なりに解ける様になりました。3回くらい繰り返しました。 5−3)一次試験準備講習会(H20.4.27) B建築設備士受験の総合対策(電気設備編) C設備士試験の総合対策(空調・衛生編) D建築設備士受験の総合対策(建築編) 一次試験受験準備講習会はこの3冊でやりました。講師が説明した 部分にひたすらマーカーを引きました。(講習会以降は使用無し) E建築設備士試験問題と解説(平成20年度版)(2番目に使った) 講習会の時、過去問は繰り返し出題されるが、前年分は出題されない との話があったのでH16〜H18の3年分を繰り返し80点以上取れるまで やった。 F建築設備関係法令集(平成20年度版) 法令集付属のインデックス+自分専用のインデックスをつけて 必要最低限のアンダーラインをつけました。覚えることは どの法令がどの辺りに載っているかと言うことだけです。 これに慣れていないと条文を探すのに時間がかかってしまう。 5−4)一次試験(H20.6.22) 建築・法規(午前3時間)設備(午後3時間)時間がかかりそうな 問題は後回しにしてテンポ良くこなしました。結局は時間が 余りましたが途中退席は問題集が持ち帰り出来なかったので しぶしぶ最後までいました。(二次試験講習会は定員制なので 合格発表前後に申し込みが殺到するので、自己採点が必要です。 問題はは持ち帰った方が良いです。) |
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6. | 受験(二次試験) |
6−1)二次試験準備講習会まで 一次試験から講習会までは何を勉強して良いかもわからず 何もしませんでした。(怠けました) 6−2)二次試験準備講習会(H20.8.9) 講習会では分厚いテキストが配布されました。過去の出題傾向が 良く判り、学習の進め方も判りました。(このテキスト出題傾向は 参考になりますがテキスト自体の間違いが多いです。 →こんな間違いは減点にならないのかって少し安心したり...) 講習会では事前に発表される二次課題に沿って、過去の出題から 類似問題の解説がありました。 講習会以降試験日までは、盆休みに集中的に図書館に通って 例題を解いたり、作図したりしました。 (これは慣れるまでやった方が良いです。) 6−3)二次試験(H20.8.24) 2次試験(5時間30分)は時間との戦いです。A2サイズの答案用紙 も勝手がしっくり来ませんでした。 共通問題の基本計画は問に対して要点を5項目程度埋めていきます。 共通問題10問で2時間を越えてしまい。少しあせり始めました。 選択問題(電気)機器表、照明計算&器具配置、スケルトンは 日ごろやっているので難なく出来ました。(スケルトンはCADに 慣れているので手書き練習は絶対必要) 設備関係諸室(電気、発電機、熱源、空調、衛生他)計画はいろいろ いじくり回しててしまい時間がかかった。 ダクト図、配管図も練習していたので理解できたのですが、 定規で丁寧に書きすぎて最後の30分、時間が無いことに 気づき、フリーハンドでギリギリセーフでした。 なにせ、ひとつでも空欄があると不合格ですから... (反省点)過去問を通し(5時間半)で練習していなかったので 全体の時間配分が把握できなかった。 |
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7. | その他 |
資格試験は今までもいろいろ経験してきましたが、建築設備士は 他に類を見ない高額受験料なので真剣でした。 管理人様そして皆さま 貴重な情報を頂き感謝しています。ありがとうございました。 |
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ブルーマーリンさん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年 | |
2. | 参考図書関係 |
平成17年版 建築設備士試験 問題と解説 平成20年版 建築設備士試験 問題と解説 建築設備関係法令集 平成19年版 |
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3. | 講習会 |
平成20年度 二次試験準備講習会 空衛工学会 | |
4. | 体験談 |
きっかけ 私は空調設備会社で現場代人をしておりました。実は以前から内勤の話があり、現場希望の私は当然の事ながら頑なに固辞しておりましたがいよいよ社命という事になり、泣く泣く受け入れました。 経験者はお分かりになると思いますが、現場と内勤では時間や勤務内容が天と地程違います。現場の時から建築設備士には興味がありましたが、今回その空いた時間を利用してスキルアップすべく望みました。 試験準備 受験申し込み時期の3月からなんとなく始めました。基本はとにかく過去問の書き取りです。記憶力や学習能力が低下 しているせいかなかなか覚えられませんでしたが、過去数年分の問題に対し自分で解答用紙を作成しデーターを取って行くと 苦手分野がハッキリして来ます。5月の連休には休養半分、苦手克服半分で勉強し連休あけからは法規に重点を置きました。 6月に入ってからは通しで再確認しました。とにかく独学で孤独な日々でした。 法令集には赤と青の見出しで見分けをつけ、アンダーラインも同色で色分けしました。実際マーカーペンで塗りつぶすよりも試験の際には見やすかったです。 一次試験 試験会場へは家から30分程度でつきました。外はドシャ降りの雨のうえ、席は狭くとっても寒かったです。午前の建築一般と法規は本当にギリギリでした。おにぎりを食べ休憩し、午後の建築設備に望みました。 1時間程余りましたが問題集を持ち帰りたかったので見直しタイムとし、自己採点なんぞやって時間つぶしをしてました。 家へ帰ると早速HPに続々と情報が入りだし、数日で出尽くしたような感じになった段階で確信し講習会に申し込みました。 実は一次試験後首がパンパンに張り、2日程不調でした。それほど席が狭かったです。 その後講習会までは中だるみでなにもせず海やバーベキュー・釣り等で遊びまくってました。 講習会及び二次試験 講習会で得たものは空調専門の私でさえも衛生がどうも回答し易そうだということと、設計思想がしっかりしていれば流れで回答出来そうだという事でした。 ただし電気は分かりませんでした。 以前1級計装士を取得した際もそうでしたが本当に電気は分かりませんでした。 講師の言うがままに覚えました。 二次試験当日、会場までは40分程度で到着しましたがまだ会場しておりませんでした。 (1時間前から会場だと知らなかった)外でおにぎりを1個だけ食べました。 なんと真っ黒い蚊に左腕を刺されてしまい試験中痛痒くて悩まされました。 一次試験会場よりは多少スペースがあるのと、前後の席をジグザグにした事によりそれ程狭くは感じませんでした。 使用したのは筆記用具以外は三角スケール(小)と定規と電卓のみでした。 講習会以降はひたすらフリーハンドの練習をしてましたので、平面図・配置図・系統図全て直線以外は定規を使いませんでした。 タオル・お茶・飴・ガムを用意し、案の定トイレも一度行けただけでした。 ただし40分程度見直し時間を確保出来たおかげで計算問題に間違いを見つけて訂正する事が出来ました。 個人的には一次試験の方が緊張したし、終了後も精神的にクタクタでした。二次試験は書き続けなので手が疲れます。 昨今パソコン主流の時代ですので慣れておいた方が良いと思います。 余談ですが最近の大学にはエスカレーターがあるのには驚きました。トイレもリゾートホテルなみでやはり少子化対策なんでしょうね! |
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5. | その他 |
当HPの管理人様、諸先輩方のこの場をお借りしてお礼申し上げます。みなさんがおっしゃる通り当HPに出会わなければ 何をしていいのか分からず合格も難しかったと確信しております。 本当にありがとうございました。 これから受験される方もご自分を信じて頑張って下さい。独学で孤独でしたけど(試験会場では会社単位で受験するのか? 相当数の方が会話されてました)自分は「やったんだ!!」後はそれをはきだすだけというつもりで望みました。 気持ちが折れそうになったら気分転換もいいと思いますヨ!! 一人でも多くの方が合格体験談をUP出来る側になる事を願ってます。(^^)V |
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koolさん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年度 合格 | |
2. | 参考図書 |
平成18年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 平成20年度 建築設備士試験 問題と解説 霞ヶ関出版社 建築設備士120講 学芸出版社 イラストでわかる給排水衛生設備の技術 学芸出版社 イラストでわかる防災消防設備の技術 学芸出版社 イラストでわかる建築電気エレベーターの技術 学芸出版社 イラストでわかる空調の技術 学芸出版社 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 |
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3. | 講習会 |
平成20年度 一次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 平成20年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 |
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4. | 体験談 |
前置きですが、自分はハウスメーカーに勤めており、将来に1級建築士を受験するためにこの資格を取ろうと思いました。 なので、建築全般の知識はありましたが設備の知識はほとんど無かったので勉強は苦労しました。 (1次試験) まず手始めの参考書として120講を読み始めました。 建築の分野はそれなりに理解して読めましたが、設備の分野はほとんどわかりませんでした。 120講はかなり要約されているので、十分な解説もありません。 まずは設備の基礎を学ぶ必要があると思い、イラストでわかるシリーズを購入しました。 イラストで分かるシリーズを読んだのはかなり良かったです。 見開きの左ページが文章、右ページがイラストになっており、初心者向けのやさしい文章でイラストもあるので、基礎を学ぶのにかなり役に立ちました。 その後で120講を読むと、わからなかった部分も理解して読めました。 また、1次試験講習も受けましたが、これは正直なところ受ける必要はなかったと思います。 高いお金出してまでの必要はなかったですね。 この受講で参考書の総合対策の電気、建築、空調・衛生は3冊とも購入しましたが、しっかり読んだのは電気だけです。 理由は建築は元々ある程度の知識はあった事、空調・衛生は建築設備士受験を想定されたものではないので、純粋な勉強としてはよいでしょう が、試験対策としては参考になりませんでした。 その点で電気編は建築設備士受験を想定して作られているので、かなり参考になりました。 私の意見としては、1次講習は受けず、電気編の参考書のみ購入するか、電気編・建築編を購入するかでよいと思います。 以上の勉強で基礎が出来上がってからはひたすら過去問題を繰り返してやりました。 過去の体験談でもありますが、過去問を繰り返すのはかなり重要です。 過去問を一通りすればわかりますが、過去問と同じ問題や同じ様な問題がよく出題されます。 問題は1問で5つの選択肢があり、ほとんどが間違いや不適切を1つ答えるものです。 過去問ではその間違いだけでなく、他の正しい4つの選択肢の文章も覚えました。 過去問を少し変えた出題もあるからです。 そして建築法規も実際に法令集から答えを探す作業をするのが大事です。 法令集を繰り返しめくることで、どこにどの内容が載っているかがわかるようになってきます。 以上の勉強を重ねていよいよ試験の日が来ました。 午前の建築一般・建築法規はあまり時間があまりませんでした。 やはり法令集を見ながらの回答なので、時間がかかりました。 午後の設備の試験は逆に1時間半ほどで終わりました。 途中退室は問題用紙が貰えないので最後まで残るか迷いましたが待ち時間があまりにあるので受験票の裏に自分の解答を写し、途中退室しました。 自己採点では71点でした。結果はもちろん合格していました。 (2次試験) 1次の自己採点で合格しているだろうとのことで、2次講習を1次の合格発表の3日前に申し込みました。 定員が120名に対してすでに90名の申込みがあるとのことでした。 皆さん結構早めに申し込まれてます。 そして講習までは建築設備図面の見方・かき方を読みました。 それ以外に何を読んだらいいかわからなかったので、それ以外では体験談を見ながら、選択は電気・空調・衛生の中でどれにするかの情報を集めました。 そのうえで、自分は講習の前から衛生を選択しようと決めました。 そして2次講習ですが、こちらの講習は合格するためには必須の講習だと思います。 手作り感のすごくあるテキストで、誤字や内容に疑問を持つ部分も少しありますが、模範解答や模範図面もあります。 講習後はこのテキストを元に勉強しました。 前半の記述問題も予想される問題の答えをひたすら覚え、過去問の図面を何度も書きました。 そして試験当日、私の受験地は大阪です。 会場は2人掛けの机を1人ずつに割り当てられたので、いろんな道具を持参しますが、ゆったり受験できました。 製図板や平行定規は持参せず、T定規は持って行きました。 結局T定規は使いませんでした。机の形状的に使えなかった。それでも特に問題はありませんでした。 製図板やT定規などかさばる物はわざわざ用意する必要はないと思います。 ちなみにテンプレートも分度器もコンパスも使わなかった。2次試験は休憩なしで連続5時間半の受験なので、片手で食べられるおにぎりを用意しました。 解答用紙はA2サイズを4枚配られました。 1枚は共通の記述問題用、あと3枚は選択の電気・衛生・空調で1枚ずつ。 まずは記述問題から始めました。 1時間半で終わらせる予定が、2時間かかりました。 ほぼ予想通りの出題でしたが、必死で覚えた模範解答がなかなか出てこない。 答えを絞り出すのに時間がかかりました。 食事は記述問題をしているうちに書きながら食べるのがお勧めです。 なぜなら、選択問題では図面を書くのに定規を使うので、両手がふさがってしまいます。 記述問題は右手で書きながら、左手でおにぎりを食べるということができます。 なんせ2次は時間にあまり余裕がないんです。 記述問題を終えた後、トイレに行きその時にたばこで一服しました。 それからは選択の衛生です。 衛生のよいところは計算問題が簡単なことです。 計算問題をさっさと終わらせ、図面に取り掛かりました。 やはり図面が一番時間がかかる。 一通り図面を書き終えたら終了の15分前でした。 残り15分は当然解答を見直しました。 図面も慎重に書いたので、特に訂正する部分もなく、試験終了。 さすがに5時間半の試験はしんどい。 ちなみに図面はフリーハンドでも良いようですが、私は直線は全部定規で書きました。 記述・選択共に予想外の出題は無く、それなりの手ごたえはありました。 |
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5. | その他 |
4月から本格的に勉強を始め、休日のほぼ全てをつぎ込んで勉強しました。 その甲斐あって合格ができました。 その間、このサイトにはすごくお世話になりました。ありがとうございます。 そして私の体験が来年以降の受験者の少しでも参考になればと思います。 |
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きいろさん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年度 初受験合格 | |
2. | 参考図書 |
平成18年度 建築設備士試験 問題と解説 平成20年度 建築設備士試験 問題と解説 建築設備士受験の総合対策(電気設備編) 電気設備学会 建築設備士受験の総合対策(建築編) 建築設備技術者協会 設備士受験の総合対策(空調・衛生編) 建築設備技術者協会 設備士試験問題回答例集(H13〜17年度) 建築設備技術者協会 |
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3. | 講習会 |
平成20年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
(一次試験) 一次試験は、諸先輩達が仰っている様に、過去問の繰り返ししかありません ひたすら過去問題を繰り返しました。多分7〜8回やったと思います。 全ての年度で、90%以上取れるように、頑張りました。 自分は機械が専門なのですが、苦手意識のある、構造や電気の計算問題は 簡単なものは理解するようにしましたが、覚えられない、と感じたものは 無視して他の問題の精度を上げることに重点を置きました。 総合対策の、電気設備編、建築編の問題も全てやり 判らない所はその2冊を用いてなるべく理解する用に使いましたね。 総合対策の、空調、衛生編と設備士試験問題回答例集は殆ど使用しませんでした。 試験の一ヶ月ほど前に、平成19年の問題で模擬テストを自分でしたのですが その時に55点しか取れずがっかり・・・。又そこから精度を上げる様に努力しました。 後、法規も得点をアップするには大事です。マーキング、付箋は当然やりましたし 答えが書いてあるのですから、手は抜けません。おかげで、18点取れていました。 本年の一次試験は、合格率に現れているように、素直な問題が多くラッキーで、 合計で80点取れていましたので、すぐに二次講習会の申し込みもしました。 (二次試験) 二次試験は、講習会が終わってからの2週間で何とか間に合いますが、 必須問題は書きまくりです。 試験が終わってからも指が痛かったです。 選択は衛生でした。 注意点は、その時の問題と建築図面との整合性を図ることですかね。 系統図なら、PSの位置を確認し、立管をどこで振るか、などなど・・・。 自分は選択問題の機器表作成の計算問題で間違えたのですが、 水の使用量が雑用水と飲料水の比率は 当然なのですが部屋用途によって違っていたりします。 その際に、その比率を掛けるのを忘れてしまって間違ってしまいました。 回答は特に計算問題は、2度やる位の気持ちが必要ですね。 衛生の計算問題は特に難しくありませんから。 又、系統図、平面図など全ての問題を、自分なりに手書きで書く練習が必要です。 二次試験に関しては合格の判定が難しいし、今後も想定の範囲と思いますが 今回自分が受けて見て、選択問題での間違いは、致命的!と思っていたのですが 合格できていましたから、5問中3問までの間違いなら、合格できるみたいです(?) ただ、他で大きな間違いが無ければ?と思いますが・・・? 自分の場合、必須問題は排煙計画で△、受変電設備容量で△。 選択問題の系統図で屋外散水栓への系統の書き忘れ、 厨房の平面図でバルブのいくつかの書き忘れ、 他はまぁまぁだったのかな?と思ったりしています。 過去問題、回答例などは、図面を見ながら要点を理解する必要もあるように思います 私からのアドバイスは、とにかく繰り返す、目標を持って繰り返す。これに尽きます。 |
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EPATさん | |
1. | 受験履歴 |
平成20年度(試験地:大阪 二次試験選択:衛生) | |
2. | 参考図書関係 |
新訂版 建築設備士120講 滑w芸出版社 建築設備士試験問題と解説 平成20年版、18年版 渇焜槙ヨ出版社 平成20年版 建築設備関係法令集 渇焜槙ヨ出版社 |
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3. | 講習会 |
平成20年「建築設備士」第二次試験受験準備講習会 (社) 日本設備設計事務所協会 他 | |
4. | 体験談 |
●一次試験対策 受験を決心したのは昨年末でしたが、その時に本HPと出会い、試験内容や勉強方法について色々と知ることが出来ました。 本HPに書かれていることを参考に受験勉強を始めたのは、今年の1月下旬です。当初は「建築設備士120講」を1日2講ずつ消化して、4月からは過去問に移ろうと考えていましたが、実際に終わったのはゴールデンウィークも過ぎた5月中旬でした。ペース配分が失敗した理由は、自己分析すると以下になります。 @性格上、参考書に書かれている内容は極力隅々まで覚えようと思って勉強していたが、勿論全てを覚えられるはずも無く、結果的にペースダウンした。 A参考書の最初から順に全ての項目を勉強したため、「こんな内容が本当に試験に出るのか?」と半信半疑で勉強した項目もあり、モチベーションが低下した。 A勉強をスタートしたのが1月で、「試験は6月下旬だから、まだどうにかなるだろう」という気の緩みでペースダウンした。 「建築設備士120講」の勉強を終了した時点で、巻末の模擬試験の得点は63点でした。 その後過去問に取り掛かりましたが、とにかく1年分でも多くのものに触れておきたいと思い、書店で平成20年度版を、インターネットで平成18年度版を購入しました。まずは、選択肢の内容で理解不足なものについて他の参考資料で調べながら、この6年分を2回繰り返しました。その後は、自分の不得意分野に特化して勉強し、最後に各科目(一般知識、法規、設備)毎に時間を計りながら2回繰り返しました。この時点で、各年の過去問が80点位得点出来るようになっていました。結果、他の皆さんが受験体験談で書かれている通り、出題傾向やポイントが次第に分かってきて、(意味があるかどうかは別として)最後は問題を見た瞬間に誤りの選択肢を答えられるものも結構ありました。 不得意分野でしたが出題の可能性が非常に高いため重点的に復習したのは、消音、防音、防振、施工関係です。また、法規は過去問で出題された箇所(選択肢となった部分や、過去問で誤った選択肢となった部分。単語は蛍光ペン、文章は下線。)をマーキングし、さらに法令集に付属されていたインデックス以外に自分で付箋に項目を書いてより細かく分類して、実際に何度も法令集を引くことでスピードアップを心掛けました。法規は、選択肢の内容が法令集のどこに記載されているかさえ見つければ必ず正解出来る科目です。また過去問を繰り返すことで、「選択肢中のどのキーワードをポイントに法令集を調べればよいか」が分かってきます。この科目で正解数を稼ぐことが、一次試験合格の大きなカギになると思います。 試験に合格することを第一に考えるのであれば、やはり過去問を中心に勉強を進め、理解不足な点を他の参考資料で調べていくというやり方が効果的です。学んだ知識を自分の業務に生かすという本来の趣旨とは若干異なってしまいますが、全分野を満遍なく隅々まで勉強していくと半年程度の受験勉強では対応出来ないほど、この試験の内容は広いです。また、一次試験は各問題5択ですが、正解を4つ見つけるのではなく、不正解を1つ見つければ良いと意識を改めた方が楽だと思います。特に法規は、全ての選択肢を法令集で調べていては時間が足りなくなるので、過去問で出題された正解(正しい法規)は出来るだけ暗記し、実際には選択肢の中で怪しそうなもの2・3つを法令集で調べるというのがベストだと思います。 ●一次試験本番 試験会場へは、注意事項等説明が始まる30分程前に到着しました。当日はあいにくの雨で、試験会場となった大産大の教室は冷房がきつく、少し寒かったことを覚えています。 回答のおおよその時間配分は、以下を想定していました。 午前:一般知識60分(2分/問)、法規110分(5.5分/問)、チェック10分 午後:設備175分(3.5分/問)、チェック5分 午前中はほぼこれと同じペースで回答を進めていくことができ、午後に関しては1.5時間程度で回答が終わりましたが、問題用紙が欲しかったため最後まで残らざるを得なく、残りの時間は何度もチェックを繰り返しました。 試験が終わった時の感想は、例年に比べ過去問の出題率が高い気がして、合格率が上がりそうだなと思いました。 帰宅後、早速本HPのExcelファイルに自分の回答を入力しました。翌日の1回目予想で80点を超えていた為、ここで初めてホッとしました。その後すぐに日建学院のHPでも正解予想が発表されていたため、そちらも平行してチェックしました。 最終的な得点は、一般知識26点、法規18点、設備44点の合計88点でした。 ●二次試験対策 何しろ二次試験の出題内容や勉強内容については一次試験より情報が少なく(本HPしか頼りは無かった)、とにかく受験体験談の通り「第二次試験受験準備講習会」を受講し、その後受験勉強を進めようと思っていました。答え合わせで合格ラインの60点を超えることが出来そうと判断し、早速講習会の受講を決めました。 一番早くに情報がアップされた日本設備設計事務所協会のHPから申込書をDLし、FAXで申し込みました。開催日は、大阪だと試験本番の2週間前で準備期間が短く非常に心配だったため、敢えて前年度一次試験合格者対象の東京@を選択しました(結果的には講習会を受講した限り、前年度合格者かどうかは関係無かったと思います)。東京までの往復が金銭的にも時間的にも負担となりましたが、このお陰で試験本番まで十分時間を掛けて受験勉強が出来たと思います。講習会自体は、テキストに沿って二次試験の傾向と対策を説明して頂き、この講習会を受講していなければ間違い無く合格は不可能でした。 一次試験終了後この講習会までの約1ヶ月は何も勉強をしませんでしたが、講習会終了後はテキストを基に勉強を進めて行きました。ただ、本HPにも書かれていましたが、このテキストは誤記が目立ちますので、注意して活用すべきだと思います。 まず必須問題は、講習会テキストを参考に予想問題に対する回答を25問程度ノートにまとめて暗記しました。空調方式や照明計画等については、室を数ヶ所想定して回答を作成する訳ですが、その際に共通の語句や考え方を極力用いると暗記する量も少なくなり楽だと思います。 選択問題(衛生)の計算問題は毎年似たようなものが出題されるため、素早くミス無く計算出来るよう過去問を繰り返しました。 また、衛生平面図・系統図に関しても、選択問題(共通)で出題されるダクト・配管・プロット図に関しても、出題傾向が数パターンに限定されるため、過去問を何度も実際に書く練習をしました。この際必ず時間を計りながら作図練習することが大切だと思います。衛生を選択される方は、電気プロット等には余り馴染みが無いかもしれませんが、講習会を受講すれば各器具をどのようなルール(面積や場所など)で設置すれば良いか教えてくれるので、それを覚えれば問題無いかと思います。(制気口やFCUの数も同様) 機械室レイアウトですが、講習会で各室の必要寸法を教えてくれるためそれを暗記して、その他のポイントを押さえながら、これも過去問の建築図を使って自分だったらどのようにレイアウトするか何度か書いてみました。熱源設備室と空調機設備室は出題条件で必要面積が変わると思いますが、過去の回答例から、熱源設備室は延べ面積に対して水冷が1.5%、空冷が0.8%とし、空調機設備室は1台当たり30uとして覚えました。熱源設備室や空調機設備室はドライエリアに近づける、受変電設備室と発電機設備室は隣接させる、衛生関係室と電気関係室の上部は水場を避ける(逆に言うと、水場の下は空調関係室となる)、衛生関係室は奥まった場所でも良い、などを考慮していくと、おのずとレイアウトが固まってくると思います。 ●二次試験本番 試験会場へは、注意事項等説明が始まる30分程度前に到着しました。試験会場の中央工学校は、二人掛けの机を一人で使えたため、そんなに窮屈な思いはしませんでした。 回答のおおよその時間配分は、以下を想定していました。 出題条件の理解:15分 必須問題:70分(7分/問) 選択問題(衛生):計算問題30分、系統図45分、配管図45分 選択問題(共通):機械室レイアウト30分、ダクト図15分、配管図30分、プロット図30分 チェック:15分 しかしながら本番は、必須問題を終えた時点で30分以上もオーバーしていて相当焦りました。失敗した理由は、必須問題はノートを見てひたすら暗記していただけで実際にペンを執って書いたことが無く、本番では手が非常に疲れてしまって回答を書くスピードが遅かったことです。勉強時には、必須問題も他と同様に実際に書いてみることをお勧めします。結局全ての回答が終わったのは終了5分前で、チェックも満足にすることが出来ませんでした。昼食もおにぎりを持参しましたが、勿論口をつける暇などありませんでした。 作図は、縦・横のメイン配管とメインダクトのみ三角スケールを、シンボルは円と正方形のみテンプレートを使いましたが、それ以外はフリーハンドでした。選択問題(共通)は、自分が選択しない他設備の答案用紙も使用することが出来るため(試験終了時にこれらの解答用紙も回収されます)、検討や下書きを行うのに是非活用して下さい。 それと試験前に、円・だ円・正三角形・正方形・文字以外のものが付属されているテンプレートは使用不可と試験官から念を押され、円弧や矢印が付属されたものを持参した人は使用出来ず、可愛そうな思いをしていたので注意が必要だと思います。 二次試験後は、本HPの掲示板で計算問題の回答は確認でき少しは安心しましたが、それでも他の正解は正式発表されないため不安な毎日でした。結果的には合格することが出来て、非常に嬉しかったです。 掲示板や受験体験談に沢山の方々が書かれている通り、本HPと出会わなければ私も合格は無理でした。管理人様をはじめ、ご自分の体験談を投稿された皆さんのお陰です。本当に有難うございました。私の体験談は余り参考にならないかもしれませんが、来年以降受験される方々はどうか頑張って下さい。 |
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電気屋あきさん | |
1. | 受験履歴 |
H19年:1次不合格(法規が×) H20年:1次、2次合格 |
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2. | 参考図書 |
・H19年受験時 建築設備士試験120講 平成19年版 建築設備士試験 問題と解説 建築関係法令集 平成19年版(建築担当に借りた) ・H20年受験時 建築設備関係法令集 平成20年版 (H19年1次試験にて法規が×だったため、今年は購入しました。自腹を切らないとだめですね(^^)。) 平成20年版 建築設備士試験 問題と解説 (上記20年問題と解説は、発刊と同時にてアマゾンにて購入後、19年試験問題と解説をコピーしてすぐにユーズド品でアマゾンにて販売しました。購入価格とほぼ同額ですぐに売れました。) |
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3. | 講習会 |
平成20年度 二次試験受験準備講習会 空調衛生工学会 | |
4. | 体験談 |
私も本HPを参考に受験し合格を勝ち取りました。H19年試験時は知りませんでした(^^;)。 諸先輩方の助言(体験談)を参考に試験対策してみてください。 私自身の報告としては、受験して感じた(実践した)ちょっとしたテクニックを記載します。 -1次試験(法規)について- 法規は、後ろ(問題20)から前(問題1)に問題を解く ・・・なぜなら、後半の問題は易しいからです。法令集を確認する場合でも、すぐに正解を見つけられます。前半数問の難しい問題は、時間が余っている状況でゆっくり取りかかれます。法規は満点を取るつもりで望んでください。 -2次試験について- (記述部分) 回答欄はすべて埋める。ずばりの解答が出来ない場合は、一般論的な記載でもよさそう。 (製図部分) 定規を使ってなるべくきれいに書く。正誤判定するのは同じ人間です。汚いより綺麗な方が見る方もプラスに判断するのでは?三角定規(10cm程度)、30cm定規、テンプレート(○、△、□程度)等で、実践を意識して何度も書く練習をしてください。 私は電気設備を選択し、20年度の試験は傾向が変わった為、今年の合格は難しいだろうな(遮断容量の計算はそのまま記載した、照明の室指数の計算式を忘れた、太陽電池を記載していないなど)と言うのが試験後の感想でしたが、空調、衛生の部分も含め平均点が取れていれば合格するようです。また、図記号は最新のものを使いしましょう。二次試験受験準備講習会では、古い図記号が使われていますので、自分なりに書き直しましょう。 大変な試験でしたが、合格するとホントに嬉しいです。受験する方、応援しています。 |
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